阿久根市にある「おとんぼの滝」を紹介します。
阿久根の町から県道下東郷阿久根線を山下川上流へ行き、弓木野バス停から左折します。案内板に従って行くと着きます。
道路脇に案内板と像があります。
おばあさんが子供をおんぶしている像です。
近くのおばあさんが、孫にせがまれて、滝の上のムベを採ろうとして滝に落ちて亡くなりました。村人はこれを哀れみ、おとんぼの滝(「んぼ」はばあさんのこと)と呼ぶようになったそうです。
道路から見たおとんぼの滝。
滝の下流に下りることはできず、正面から見ることはできません。
滝の上部。梅雨の最中で、水量が多かったです。
滝の上流は早瀬になっています。
滝の落ち口から下を見る。2段の滝になっています。
滝の上はすべりやすく、おばあさんが滝に落ちたというのは、伝説ではなく史実らしく思われました。
県道を挟んで反対側に炭焼き窯がありました。
祖父が種子島で炭焼きをしており、子供の頃、仕事場の山の中へ行ったことがあります。
当時は山の中に窯を造り、付近の木を切って炭を焼いたあと、移動して新たな窯を造っていました。