さつま町の轟の瀬を紹介します。
上流のとどろ大橋から見た川内川の轟の瀬。
右は、江戸時代に通船のため開削した水路です。岩の上で火を焚いて、軟らかくして砕いたそうです。
複雑に浸食された岩。
ニョキニョキと生えたような岩。
橋から上流を望む。ここは静かな流れです。
右岸にある水天神社です。
石祠の水天神社。
復興の碑。平成18年、川内川が氾濫し、この付近は大きな被害が出ました。
右岸に、与謝野寛、晶子の歌碑があります。
歌碑。
さかしまに落ちつと見ればほがらかに轟の早瀬わが船すべる 寛
轟きの瀬は川の火ぞ少年はつぶてとなりて焔に遊ぶ 晶子
歌碑の前から轟の瀬を望む。
急流部。ここを舟でさかのぼるのは大変だったでしょう。
右奥に見えるのは、支流の穴川に架かる石橋の穴川橋で、次回紹介します。
左岸から見た轟の瀬。
左岸にある焼酎工場の石蔵です。