芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

(み)ちいサンポⅡ

2010-05-04 10:10:10 | Weblog
陽気も良くなってきた。
今、「巣ごもリッチ」が流行だ。
新たな消費を喚起しようという流行だろう。
家電の買い替えも「巣ごもリッチ」現象の1つだ。
池袋、新宿など都内の主要ターミナルに
次々に出現するヤマダ電機。
年末には有楽町駅前のデパートに代わってヤマダ電器の出店が噂されている。
最新式家電への買い替えに加え、
自宅での豪華な食事は、
デパ地下ブームとも関係がありそうだ。
首都圏でも
立川、大宮、上野、品川のエキュート。
百貨店の売り上げ減に反比例して
エキナカでの売り上げは上昇中だ。

しかしながら、
内へ内へという傾向に対しては、
それに反発する力も発生する。

巣ごもりどころか、
自分自身の中へ閉じこもる傾向の私であるが
先日、義母を自宅周辺のサンポに連れ出した。

このところ、めっきり足が弱り200メートル位しか歩けない。
駅周辺のレストランに行っても行きはよい・よい。よろよろ。
帰りはタクシー利用もたびたびだ。
そこで、今回は自宅近くにある区民センターで車椅子を借りた。
たぶん、あるであろうと思って相談したところ無料で借りることが出来た。

日頃のサンポより、長い時間、
長い距離の周辺散歩が可能となり
春の風を感じながら新緑を楽しむことができたと思う。

以下は老人の乗った車椅子を初めて押して感じたことである。
道路の両脇には、
歩行者用に整備されたレンガ敷きの素敵な舗道が備わっている。
歩行者にとっては、レンガ敷きの舗道は
無機質なアスファルトの道路に
白線がただ引かれた舗道らしき場所よりもオシャレでもあるし、
歩く場所に高級感を感じさせてもくれる。
しかしながら、車椅子にとっては、
でこぼこしていて何とも移動しづらいのが現状だ。
なおかつ、近代的な舗道は道路や舗道に雨水が溜まらないように工夫されている。
よって雨水が両サイドに流れるように、
傾斜が設けられている。
なんとも、車椅子を押しづらいことか。
ずいぶんのっている人も車の傾きを感じているに違いない。
道路が交差する場所では、もちろん舗道が途切れてしまう。
次の報道に入るためには、一センチ程の段差がある。
これをクリアするのがまた大変だ。
前輪を少し持ち上げるか?
しばらく、車道を走り途中のフラットの所まで行くしかないのだ。

単に車椅子を押すだけの体験だったが、
子供用の乳母車とは明らかに違がう。
両脇の舗道も整備された桜並木が美しい道路ではあるが
桜並木の美しさ以上に街そのものの高齢者への不親切さを感じてしまった。
コメント
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