先日、初めてはとバス日帰り旅行に参加しました。
個人的には、そのような団体行動はあまり好きではありません。
その理由はしっかりと行程と時間が決められている旅は窮屈に感じるからです。
職場を既にリタイアされている先輩方から旅への誘いを受けました。
今年は、現役が参加しやすいように日帰り旅行にしたので
ぜひ、参加してほしいという連絡を受けたからです。
「断りきれない、誰にでもいい顔をする私」ですから、少し悩んだ後、参加を決めました。
総勢5名の旅。
はとバスの旅なのに・・。
出発場所に現れたバスは日光観光のバス。
募集と旅行企画は大手バス会社が行い、実際は下請け企業が行うやり方。
それはまるで、マンション販売のような構図です。
(いくぶん、バスも傾いているような気がしました。(冗談ですが)
当然のことですが、黄色の制服をまとった若いバスガイドはいませんでした。
年齢は65は軽く超えているような元気な派遣の中年女性という感じの方々でした。
「方々」と書いたのは、「観光バスガイド」と「はとバスガイド」の両名ともが高齢だからです。
当日の参加者は約100名。
参加者は地味な30歳前後のOLあるいは学生時代の友人どうしと思われる女性2人組、または元気な中年女性2人組が多いように感じられました。
ちなみにバスは2台とも満席。
行き先は茨城県の「国営ひたち海浜公園」。
時期的に「ユキア(別名:ホウキ草)」が見どころということで公園のパーキングに入るのにも大渋滞。
真っ赤な「ユキア」を見るために多くの人々がユキアの小山を大渋滞で歩きます。
その小山の細い遊歩道は人でいっぱいでした。
離れて人を見ると、まるで蟻の大群の行進を見ているようでもありました。
次に向かったのは「那珂港ヤマサ水産」。
ここもパーキングに入るのに大渋滞でした。
ここは大ネタ回転寿司50分間の食べ放題が売りの昼食場所。
ウエイティングリストに記名した多くの個人旅行者が待合室で名前が呼ばれるのを待っていました。
しかしながら、我々のはとバスはカオパス。
待つことなく、席に通されました。
この時ばかりは団体客で良かったという「優越感」。
しかし、それを感じた自分に反省もしました。
食べ放醍なので諸先輩方は、一言もしゃべらずに空の皿を積み上げていました。
「うまい」「うまい」「中トロが特にうまい」と。
私は、目黒駅にある回転寿司の方が新鮮でうまいと心の中で思いながらも・・。
先輩方に合わせて「うまい」と言いながら先輩と同皿数になるように何枚も皿を重ねました。
正直、お寿司が嫌いになりそうでした。
帰りの千代田では「ナシ狩り」を初めて体験。
30分食べ放題と言われても2個しか食べれませんでした。
捥ぎたての梨はとてもみずみずしくてとても美味しかったです。
来年参加するか、どうかは、
しばらく考えたいと思います。
良い悪い、楽しい・つまらないは複雑ですが
久しぶりの異文化体験でした。