薩摩川内市東郷町南瀬(のうぜ)にある、南瀬山之口の虚空蔵菩薩像を紹介します。
右の階段を上がります。
急な坂道を登って行きます。
岩屋があります。
岩屋の奥に虚空蔵菩薩像があります。
虚空蔵菩薩像です。昔から「こくんぞさあ」と呼ばれ、疱瘡などの病気から子供を守る仏様として崇拝されてきました。
保存状態は非常にいいです。建立時期は不明ですが、香積寺(こじゃくじ)を再建した京順和尚が桜島から運んできたという説、廃仏毀釈の難を逃れるため川内方面から運んできたという説があるそうです。
穏やかな表情の菩薩像。
斜めより見る。頭に乗せているのは五仏宝冠です。
左手に如意宝珠、右手に宝剣を持つ姿です。
隣にある石造物は何でしょうか。
丸い石も祀られています。
左にある石塔です。