鹿児島市常磐町に、隠れた石橋があるので紹介します。
西田3丁目から水上(みっかん)坂を武岡に登っていくと、遠矢食品という会社があり、その手前にあります。
これは坂の上のほうから見たものです。
石橋を下流側から見る。
欄干と親柱があり、この下に太鼓橋という1連アーチ橋がありますが、隠れて見えません。
上流側から見る。
下流側の親柱と欄干です。向こう(右岸側)の親柱はありません。
上流側には両方の親柱が残っています。
かつて、ここに阿弥陀堂があり、豊かな水が湧いていたそうです。
水上坂という名前はその名残です。
水が湧いていたことを示すように、すぐ脇に水神様があります。
阿弥陀像です。廃仏毀釈のためか、上のほうは破壊され、顔はつぶれています。
近くに、東西客屋敷(水上の御仮屋)があります。
島津20代藩主綱貴公が別館を建てたので、常盤御殿と呼ばれました。
隠れ石橋という言葉が、忍者風でいいですね。
昔はここに、綺麗な水が流れていて、橋の役目をおっていたのですね。
隠れ石橋というのは、私が勝手につけた言葉です。
ここに水が湧いていたことも、水上坂の由来も、ここを訪れて初めて知りました。
ちゃんと想像してみえましたよ。。
長崎にもこんな橋があって 姪の夫がその工事の現場監督だったから写真撮って貰いました。
そして niemonさんは取材に要って下さいましたよ。
>廃仏毀釈のためか、上のほうは破壊され、顔はつぶれています。
あぁ 気の毒なことですね。。
ほんとうに
カクレちょる。
壊さないで遺したことはイイーな。
>長崎にもこんな橋があって
やはり、欄干だけ見えて石橋が見えない橋なんでしょうか。
niemonさんは、さすがですね。
この石橋は、小さなかわいい石橋だと思います。
今は水がないから閉塞したんでしょうね。
阿弥陀像は、全身がそろっているだけましです。
壊さないで、残してくれたのはいいですが、見られるようにしてほしかったです。
でも、欄干と親柱を残しただけでもいいですね。
常盤の雰囲気は好きでよく行っていたのですが,この石橋の存在はもちろん水上坂の由来についても全く知らなかったです。今度行けたら石橋の下を流れる水をのんびり眺めてみたいです。
ご返事、ありがとうございました。
饅頭石は、2回捜しに行ったのですが、見つけることができませんでした。
案内板もなく、わかりづらいですね。
鹿児島市のホームページに地図が載っていますが、そこにはないですね。
砂丘さんの案内に従って、再度探してみます。
見つけたらまた報告します。
この石橋のある水路は、コンクリートで覆われていて、水も石橋も見ることができません。