二子玉川の犬だけを販売しているショップでは、
ざっと見たところ殆どの子犬に50万円以上の値がつけられています。
値札には親の体重が明記されているので、
成犬となった時の体重予想がほぼ可能です。
我が家のトイプードルは量販店で購入した普通のペット犬。
購入時には3か月、3キロ程の体重が今では5キロになってしまいました。
値札には成犬時には3~5キロと書かれていましたので最大値となってしまいました。
胴長、短足で、色はこげ茶。
夜の散歩時には、ハクビシンと見間違えられそうです。
さて、都市部では高価な超小型犬を購入して、部屋飼いしている人も多いようです。
職場の同僚宅でも2匹のトイプードルを飼われています。
散歩には一度も連れ出したことがないそうです。
つまり、その犬はマンション内の部屋だけしか知らない犬なのです。
我が家では基本的に1日~2日に一回、愛犬を散歩に外に連れ出します。
理由は、犬の運動と排泄を目的とした散歩です。
そのように散歩をしているとあることに気づきます。
<人とのかかわりを嫌う飼い主>
人との関りを嫌う飼い主は人と会わないような時間帯に散歩をしています。
それは夜の8時、9時や早朝の時間帯。
つまり、人通りが少ない時間帯での散歩です。
夕方の5時~6時の時間帯は多くの人が犬の散歩をするゴールデンタイムです。
対面する犬同士は、じゃれあいたい気持ちで一杯であり、興奮ぎみ。
そのような飼い主は、他人と関わらないように突然に進路を変更したり、
無理やりリードを引っ張って通り過ぎていくのです。
<犬を媒体にかかわる人々>
都会では隣人が誰なのかもわかりません。
挨拶を交わす人々も限られたものです。
私もそんな人間の一人です。
そんな私でさえも、
愛犬が他の犬とじゃれあいたがる場合には
まったく見知らぬ飼い主さんに声をかけます。
何歳ですか?
オスですか、メスですか?
お名前は?
どんな強面の男性でも、それらの質問をすると相手の顔の表情が緩みます。
そして、愛犬の名前などの正確な情報提供を話してくれるのです。
もっとも、一度聞いただけでは覚えられません。
加えて、飼い主どうしは実名を交換しあうことはめったにありません。
○○ちゃんの飼い主をスーパーで見かけることはあるのですが・・。
犬がいるから生まれるコミュニケーション。
それは、まさに犬ニケーションとも名付けられそうです。