鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

八幡川源流を訪ねて(5)肝付家墓地

2024-01-24 | 源流を訪ねて

前回の香梅ヶ渕の左岸に肝付家墓地があります。

 

坂の左に5段の墓地があります。肝付家は1595年以降、270年に渡って喜入を治めてきた一族です。

肝付家12代のうち、3代目から12代目までの領主や一族の墓があります。

 

1段目の墓地。宝篋印塔や五輪塔などの墓が並んでいます。

幕末に活躍した島津家の家老小松帯刀は、領主肝付兼善の三男として生まれ、子供のころの名を肝付尚五郎といいました。その後、小松家に養子に行きました。

 

2段目は、菩提寺であった玉繁寺歴代住職の墓です。墓地の隣に玉繁寺がありましたが、廃仏毀釈で廃寺になりました。

 

3段目の墓地。

 

五輪塔の墓です。

 

4段目の墓地。

 

1709年に建てられた首なし地蔵菩薩像です。

 

隣には、立派な五輪塔が並んでいます。

 

美しい装飾が施されています。

 

最上段の墓地。

 

後ろに、やや小ぶりな墓が3つあります。

 

上に像が施され、美しい墓です。文化十年(1813年)の文字がはっきり残っています。

コメント (6)
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