鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

喜入のメヒルギ

2007-04-18 | 植物
メヒルギは、海水と淡水が混じる熱帯の河口付近に分布する植物で、マングローブを形成します。
鹿児島県では、奄美大島の住用にあるメヒルギが大規模なマングローブとして有名です。
また、種子島の熊野にも大規模なメヒルギ群があります。

鹿児島県本土では、鹿児島市喜入の海岸にメヒルギがあり、自生する北限として国の特別天然記念物に指定されています。


喜入の生見地区の海岸にあるメヒルギ。
右が海で、左が国道226号線。


メヒルギの実は樹上で発芽し、熟すると落下して泥に根を張り成長します。
実の形が琉球のコウガイ(かんざし)に似ていることから、別名リュウキュウコウガイと呼ばれています。

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