先週、やっと卒業式が終わりました。
毎年、実施されている卒業式ではありますが
今回は私が責任者を仰せつかっている学年。
ですから卒業式全般に関する計画、確認、準備、実施などと本当に多くの業務がありました。
本当に心身ともに本当に疲れたというのが本音です。
授業以外の分野の仕事の方が圧倒的に多い教職(高校)の仕事。
それは入学から卒業までの全般の業務に渡ります。
直近の卒業式の仕事だけでも・・。
成績優秀者の選定。
知事賞他、多くの権威ある団体から授与される賞状の申請とその受取り。
借用された会場の下見。
生徒着座指定席の割り振り。
プロカメラマンによる映像投影もあるので、カメラワークの確認。
保護者への案内状の作成。
答辞文書作成指導など、多岐に渡っています。
上記事例はほんの数項目ですから、
全てに渡っての細かな事にも注意しなければならないわけです。
それはまるで高校野球部の女子マネージャーや芸能人のマネージャーのような仕事をしているような錯覚に陥ります。
それは、試合等のスケジュール管理から選手の洗濯までのような多岐に渡る仕事。
職場では業務が多くて、仕事がきついのかもしれません。
現実問題として「病人」が多発しています。
一昨年は大動脈瘤破裂で生死をさまよった先生もいました。
昨年は肺炎にかかり一か月の入院生活をおくった先生も。
さらに逆流性胃腸炎で長期入院された先生など、病人が続発しています。
病気になる傾向として高3担当の先生方が、大学合格実績を伸ばさなければならないというプレッシャー、そしてそのストレスから病に倒れているのかもしれません。
そのような厳しい状況の中、
今年度、高校3年生の学年の責任者になった私。
学年が始まる前から、何もなくても職場の皆さんに心配していただいた1年間でした。
残念ながら、大学合格実績は昨年よりも結果は芳しくありませんでした。
しかし今年は
東北大、横浜国立、埼玉大、電気通信大、首都大東京、東京学芸大、秋田大他の多くの国公立大学へ複数の合格者を出すことが出来ました。
さらに私学では早稲田大学2桁合格、法政大学50名以上合格、東洋大学100名以上の合格者輩出と一部結果においては健闘した学年となりました。
国立後期の結果待ちですから、国公立の合格者数の上乗せは一部考えられますが
私の気持ちとしては張り詰めたものが終わった感になりました。
正直な気持ちとしては「「やれやれ」です。