
いくら飽きそうになってるとはいえ、書かねーとどんどん負債が溜まっていくんさあ、ということでアユタヤツアーの備忘録を続けたい。
とはいえ改めて写真を見返しても、(特に人がいると)まるで合成写真ではないかと思えるくらい、遺跡の醸し出す異世界感が半端ない。そしてこういう感じは、あまり日本では経験することがないのでとても新鮮な感じがするものだ。
見て回った上で改めてその理由を考えてみると、煉瓦造りと石造りの見事なコントラスト、遺跡の間から這い出すように生える木々、そして今でさえそこかしこに伺える破壊・破滅の残り香が否応なしにそのような雰囲気・世界観を作りあげているのではないだろうか。ここが寺院跡と同時に戦禍を被った廃墟でもあることで、幽玄さと悲愴さと荘厳さが同居した希有な空間になっているように思われるのである。
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