購入してから既に15年以上にもなろうかという8人乗りのワゴン車は、
子どもが使用することが多く、
使用したいときに使えない日々が続いていた。
彼はCB400というのバイクを所有しているのにも関わらず、
当然のように梅雨時や真冬はバイクではなく車を使用している。
私には何の断りもなく・・。
ただただ、私はガソリンを補充する役回りだけを与えられて・・。
都心に暮らしているんだからクルマは要らないかもと自分を納得させたり、
どうしても必要ならばレンタカーを借りればいいか~とも思いながらも・・。
しかしながらクルマを愛する年代だからであろうか?
ここ数年、いつでも使用できる車が欲しいという欲求が強まっていた。
しかも、それはこだわりの車。
今は製造していない旧いクルマである。
その名はホンダ「ビート」。
発売から20年以上も経っている古い古い車である。
現在所有しているクルマよりも古い年式の車。
80~90%以上の人は、
私がそんな古い車を購入したと言ったら、
「馬鹿じゃないの?」と言われそうだ。
このブログを読んでいる多くの周りにいる人達にもそういわれそうだ。
「なんで?」と。
時代は「エコ」カーブームなのに。
「エコ」イストになれない私。
この小さな車の欠点は全て理解した上での購入だ。
車内で会話できないくらいにエンジン音がうるさいらしい。
6000回転程度までエンジンを回してあげないとスピードが出ないらしい。
さらに、軽自動車であり、マニュアル車である。
オープンカーの出来が悪く雨漏りもするそうだ。
雨の日は乗車を控えたほうがいいらしい。
荷物はほとんど載せられない。
あるのは人間二人乗るだけのスペースしか無いクルマ。
それは、まさに時代の流れに対抗しているようなクルマである。
この「ビート」は
電気自動車でもハイブリッドでもなく、
四輪駆動でもなく、自動的に障害物を感知する車でもない。
最新の車を否定し、静で早く快適に走れる車とは間逆な車だ。
いい年をした親父が乗る車なのに「黄色」。
マニュアル車を運転して自宅まで戻ってこられるだろうか?
という不安を抱えながらも
「ビート」との体面が今から楽しみである。
しかしながら
日常が忙しすぎて、
いつ乗るのか?が問題であり最大の課題である。