前回は「ゆめにっき」の曲について触れた。この作品に関しては「ゆめにっき2」のように素朴な感想から「規範失いし者の行方」といった考察系の記事まで色々書いているが、この作品との出会いは割と最近(と言っても一年ちょい前)のことである。
確かきっかけはこんな感じだった。「正義の見方が痛めつけられるのは気持ちがいい?」に絡めて聖闘士星矢のアテナとリンゴの話をしようとした折、一般的傾向と結び付けられるかを調べるためにネットを見ていて「リョナ」という言葉を知った。で、その動画を色々見ているうちに、「ムーンライトラビリンス」というゲームの死亡動画に行き着き、その関連動画をあれこれ見ているうちに「ゆめにっき」なるゲームのプレイ動画へ。いくつか見ているうちに興味を持ってダウンロードし、そして・・・
まあそんな経緯があって、始めから「モノ子」を知っているなど特殊な状況でプレイを始めたわけだが、実際にヘッドホンをつけてプレイするとかなり印象も変わり、また「未規定性の愉悦」でも書いたような偶然を愛する放浪メンタリティ(笑)もあって、むちゃくちゃハマり込んだ次第。
こないだは、チャリで埼京線沿いを北上していた折、ちょっと外れて
のような川沿いの道に入り込んだ際、かつて環七を北上して川にぶつかった時の周辺の景色と繋がり、このまま北に進めばあの道に出るのかとバラバラだったものが一本に繋がる高揚を覚えた(これはゆめにっきで言うと地下へ進んでいたはずなのに突如屋上へ出てしまうような意外感と高揚感に似ている)。そして脳内で森林の曲を垂れ流しながら
こんな感じの道を疾走したのであったとか。まあその時は(意味もなく)戸田の方へ行くことが目的だったから、川沿いを制覇する楽しみはまた次回に取っておくことにしたのだが!
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