この冬、台湾、シンガポール、ベトナムについで韓国(ソウル)に行ってきました。
冬の韓国はとっても寒く、気温はマイナス10度。
ソウルを流れる川(漢江)も凍っていました。
それはまさに顔に痛さを感じる寒さでした。
今回の旅では金浦空港から明洞(ミョンドン)にあるホテルまでの送迎はなく、
自力で電車を利用するプランを選択しました。
空港到着後に現地係員から受け取ったのは空港鉄道”AREX”と市内地下鉄利用カード。
「では、行ってらっしゃい」と言われただけでした。
事前に旅行社からは何の情報提供もうけていなかったこともあり、
ホテルまでの行き方やホテル周辺の地図を渡されるはずという甘い思い込みがありました。
失敗した。一瞬どうしようと思いました。
ホテルまで行けるだろうか?と悩んだのですが・・。
結果として空港や駅ではWifiが使用できるので何とかホテルまでたどり着くことができました。
それにしても、地下にある駅舎の立派さには驚かされました。
たぶん、有事に備えてのものであろうと思われます。
全ての駅には簡易式の酸素マスクや水などが設置されていました。
万一の場合には、地下駅は防空壕になり、
片側5車線もある道路は戦車の通り道になるのかもしれません。
日韓関係は慰安婦問題や産経新聞支局長問題などの報道もあり、
冬ソナの「ヨン様」ブーム時の日本人の韓国に対しての好ましいイメージはダウンしているようにも思えます。
しかしながら、現地、特に観光地、明洞では外国人顧客の対象は日本人と中国人です。
焼き肉店などのレストランメニューは料理の写真と日本語が必ず書かれていました。
店員も必ず日本語を話します。
同様に、店舗の看板も日本語併記。
さらに、店頭での呼び込みも日本語でした。
パートナーは、「そこのお姉さん」と言われていい気になっていたようです。
「何歳までお姉さんって言われるのかしら」とうれしそうに聞いてきました。
食事はネットとガイドブックで調べて地元の名店に行きました。
「景満宮」、「光化門」、「国立中央博物館」を初日に訪問。
特に博物館では日本と韓国の文化的な関係についての客観的な資料展示などがなされていてじっくり見いってしまいました。
「北村韓屋村」はヨン様のロケ地になった場所です。
そこは近代的な高級住宅と昔ながらの建築様式の伝統的な建物が密集する地域でした。
特に伝統的な村の両側には商店が立ち並び、鎌倉のような雰囲気をかもしだしていました。
「東大門デザインプラザ」はあの建築デザイナーのザハさんの作品です。
従来には見られない近未来的な建物でした。
夜は「63ビル」に行きました。
この建物がソウルで最も高く夜景が素晴らしく見える場所です。
ビンビール小瓶片手に夜景をみるという至福の時を過ごしました。
最終日は「南大門」、「ロッテマート」で買い物をしました。
購入品は韓国のりと真空パック詰めのキムチなど。
帰国後、それらをつまみにマッコリを飲みながら反省会を行いました。
現地の食事は食文化を意識しながらの食事。
生カニの醤油漬け(ハムチョ・カンジャンケジャン)
味付けカルビと生ユッケ(王妃屋)
サムゲタン(土俗村)
とても美味しく頂きました。
寒いので、あったかい食べ物は特に美味しくおもわれました。
つい食べ過ぎたこの旅で、また体重が増えたようです。
春の健康診断の心配がまた一つ増えましたとさ。