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『犬を買う、飼う』

2016-02-16 07:07:07 | Weblog

 私は動物があまり好きではありません。

それは子どもの頃の体験にあると思います。

幼少時に多くの野犬が毒殺されていました。

保健所が夜間に設置した毒入りのパンを食べて・・。

(ちなみに幼少の頃の記憶ですから、その真偽は不明です。)

親からは口をすっぱく言われてきたことば、「拾ったものは食べてはいけない」。

その言葉が強く印象付けられました。

現代であれば大きな事件として報道されそうですが・・。

さらに息絶えた犬に縄をかけて引き、子ども数人で近くの川にそれを投棄。

大人から厳しく叱られたことも記憶しております。

 

当時は悪ガキの私。

犬小屋に鎖で繋がれている犬を挑発して遊んでいた私たち。

鎖の長さを見あまり、興奮した犬から逃げられずに背中を噛まれた私。

大ごとにはならなかったのですが、私自身はその件以来、

特に犬に恐怖を感じるようになってしまいました。

漫画の「お化けのQ太郎」が犬を怖がる気持ちが理解できる私です。

 

数年前から実家では「トイ・プードル」を飼っています。

実家そばの山原(やんばら)のブリーダーから購入してきた黒い犬。

その黒い犬はとにかく狂暴です。

「わんわん」「きゃんきゃん」と白く尖った歯をむき出して大声で吠えてきます。

家人以外の外来者に吠える理由は不明ですが・・。

しつけが悪いのか?

その犬がおバカさんなのか?

それとも私を見たら吠えるようにしつけてあるのか?

とにかく、よく吠える暴れ犬。

 

以上の理由からも犬に興味が湧くと言うことはありませんでした。

 

さて最近、職場において犬を飼う家庭が増えてきました。

彼らと話をしていると「うちの子」という表現を多用して愛犬自慢をされる機会に遭遇します。

「愛犬」とは言うが、「愛ネコ」とは聞いた事がないな?。

いろいろ考えていると私の生涯において、

一度くらい犬を飼ってもいいかもしれない。

もし犬を飼うのであれば自分やパートナーの体力が弱る前の方がいいかもしれない。

そんなことを考えた末にとうとう犬を買ってしまいました。

その犬は生後3か月のトイ・プードルです。

3か月の子犬にした理由は値段の安さの魅力です。

3か月に満たない犬は店頭ではさらにかわいいので高値が付けられています。

30万円、40万円。安くても20万円。最終処分は一桁。

かわいくても、犬ごときに大金など出して買わないことは事前に決めていました。

3か月を過ぎると、いわゆる「売れ残り犬」です。

私がいくらで子犬を購入したかはここでは明かしませんが・・。

ペットショップの店員との会話で判ったことは、

土日のような客の多い日は店頭価格から5万円ほど値引いて売却処分してしまうそうです。

さて

犬を飼い始めての感想です。

○良い点は

・リビングが犬の居場所です。同居の子のリビング滞在回数や滞在時間が増えました。

・犬が媒介となり家庭内会話が増えたようにも感じられます

△問題点

・起床後すぐに、犬の餌をふやかし、餌を与え、そして排便の処理をすることが私の1日の始まりとなりました。

・まだまだ、子犬。リビングのジュータンのどこでもオシッコをしてしまいます。(臭)

 

飼い主の責任として最後まで面倒見ようと思います。

さてさて、どうなることでしょうか?

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