非常事態宣言中ではありますが体育祭が実施されました。
昨年は中止でしたが今年はなんとか実施されました。
オリンピックまで50日を切った今ですから、スポーツをすることに対しては保護者もかなり寛大になっていることも実施できた要因です。
さて、当日の天気予報では曇り時々雨。
実施の可否も心配されましたが、朝6時にベネッセのクラッシーを利用した情報サイトで実施されることを確認しました。
かつて運動会の実施の有無を知らせるのは町内の花火でした。
地方都市にいけば、それも行われているかもしれませんが都内で朝から花火が打ち上げられるなど聞いたこともありません。
かつて雨で実施されない場合には、クラスの緊急連絡電話網を使って中止が伝言されました。
今は緊急連絡網は携帯電話の普及とともにかつてあったモノになってしまいました。
現在ではホームページに「中止」がこき込まれ、個別に登録されたメアドに連絡が一斉に発信されるのです。
(私の勤務校では登下校の確認として保護者にメールが送信されています。)
さて当日は食による感染回避の為に中学体育祭を午前中に、高校体育祭を午後に実施しました。
例年と比べて種目も大幅に減少。
それでも生徒たちは楽しそうでした。
クラスでお揃いのオリジナルTシャツをまとって競技に望んでいました。
今年の流行はオリジナルTシャツとセット販売されているクラスオリジナルメガホンでした。
全国の学校において「大声で声援しない」という暗黙のルールが出されていましたので、それを購入したクラスの多さが目立ちました。
殆どのTシャツには生徒の名前やニックネームが書かれて、Tシャツの同色の鉢巻とタオル、そしてメガホン。
これはクラス単位でのコスプレ合戦であると思った次第です。
都営の陸上競技場からは全種目が終わったら、全てのイスの消毒をするという強い指示が出されていました。
帰宅前の教室掃除と同様に、屋外の座席ではありますが座面の消毒を実施して全て終了となりました。
久しぶりに休憩なしでの屋外での仕事は重労働でしたが、生徒の帰宅時の明るい会話する姿に接し救われた気がしました。