休日の女子トイレは順番を待つ人たちが列を作っている。
学校の休み時間も短い10分間の間にトイレに殺到。
特に女子トイレには、その外まで長い列ができている。
今週は「待つ」ということの話題が多かった一週間であった。
東京都の場合、特別養護老人ホームへの入所を希望している老人は4万人以上。
全国では40万人以上が入所待ちの状態だ。
そこは利用者負担がリーズナブルということもあり大人気の施設でもある。
救急搬送されて仮に一般の病院に入院しても、
「老いは病気ではない」という理由で
一ヶ月以内に追い出されてしまう現実。
自宅介護が難しい寝たきりや痴呆の老人が入所できる施設は本当に有り難い施設である。
さて住居区に入所の申し込みをすると整理番号が告げられる。
私の知人のMさんの親は90歳代。
特養の入所待ち番号は180番代。
ということは
現在入所している180名の方々が亡くなるのを待っている状況とも考えられる。
入所が先か、それとも寿命が尽きるのが先か?
笑えない話である。
さて、杉並区では特養を区内ではなく、
静岡県の南伊豆町に建設することがニュースになっていた。
家族に直に会えない・・。
住み慣れた区を離れるなんて・・。
いくつかの問題点も指摘されていたが、
ぼけてしまう前に入所者本人や家族が同意できるのであれば、
それも一つの選択に違いない。
「痴呆」から「地方」へ!(これ私のオリジナルです)
特に私を含めて多くの地方から東京に上京してきた人々は
生育地にあるような施設への入所はベターな選択ではないかと思う。
その地域の人々が話す言葉や独特のイントネーションは、
外地からの入居者に安心感を与えるに違いない。
加えて、神奈川県の待機児童がゼロになったことも報道されていた。
民間の保育運営事業社と土地保有者とのマッチングや、
保育運営事業社への賃料補助などの効きめがあったそうだ。
さらに保育専門の相談員であるコンシェルジュが働いている人だけでなく、
働いていない人にも保育情報サービスを提供している。
そのソフト面での対応が待機児童数解消に寄与したそうです。
介護認定に関してはケアマネが対応しているし、情報提供もしている。
しかしもっと気楽に老人の介護問題について相談できるような「介護コンシェルジュ」がいてもいいかもしれない。
介護コンシェルジュは介護老人家族にとってケアマネ以上に気軽に情報提供してくれるに違いなく、
それらの人々の不安解消の手助けになってくれるに違いないと思います。