日置市東市来町湯之元を散策しました。湯之元温泉があるところです。
元湯・打込湯です。後でこの温泉に入りましたが、二つの泉源から性質の違う湯が湧いており、浴槽が二つあります。
湯之元温泉は古くから湯が湧いていましたが、1640年代初期、黒川大煩兵衛(おおいびょうえ)が元湯温泉を掘り、一般に入浴させたのが起源です。島津家の殿様や奥方様、西郷隆盛も訪れました。
上に温泉神社があります。
前の写真の正面に、お湯かけ薬師像があります。
願い事の箇所に、右の温泉をかけます。
昔の市来温泉(湯之元温泉)の絵。御前湯(おまえゆ)、地頭(じとうゆ)、所湯(ところゆ)と、身分によって分けられていました。
温泉神社へ行きました。
「温泉発見記念」の碑。
温泉神社社殿。
温泉神社から湯之元の街を望む。
温泉神社から下りて諏訪神社へ向かうと、道路脇に湯之元の田の神があります。
道路反対を向いて建っています。
左手にお椀を持っています。1739年の建立です。鹿児島県の有形民俗文化財に指定されています。
顔のアップ。
右手のメシゲは頭のシキに乗せています。この形は珍しいです。
石倉がありました。
次回は諏訪神社へ行きます。