AKB48がオリコン年間ランキングの「シングルセールス部門」で、
史上初の4年連続シングル1位を達成しました。
具体的なトップは「さよならクロール」が195・5万枚。
次は「恋するフォーチュンクッキー」で147・9万枚。
3位には「ハート・エレキ」126・1万枚。
4位には「So long!」の113・3万枚です。
商品の寿命は横軸に時間、縦軸に売上を取るグラフです。
登って下る緩やかな小山を描くようなグラフとなります。
商品寿命は必ずありますから、
頂点を迎えたらそれ以後の販売は必ず下がってくるわけです。
それを見越しての次の作品の販売。
その繰り返しです。
次から次へと100万枚以上の売上を毎年継続していることには
本当に驚かされる限りです。
ここ数年、楽曲売上にはあまり変動が無いようですが
彼女たちグループとしての魅力や商品価値はピークを過ぎて下がり始めているようです。
具体的には対前年比でテレビCMが2社増えましたが、14社は減という数字にも如実に見て取れます。
人気が落ち始めているにも関わらず、
国や省は彼女たちの人気にまだあやかろうとしているようです。
例えば、14日、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の首脳が集まった晩餐会でAKB48は「恋するフォーチュンクッキー」を熱唱。
そのような首脳レベルの晩餐会でJ-POP歌手が歌唱するのは初めてだったそうです。
さらに、15日には文部科学省が高校生、大学生の海外留学促進を目的に開いたイベントでも歌っています。
韓国、中国と比べて留学者が少ない日本。
近隣ライバル諸国に負けないように留学希望者を倍にする目的実現ためのイベントだったようです。
具体的には、留学希望の高校生を前にAKB48が「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌留学バージョンを歌ったそうです。
このようにJ-POPアイドルが国のイベントに関与してくることが最近多いようです。
あくまでこれは憶測ですが・・。
国や省がイベントの専門家である電通や博報堂などに、その企画を丸投げしていることが考えられます。
私の専門分野においても、時に聞いたことが無いような専門的な用語が登場してきます。
私の経験では、ある省が、電通に調査を丸投げしてそこで新たに用語を登場させたことがありました。
国が関与して本格的にクールジャパン、そしてアニメやアイドルを打ち出そうとしています。
「あそうですか?」と副総理が言いそうですが・・。
J-POPアイドル、特にAKB48グループはオリンピックの開会式や閉会式に絡むことを狙っているのかもしれません。
アイドルと国のイベントのコラボをあなたはどのように考えますか?
国が絡んだり、国が主導する企画は大方あやしいと思っています。
J-POPの未来に疑問を感じてしまいます。
あなたはどう思われますか?