どうでもよいと言われそうですが
交通事故のニュースを見ていると「自動車」と「軽自動車」を言い分けていることがすごく気になる私です。
単なる排気量の違いだと思うのですが・・。
さて、先日勤務校では大学の先生方をお招きしての特別授業が実施されました。
それは職場のT君が企画したイベント。
いくつかの大学のホームページにある無料出張授業をお願いしての実施でした。
合計6名の大学の先生が6教室に分かれての90分間の特別授業。
生徒はそれぞれ興味ある授業内容を選んでの受講となりました。
さて、大学の学生募集に関しての研究会にも所属している私は「大学の教職員が高校を訪問しての学生募集活動は止めた方がよい」とことあるごとに発言してきました。
その理由は、大学の先生方は特定分野の専門家であり学生募集の専門家ではない。
あくまでも私の経験上ですが、その営業トークにはやる気が感じられない。
マイナスの効果しかないのではないかというのが私の考えです。
それらの大学関係者の高校訪問を受ける側からとしても、
対応に時間を取られてしまいます。
その訪問から受ける印象も良くないのです。
大学関係者の高校への学生募集を目的とした直接訪問に代えて、大学は受験生や保護者との直接的なやり取りをしたほうが良いのではないかというのが私の考えです。
それはオープンキャンパスへの高校生の参加もそうでしょうし、大学の先生方が直接高校生に向けて授業をすることも効果的であろうとも主張してきました。
「夢ナビ」という企画などはビックサイトなどの大きな会場で多くの大学の先生方の講義を多くの高校生が受講できることが好評であり、毎年多くの受験生がそのイベントにも参加しています。
無料出張授業はそれぞれの大学の先生方が最も自信のある内容での講義。
いわゆる、てっぱんネタ。
大学のレベル云々ではなく、あの先生の講義を聞きたい、あの先生のいる大学で学びたいという気持ちが沸くくらいが理想なのですが・・。
今回、実際に出張講義を受講した生徒や各教室にいたクラス担任からの感想を聞いたところ、それはあまり芳しいものではありませんでした。
旧態依然とした古臭い講義?
知っていますか?ばかり連発され知らないことばかり。
多少興味があった分野への興味が失せたとの感想もありました。
研究の専門家イコール、講義がすごくうまいわけではありません。
今回の高大連携への試みはうまくいきませんでした。
文化社会学に限りますが
高校生の興味がわきそうな分野の専門家の顔が浮かびました。
何か企画してみようかなと思う私でした。