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『密な祝い事の結婚式』

2020-05-19 07:07:07 | Weblog

昨年の秋に挙式を予定していたが台風19号による交通マヒで披露宴を延期。

改めて翌年2020年の3月に披露宴を行う予定だったカップルが新型コロナウイルスの影響で披露宴ができなかったという話を耳にしました。

まさにお気の毒というしかありません。

 

そこで今回は挙式披露宴についてです。

結婚年齢の高まりや、そもそも結婚しない人々が増加していることがデータでも明らかです。

婚姻件数ですが年々減少しています。

1975年 941,628

1985年 735,850

1990年 722,138

2015年 635,156

 

しかしながら、初婚同士のカップルの結婚以外の再婚数は増加しています。

1975年 119,246

1985年 122,463

1990年 132,252

2015年 170,181

 

時代とともに戦後の結婚式のスタイルも変化してきてきました。

(元データは『冠婚葬祭の歴史』を参考にしています)

戦後、昭和20年代。

1945年〜 結婚式は家で行うのが一般的でした。

1950年〜1959年 神社での挙式が増加。

1960年〜1964年 神社での挙式がピークに達した期間です

 以後、神社での挙式の減少とは裏腹に神前結婚式が増加していきます。

つまり、神社ではなく結婚式場という場にて神前結婚式をあげるスタイルの増加です。

1947年11月 明治記念館 開館

 空襲で家が焼けてしまいバラック建ての粗末な家に住む若者に結婚式の場を提供する計画で開設されたそうです。

1948年 横須賀市冠婚葬祭互助会設立

1957年頃 ホテル結婚式の大衆化が始まりました。

 結婚式場の予約をデパートで可能になったそうです。

1959年 皇太子殿下ご成婚

     ミッチー・ブーム、結婚ブーム

1961年 「平安閣」名古屋市北区

1963年 「玉姫殿」京都市冠婚葬祭互助センターオープン

1970年前後 披露宴でのケーキ入刀という儀式が登場しています

1974年 キャンドルサービスの登場

     カメヤマローソクが売り込みを開始したそうです。

1976年 ゴンドラ登場

     大阪守口玉姫殿が最初です

1977年 ドライアイス装置の演出(ホテルオークラ、ニューオータニ)

1980年初頭まで 神前結婚式は高いシェアを保っていました。

1990年代 神前結婚式が減少。

それに相反してチャペルウエディングが増加しました。

 

これは推測ですが、

「十字架とヴァージンロードと教会らしい雰囲気」が人気でした。

これも推測ですが、高校や大学もキリスト教系の大学のレベルが総じて上昇したのでは無いかとも思われますし住宅も和室の減少が増加した時期と重なりそうです。

洋風化の加速かもしれません。

 

形式は時代とともに変化してきましたが、関係する人に集まってもらって祝福されるスタイルは一貫していたやに思われます。

しかし、新型コロナ禍での三密を考えると結婚式などの集いさえ躊躇してしまうのは間違いなさそうです。

 

 

 

 

 

 

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