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「ワールドカップとワイドショー」

2010-06-15 10:42:58 | Weblog
サッカーのワールドカップ期間中だ。
昨夜も日本対カメルーンの試合を1時までテレビ観戦。
11時には床につく私にとっては少々寝不足な今日が始まった。
一次リーグで3戦全敗するのではないかという予測が占めていた。
メディアも加熱する報道をしてこなかった。
多分、南アフリカという日本から離れた場所なので
最低限の人員での取材陣を送り込むことしかできなかったのであろう。

おおかたの予想に反して、日本の勝利。
今朝の民放各局のワイドショーは、
最も旬なネタであり、報道したい。
しかし、その素材がないことを露呈していた。

テープであれば、すき切れんばかりに
何度も、何度も繰り返される本田選手の得点シーン。で話を続けていた。
それをネタに松木・名波・中山・・などかつてのプレーヤーたちが
長々と解説をしていた。

日本国内の殆どの人は、深夜にテレビ観戦を楽しんでいたと思うのだが、
それでは、いい「画」にならない。
そこでワイドショーにお決まりの手法が使われる。
街頭テレビからの延長のように
まずは、みんなが集まって応援する場所を映し出すことだ。
スポーツバー、スポーツカフェ、スポーツパブ。
観るスポーツであり、飲むスポーツ?
ナカタドットネットカフェで応援に興じるファンが映し出されていた。
さらに、○○選手の地元では同級生たちが集まって応援という映像。
○○選手の家族のお祝いコメントも定番として番組に入れ込まれている。
さらにカメルーンの映像も。
カメルーンと言えば、中津江村。
それしかカメルーンについてのイメージが沸いてこない。
日韓ワールドカップの際のキャンプ地となった村、「中津江村」。
テレビのニュースを作り出すために集められたとしか思えない村民が
地元体育館でカメルーンを応援する姿も放映されていた。

朝のワイドショーでは現地からの生中継はなく、
現地にいるレポーターと
電話がつながっているという声のみの伝達がやけに気になった。

勝った喜びで今後の2試合に向けての報道は、過熱することが予想される。
サッカーの放映を見ていて、解説者のうるささ、
あまりにも日本に肩入れした報道がやけに気にかかる。
私の興味は、今回活躍した日本選手のMF松井(グルノーブル)、本田(モスクワだ。
彼らが日本を離れることで何を学んだのか?
Jリーグとの違いを語って欲しいと思う。
メジャーリーグで活躍する日本人選手については、
ウィークリーニュースなどで取り上げられている。
サッカー選手の場合は、
イタリアに渡った中田の時ほど海外移籍選手たちの近況を
スポーツニュースには取り上げていない。
ぜひとも何らかの特番で海外移籍した選手たちのドキュメンタリーを見てみたい。
コメント
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