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『街頭演説』

2014-02-04 07:07:07 | Weblog

東京都知事選挙が近づいています。

今回の選挙に関心の無い私です。

特に支持政党もありませんし

誰に投票しようかを、まだ決めかねている私でもあります。

いままでにも、たまたま街中で選挙期間中に街頭演説に出くわしたことはありましたが、

今回は、渡辺先生のブログを拝見してから

妙に候補者の考えを直接聞いてみたくて、

寒い夜に行われた街頭演説会に行ってきました。

その場所は自宅から4駅目の自由ヶ丘。

駅に降り立つと、制服警官、私服警官が要所に立って物々しい警備をしていました。

いつもと違って緊張感が漂う雰囲気の駅ロータリー。

テレビカメラも設置され、あとは候補者の到着を待つだけの状態でした。

街頭演説は18時20分から開始。

まずは、元総理大臣の細川さんがマイクを握りました。

テレビニュースでは一部分が切り取られて報道されています。

細川さんに関しては

「いまさら老人が・・」

「殿のご乱心・・」

「政治家を引退してから何年経つのか?」

「総理大臣の職を途中で投げ出した・・」

「オリンピックに反対している・・」

「佐川問題・・」

などなど、ネガティブな報道が目立ちます。

 

そんな細川さんの第一声は

「無いこと、無いことを書き立てられている」から始まりました。

穏やかな口調での語り、

そしてそれぞれの内容に精通している話から深い教養を感じました。

大学の先生の講義をきているような感じでもありました。

(彼が政治家に向いているかどうかは別ですが・・)

舛添さんを細川さんが追う展開だそうです。

細川さんは原発反対だけではないということを冒頭でうったえていました。

高齢化、少子化、待機児童、オリンピック・・。

原発廃止以外はお金の割り振りで対応できる問題であり、

原発廃止については命に関わる問題であると細川さんはまとめていたと思います。

葛飾区の金町浄水場発生土からは、いまなお放射性セシウムが検出されている話は、

「やはり」というのが実感でした。

細川さんは山にこもった世捨て人ではなく

「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」http://greatforestwall.com/を通じて

理事長として震災復興にも励んできたことを今回始めて知りました。

小泉元総理の話は、話のどこを切り取られてもテレビの報道にのりやすいキレの良い演説であるというのが強い印象でした。

「今日はユニクロのヒートテックを着込んできたので寒くない」からの話。

さらに体全体から表現するパフォーマンスは聴衆に訴えかける力、大です。

内容は応援演説のためか?それほど濃いものではありませんでしたが、

演説を聞きながら「ポピュリズム」という言葉が頭に浮かんでもきたのも正直な感想です。

 

他の候補の街頭演説も聞いてみたいと思います。

ドクター中松?

コメント
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