24日に開会する東京パラリンピックを小中学生らが観戦する「学校連携観戦プログラム」が問題になっています。
・オリンピックが無観客なのにどうして、パラリンピックに観客(子供たち)を入れるのか?
・災害レベルに感染が拡大しているこの時期にどうして観戦させなくてはならないのか?
上記の意見が述べられています。
東京都教育委員会の委員の多くが「やるべきではない」などと意見を述べています。
専門家の尾身会長は感染状況悪化の状況下の児童らのパラリンピック観戦に慎重な見解を示しています。
それに対して
東京都の小池知事は「まさに教育的な要素が大きい」「極めて教育的価値が高い」とその意義を述べています。修学旅行は中止しても。
丸川珠代五輪担当相も自治体からの強い要望があった中で実施することを明言しています。
どうして小池知事が「学校連携観戦プログラム」の実施にこだわっているのかまったく理解できません。
政治家が教育論を前面に出すときには何か裏があるように思えてしまうのです。
これはあくまで私の勘繰りです。
社会問題化されて、実施されませんでしたが無観客を決めたにも関わらずに、都立公園でのパブリックビューイング実施にこだわった東京都です。
すでに予算組して事前に業者発注済みなので途中で止めづらかったのだと思います。
たとえ、そこに観客が集まって「密」になっても。
これと同じことがあるのではないかと思われます。
子どもたちの学校連携観戦プログラム観戦代金は東京都が負担することを約束済み。
パラリンピックではテレビ放映権料も入らないので、東京都から支払われるその観戦代金に依存する割合が高いのではないか?
完全に無観客で実施する場合でも、事前の契約どおりに観戦料としての公金投入だけをおこなったことが仮に明らかになればバッシング受けてしまうのではないか。
小池都知事の説明があまりにも分からないので、上記のような勘繰りをしてしまう私なのです。
幸運なことに、私の勤務校は「学校連携観戦プログラム」に参加しません。
加えて、居住区の公立小中学校も参加しないようです。
それが当然だと考えてしまうのですが、いかが思われますか。