鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

伊瀬知滝他

2010-12-10 | 水辺の風景
頴娃の石橋を訪ねたとき、滝も訪ねました。


頴娃のシンボル、大野岳(465.9m)。


高取川にある伊瀬知滝です。
南薩広域農道の高架橋の下にあります。
滝の落ち口から見たもので、高さ7~8mのなかなか迫力のある滝ですが、滝つぼに下りる道がありません。


滝つぼ。


滝の落ち口を上流から見る。


滝の上流です。
堰になっており、ここから落ちる小さな滝もあります。


高取川を上流へ行くと、前回紹介した佐々尾橋の下流に、2段の滝があります。
いずれも高さ3m程度です。


下流の滝のところに金網があり、山太郎カニがいました。
種子島でツガニといい、子供の頃捕って食べました。


上流の滝。
滝つぼが広く、趣があります。
滝の上流のアーチが、前回紹介した石橋の佐々尾橋です。
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祝迫橋他

2010-12-08 | 石橋
10月30日に掲載した南九州市頴娃の石橋の続きです。


高取川の石橋を下流から見て行きます。
これは山脇にある祝迫橋で、下流から見たものです。


下流左岸から見た近景。
 橋長:11.1m 
 幅員:4.35m
 架設年代:昭和7年6月
アーチは蔦に覆われています。


飯山にある佐々尾橋で、上流から見たものです。
これも、アーチが蔦に覆われています。


下流から見た佐々尾橋。
 橋長:12.5m 
 幅員:4.0m
 架設年代:昭和23年


佐々尾橋の下流に滝があります。
滝と石橋のツーショット。


さらに上流へ行くと、谷場橋があります。
右岸から見たもので、県道から畑に行く道です。


下流から見た谷場橋。
 橋長:6.55m 
 幅員:3.94m
 架設年代:昭和16年


馬渡川の支流にかかる桃木谷橋で、左岸から見たものです。
粟ケ窪小学校から少し北の県道脇にあります。農機具工場の脇です。


上流から見た桃木谷橋。
 橋長:5m 
 幅員:5.6m
 架設年代:昭和16年


下流から見た桃木谷橋。


馬渡川本流を上流へ行くと、雪新橋(せきしんばし)があります。
下流から見たもので、水に写ったアーチの中の景色がきれいでした。
 橋長:8.8m 
 幅員:3.5m
 架設年代:不詳
今回の石橋は、全て現役で使用されています。
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嘉例川駅の弁当

2010-12-06 | 食べ物
霧島池巡りに行ったとき、嘉例川駅に寄りました。


明治36年(1903年)の開業時のままの木造造りの建物で、大隅横川駅とともに、鹿児島県で最も古い駅舎です。
近年人気があり、この駅舎を見る多くの観光客で賑わっていました。


レトロな駅舎内部。
無人駅です。


ホームに出ました。
はっぴを着た人が駅の歴史などを説明をしています。


ちょうど、観光列車「はやとの風」が入ってきました。
鹿児島と人吉(または吉松)を結ぶ、人気のある観光列車です。


「はやとの風」の内部です。
5分くらい停車し、客は降りて駅舎の写真を撮ったり、弁当を買ったりしました。


この駅に寄った目的は、弁当を買うことでした。
九州の駅弁ランキングで上位にランクされる、人気のある弁当です。
最初の写真の行列は弁当を買う人です。


嘉例川駅の弁当。池巡りで食べました。
タケノコとシイタケが乗った炊き込みご飯、ガネ(サツマイモのてんぷら)、コロッケ、ナマス、ナスなどです。
私にとっては、昔から食べている田舎料理ですが、このような田舎料理が人気があるのかもしれません。
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冬じたく

2010-12-04 | Weblog
12月になって、だいぶ寒くなってきました。


我が家の冬じたくは、囲炉裏を出すことから始まります。
種子島の実家にあって、使わなくなっていたものを、修理して持ってきたものです。


囲炉裏だけでは寒いので、隣にコタツを置きます。
向こうのソファーの上はチロの定位置です。
寒くなると、チロもコタツに入ります。


実家に頼んで送ってもらった種子島の炭。
備長炭のように火持ちのいい炭です。
市販の炭は使えません。


赤々と燃える炭。
部屋で炭が燃えていると、精神的にも暖かい気持ちになります。
炭が燃える匂いもよく、この上に鉄瓶を置いて湯を沸かし、焼酎のお湯割りを飲むのは最高です。


我が家の庭を彩ってくれるツワブキの花。
晩秋から初冬にかけて花を楽しみ、春は新芽を食べます。
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小路麓と磨崖仏

2010-12-02 | 史跡
訪ねたのは以前ですが、薩摩川内市東郷町小路にある小路麓と磨崖仏を紹介します。
東郷支所から国道267号を川内市街地方向へ行き、田海川の手前の信号を右折するとすぐあります。


山の麓に、白壁の蔵のある武家屋敷跡が2軒並んでいます。
鶴ケ岡城跡の麓です。


向かって右の武家屋敷跡。


前の写真の武家門。


向かって左の武家屋敷跡。


この武家門は閉じられていました。
江戸時代へタイムスリップしたようです。


武家屋敷跡近くの鶴ケ岡城跡内に、小路磨崖仏があります。
彫られたのは、戦国時代の永正14年(1517年)です。
薩摩川内市指定文化財です。


阿弥陀仏坐像。
上には、梵字が刻まれています。


阿弥陀仏坐像近景。


石灯籠。
岩に掘られた珍しいものです。

小路麓には武家門の家は少ないですが、趣のある2軒の武家門と磨崖仏をセットで楽しむことが出来ます。
コメント (2)
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