私の勤務校では朝のショートホームルームの時間を利用して生徒の出欠確認を行います。
事前連絡がなく、不在の場合には該当生徒の自宅か保護者の携帯電話に連絡をいれています。
保護者が不在や電話に気がつかず応答しない場合もあるのですが、
まずは確認。
学校としてアクションを起こしたことを示すためにも何らかの着信履歴を残しています。
伝言が残せる場合には、必ずメッセージを残すようにもしています。
さて、同居人34が勤めている小学校でも同様のようです。
先日、事前の連絡も無く小学校1年生の児童が登校していないので
直ぐに担任が自宅に電話連絡をしたところ
母親からは定刻に自宅を出たことが確認できたそうです。
事故か?それとも事件か?
母親にも心当たりのある場所を探してもらうとともに
小学校の教員もすぐに行動に移したそうです。
具体的には直ぐに管理職が空き時間の教員を招集。
担任でなく、非常勤であり持ち駒が少ない(担当授業時数が少ない)
そして足が速い「34」も捜索隊に加わるように指示が出されました。
召集された教員数名が手分けして学区内を隈なく探したそうです。
捜索されている小学生自宅玄関前にはランドセルが乱雑に置かれたまま。
寒い朝の時間帯に学区内の公園、公園のトイレ、コンビニ、その他小学生が行きそうな場所を隈なく探したそうです。
行方不明の児童を見つけ出したのは「34」だったそうです。
自分だったら何処に隠れるかを予想して探したところ、
自宅と隣家の間にあるブロック塀に身を隠していたそうです。
発見時にはお漏らしもしていたとのこと・・。
直ぐに心配している母親に知らせるとともに、自宅に帰したそうです。
心配から解放されて母親はすぐに子供をバスルームへ導き
シャワーを浴びさせたとのこと。
その間中、家の外に取り残された教員たちは待ち続けたとのことです。
母親からの感謝の言葉もなく・・。
それにしても小学校の先生もたいへんです。
学区(通学の区域)も把握しておかなければいけないのですね。
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時に交通指導を行う緑のおじさんに対してもクレームの電話が入るそうです。
うちの子は確かに悪かったかもしれないが、発せられた言葉が厳しいと、学校に行きたくないと子供が言っていると・・。
「なんだかな~。」