鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

阿久根のハマジンチョウ

2019-03-28 | 植物

阿久根市のハマジンチョウを紹介します。

 

阿久根市役所の南東に、はまじんちょう公園があります。右がハマジンチョウの池、左が古墳です。

 

湿地状の池にハマジンチョウがあります。

 

海水と淡水が混じるところに生育し、マングローブを形成します。

 

反対側より見る。

 

メヒルギに似ています。

 

ハマジンチョウ(浜沈丁、ゴマノハグサ科、ハマジンチョウ科とも)の花。

名前の由来は浜に生えるジンチョウゲからですが、ジンチョウゲとの関係は薄いそうです。香りはあまりしません。

 

五島列島や天草にも自生するそうですが、ここは九州本土唯一の自生地として、県の天然記念物に指定されています。

 

案内板。

ちなみに、メヒルギの花はこちらです。

 

隣にある鳥越古墳群1号墳。波留鳥越にあったものを移設しました。

 

4世紀に造られた県内最古のものです。

 

内部の石室。安山岩の扁平な平石を積んだもので、隙間の少ない積み方です。

コメント (4)
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