今年度の長期に渡る生徒募集の仕事がやっとで終った。
しかしながら数日後に、大学受験に全敗した生徒の指導が迫っている。
そこで、僅かな休息日を利用して
久しぶりに温泉と読書三昧の日々を過ごしてきた。
今回読んだのは『モンスター映画の誕生』
『カフェイン大全』
『平成オトコ塾』の3冊。
ここでは澁谷知美さんの『平成オトコ塾』に記してみたい。
この本は、今、社会学がブームであると朝日新聞に紹介されていた中の一冊です。
・「男の友情」は競争的になりがち。
男友だちに癒しやケアの調達できる「男の友情」をつくる方法として
1 弱い自分をさらけ出し、
2 住む場所を近くして、
3 友だちのいいところを誉める
ことを渋谷さんは提言している。
・統計的な傾向でいえば、男性の精神的健康に女性の存在は欠かせないが、
その逆はない
それは女性が男性の話をきちんと受けとめて聞くからだそうです。
ということは、男性は女性の話をちゃんと受けとめない?
・「結婚期間が長いほど、夫は妻への愛情をつのらせていき、
妻は夫への愛情を失っていく」データが示されていました。
特に結婚6年目から14年目になると夫は30代半ばから40代はじめ
まさに「働きざかり世代」
夫の実質労働は1日10時間です。
子育てのたいへんな時期と重なり
「わたしがいちばん大変な思いをしているときに、
この人は少しも助けてくれなかった」
という夫に対しての妻の恨みになるそうです。
(どこかで聞き覚えのあるような耳の痛い話です)
言い争いをした後、
話し合う場合には、
・「Iメッセージ」(自分の気持ちに焦点を当てて話す話し方)が有効だそうです。
それは「僕は腹がたった」「俺は悲しかった」という話し方です。
それに対して「君は」で始まる
・「YOUメッセージ」(相手の行為に焦点を当てがちで、相手への攻撃になりやすい)
はIメッセージの効果を薄めてしまうそうです。
なるほど。
その他の章として、
・「包茎手術はすべきか否か」
・「性風俗に行ってはダメか」
など論文をわかりやすい文体に変えた読物となっています。
美容整形 高須クリニックの策略についてもふれられていて
「包茎治さなきゃ、私たち相手にしないよ!」などの文言を散りばめた
男性雑誌の広告で巧みに包茎手術を煽って、
包茎ビジネスで一日に1500万円も稼いだことが紹介されていました。
これ以外にもDV、
特に戦時中の男対男の事例は興味深く読みすすめる事ができました。
私の気のせいかもしれませんが上野千鶴子さんの香りのする一冊。
皆さん、一読されてみてはいかがですか?
しかしながら数日後に、大学受験に全敗した生徒の指導が迫っている。
そこで、僅かな休息日を利用して
久しぶりに温泉と読書三昧の日々を過ごしてきた。
今回読んだのは『モンスター映画の誕生』
『カフェイン大全』
『平成オトコ塾』の3冊。
ここでは澁谷知美さんの『平成オトコ塾』に記してみたい。
この本は、今、社会学がブームであると朝日新聞に紹介されていた中の一冊です。
・「男の友情」は競争的になりがち。
男友だちに癒しやケアの調達できる「男の友情」をつくる方法として
1 弱い自分をさらけ出し、
2 住む場所を近くして、
3 友だちのいいところを誉める
ことを渋谷さんは提言している。
・統計的な傾向でいえば、男性の精神的健康に女性の存在は欠かせないが、
その逆はない
それは女性が男性の話をきちんと受けとめて聞くからだそうです。
ということは、男性は女性の話をちゃんと受けとめない?
・「結婚期間が長いほど、夫は妻への愛情をつのらせていき、
妻は夫への愛情を失っていく」データが示されていました。
特に結婚6年目から14年目になると夫は30代半ばから40代はじめ
まさに「働きざかり世代」
夫の実質労働は1日10時間です。
子育てのたいへんな時期と重なり
「わたしがいちばん大変な思いをしているときに、
この人は少しも助けてくれなかった」
という夫に対しての妻の恨みになるそうです。
(どこかで聞き覚えのあるような耳の痛い話です)
言い争いをした後、
話し合う場合には、
・「Iメッセージ」(自分の気持ちに焦点を当てて話す話し方)が有効だそうです。
それは「僕は腹がたった」「俺は悲しかった」という話し方です。
それに対して「君は」で始まる
・「YOUメッセージ」(相手の行為に焦点を当てがちで、相手への攻撃になりやすい)
はIメッセージの効果を薄めてしまうそうです。
なるほど。
その他の章として、
・「包茎手術はすべきか否か」
・「性風俗に行ってはダメか」
など論文をわかりやすい文体に変えた読物となっています。
美容整形 高須クリニックの策略についてもふれられていて
「包茎治さなきゃ、私たち相手にしないよ!」などの文言を散りばめた
男性雑誌の広告で巧みに包茎手術を煽って、
包茎ビジネスで一日に1500万円も稼いだことが紹介されていました。
これ以外にもDV、
特に戦時中の男対男の事例は興味深く読みすすめる事ができました。
私の気のせいかもしれませんが上野千鶴子さんの香りのする一冊。
皆さん、一読されてみてはいかがですか?