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『肩書がとれた私』

2024-04-09 07:07:07 | Weblog

学年主任として15年間の生活がやっと終わりました。

この4月から中間管理職という肩書が取れた年度が始まりました。

なんと勤務初日から職員室の机上に大量の書類が積み上げられています。

TOさんという新たな中間管理職は何でも私に仕事を振ってきます。

・職員室のデスクには「このプリントを300枚印刷して下さい」と。

⇒(心の声)輪転機を使えば15分程で終わる仕事なら、あなたがやりなさいよ。

(寛容なる私の声)15分位で終わる仕事なら、しかたない、やるか。

・闇バイトについてのヤングホーンコールのプリントをクラス分配布してください。

⇒(心の声)紙を数えて配るだけなら・・君がやりなさいよ。

(寛容なる私の声)生徒の誰も見ないだろうが、しかたない。

・中学から送付されてきた公文書(指導要録抄本と健康診断の記録)の入った封筒を開封してクラス毎に、そして番号順にしてください。

⇒(心の声)あなたは持ち時間数の減や手当ももらっているはずですね・・。

(寛容なる私の声)彼は勤務時間後に残って、一緒に文書処理をしましょうと言ってくるに違いない。だったら、効率的に素早く文書処理を私がしてしまおう。

 

自分のことを良く言うようで恐縮ですが、中間管理職としての私の考えは学年のすべての先生が少しでも楽になるような仕事の手配をしたいと思ってきました。

出来る事であれば、私が雑務については全てやってしまおうとも思ってきました。

結果として生まれる時間の余裕や心の余裕は、生徒に好影響を与えるはずと。

皆が同じような考えを持っているはずだと考えていた私が間違っていたようです。

今回の「TO」のように「肩書」がつくと急に威張る人もいます。

「肩書」に付随した権力を行使したがる人もいるようです。

「肩書」を好む人は、さらに高い「肩書」取得を目指してブラウンノーズ。

私はぶれないつもりです。

ぶれても肩書は付きませんし、生前の業績に反映した「戒名」も要らないと思っている私です。

雑務に追われて、ドッピンシャの私でした。

コメント
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