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『胃散(遺産)過多 』

2013-11-05 07:07:07 | Weblog

母親が他界してから、はや数ヶ月が経過しました。

さて9月初頭に田舎で暮らす兄弟から突然のメールを受け取りました。

その内容は亡くなった親名義の土地を自分の名前に書き換えたいという内容。

隣地を購入するので銀行から借金したい。

そのために、どうしても土地所有者の名義換えが必要であることを電話でも懇願されました。

かつて金利が下がり、銀行ローンの借り換えをしたいので土地の名義人の書き換えをしたいという要求が数年前にあったときには、私は断固反対しました。

親が亡くなった後の問題であるというのが、反対の理由でした。

今回は断るつもりはありませんでした。

私は田舎を離れて、何十年も経過しています。

現在、お陰さまで生活に困っているわけではありません。

財産分与を主張して、小金?をもらう気にはなれなかったからです。

周辺ではどろどろとした相続争いの話しを耳にすることは多々ありますが・・。

兄弟関係を悪化させることも嫌なので承諾しました。

数日後に土地家屋調査士というプロが作成した書類が送られてきました。

(私の経験では土地の名義変更は車庫証明程度の簡単な事務作業なのですが)

 

その約一ヶ月後に親名義の銀行口座の残金を解約し、

一時的に兄弟の口座に振り込む旨の書類が送られてきました。

親名義の口座を塩漬けにしておくわけにもいかないというのがその理由です。

当然のごとく、書類に捺印して返送したしだいです。

 

先週末に、突然のメールを受け取りました。

振り込まれたお金を隣地購入にあてたいという趣旨の簡潔で、突然のメールでした。

余りにもあらっぽい事の進め方にビックリしたというのが正直な気持ちです。

その日に電話もありましたので、承諾できないという返答をしました。

 

先ほど書いたようにお金の問題ではありませんし、もめたくもありません。

 

しかしながら、私はダマされた感でいっぱいだったからです。

これは憶測ですが、

初めに私に相談していたら、

一言われて土地購入がうまくいかなくなることを恐れたのかもしれません。

用意は周到であり計画的に土地代金支払いの前日に突然メールを入れてきたと思われます。

 

兄弟にダマされたような・・。

直接あって酒でも飲みながらザックバランに話し合いながら、

話しが進められていたのなら納得したのかもしれません。

しかし、メール一通。

何日経過してもモヤモヤしていて納得できない気持ちでいっぱいです。

怒りで法的に事を進めようかという気持ちさえ湧いてきます。

 

ここで、私が学んだことは子供世代に財産を残さないということです。

遺産は多ければ多い程、もめ事の発生の可能性大です。

遺産は胃酸。

過多なるほど気分が悪くなるだけです。

私の場合は雀の涙ほどの少額で良かったのですが、

それでも、今、胃酸に苦しめられています。

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