100%充電を繰り返すと蓄電池の劣化速度が増すそうです。
そこで推奨されている日常の最大充電量は約85%程度にしておく方がよいとのこと。
テスラの場合は後輪駆動車が448キロ、前後輪駆動車が580キロ走行可能なので、日常の85%程度の充電で実質380キロ、又は493キロ走行できることになります。
殆どの日帰り旅行は自宅での充電でこと足りそうですね。
さて、仮にテスラを購入した場合は以下の充電方法があるようです。
(1) 自宅にテスラ専用の急速充電コネクターの設置
200Vの専用コネクターを設置すれば、夜間に充電を開始して朝には満充電となるようです。
値段は約6万円。工事費が15万程度。
200ボルトの工事費が捻出できない場合や、専用コンセントの設置に躊躇する場合には自宅の100V電源も使用できるようです。
ただし、充電には多くの時間を要するようです。
さらにその場合には日産が電気自動車リーフ用に販売している100Vも200Vも使用できる専用充電コードが必要となり、その金額が5万円かかります。
(2)テスラ専用スタンドで充電。
急速充電器をつかうと20分程で約80%が充電されるそうです。
ただし、この急速充電器の設置数はまだ少数です。
都内ではお台場、ANAインターコンチネンタル、六本木グランドハイアット、南青山など。
郊外は木更津のアウトレットそば、佐野のアウトレットそば、御殿場のアウトレットそばのコメダ珈琲駐車場に設置されているようです。
(3)その他の充電ステーション
その他としてあがるのは日産のディーラー、高速道路のPA、SA、ショッピングモール等に設置されている充電器です。
テスラの充電ソケットと日本独自の充電ソケットの形は異なっています。
そこで特別なアダプターが必要となります。
ちなみに、中国ソケットも違いますし、欧米のそれも違うそうです。
日本形式はβマックスと同じ過ちを犯すのではないかと心配になってしまいます。
加えて、代金支払いのカードも設置されている機械によって異なっているので注意が必要です。
例えば、e-Mobility Power(eMP)の急速充電カードは月額4200+1分15円従量。
日産自動車のZESP3のプレミアム10の急速充電カードは月額4000円+10分350円の従量制などです。
テスラの場合には、それらを利用するのは本当の緊急時の利用と考えた方が良いかもしれません。
最近、「レクサスUX300e」が発売中です。
すでに「ホンダe」、「マツダMX-30 EV」が販売されています。
予約を受け付け中の日産「アリア」も年末には登場します。
そして、来年にはスバルから「ソルテラ」が登場予定。
次々に登場する電気自動車に興味津々です。
都内にはマンションに暮らす人々が多くいます。
それらの人々が電気自動車を購入した場合のインフラの整備が遅れていると思うのは私だけでしょうか。