鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

白鳥神社の杉

2019-04-22 | 巨樹・古木

前回紹介した宮崎県えびの市の白鳥温泉の、少し下にある白鳥神社を紹介します。

1703年にこの神社から切り出された赤松の巨木が、東大寺大仏殿の虹梁(棟木)に使用されました。

 

参道入口です。左右に御神木の杉の巨木があります。

 

左の杉。幹周り4.44m。屋久杉を植樹したものと言われています。

 

右の杉。

 

鳥居の奥に対の仁王像があります。

 

阿像。

 

吽像。

 

鳥居の横のお堂。

切り出されたのは樹齢二千年以上の赤松2本で、代金は1本が二千両でした。

 

前の写真の左に見える切り株のレプリカ。

1日860人の人夫と牛40頭によって、国分新川口まで115日をかけて運搬し、その後船を使って奈良まで運ばれました。1709年、東大寺大仏殿落成供養が行われ、赤松は大虹梁として今も大仏殿を支えています。

 

参道の階段を登ったところです。

 

959年に白鳥神社を創建した性空上人御堂です。

 

性空上人の像。

 

石橋を渡って社殿へ行きます。

 

白鳥神社社殿。

 

社殿の奥に御神木の夫婦杉があります。

 

夫婦杉の全容。

 幹周り:6m

 樹齢:約500年

 

根元。

コメント (2)
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