阿久根市のハマジンチョウを紹介します。
阿久根市役所の南東に、はまじんちょう公園があります。右がハマジンチョウの池、左が古墳です。
湿地状の池にハマジンチョウがあります。
海水と淡水が混じるところに生育し、マングローブを形成します。
反対側より見る。
メヒルギに似ています。
ハマジンチョウ(浜沈丁、ゴマノハグサ科、ハマジンチョウ科とも)の花。
名前の由来は浜に生えるジンチョウゲからですが、ジンチョウゲとの関係は薄いそうです。香りはあまりしません。
五島列島や天草にも自生するそうですが、ここは九州本土唯一の自生地として、県の天然記念物に指定されています。
案内板。
ちなみに、メヒルギの花はこちらです。
隣にある鳥越古墳群1号墳。波留鳥越にあったものを移設しました。
4世紀に造られた県内最古のものです。
内部の石室。安山岩の扁平な平石を積んだもので、隙間の少ない積み方です。