阿久根七不思議のうち4つを紹介します。最初は光礁(ひかるぜ)です。
戸柱自然公園にある護国神社へ行きます。
左を見ると、阿久根大島が見えます。
戸柱自然公園に、3つの歌碑が並んでいます。
与謝野寛(鉄幹)の歌。
光礁の波と岩とに今日ふれて 清く明るくなる心かな
与謝野晶子の歌。
乙女子のさし櫛ほどにやさしきは 西の阿久根の大島にして
八田知紀の歌。
光礁の光る心を人とはば 神のみたまと吾はこたえん
歌碑のところから海を望む。中央が光礁、その沖が阿久根大島です。
右が光礁です。光を発する岩としての言い伝えがあり、その光は白銀を溶かしたような色で、約30分光を放ったそうです。
その光は戸柱神社の光明で、これを拝むことができた人は、幸福になると信じられてきました。
明治の歌人八田知紀は、阿久根の名所・旧跡・神社・仏閣を調査していた時、この光を見たそうです。
この付近には黄金が眠っているのではないかとのうわさが流れ、鉱脈を発掘しようと大金を無駄に使った人がいるそうです。
光礁と阿久根大島。
護国神社です。