「シュガーラッシュ」の記事で書き忘れたことをいくつか。
〇ヴァネロペの声優
元の声と吹替版では印象が大きく異なる。具体的には、吹替版はいたずらっぽいけれども無害で可愛らしいが、元の声は毒舌で嫌味っぽいシニカルな雰囲気も漂わせている(ちなみに動画は「シュガーラッシュ2」のもの)。前回ヴァネロペは俺の娘(笑)と書いたが、元の声は「娘」というより「悪友」と表現するのが適切だろうし、この声質・演技でこそラルフとヴァネロペの友情という主題によく合っていると感じる。なお、吹替版との違いには、無垢を愛でる日本と、無垢というのが馬鹿とニアリーイコールであるアメリカ的風土の違いを感じる、というのは言い過ぎだろうか(アメリカについては反知性主義を連想する人がいるかもしれないが、元の意味での反知性主義は「何かを疑おうともせず盲目的に信じること」といったものではない)。
〇短髪の軍曹いっぱいちゅき~(*´ω`*)
カルホーン軍曹まじサイコー!金髪+ショートカット+姐御という俺の好きな要素が三つも入っているキャラをどうして愛さずにいられようか!それにしてもフェリックスのヤツめ、ワシと同じ女に惚れるとは・・・まさしくmy soul brother也!きさんとは美味い酒が飲めそうだな(←すでに負け確定だがw)。君は彼女の過去の傷を癒して結ばれたわけだが、なるほど修理が得意なのは物だけじゃなかったってことかい・・・ともあれ、他の世界と繋がることが、閉じた世界の中で苦しんでいたキャラクター(その典型がラルフ)にとって解放(救い)になっている点は強調しておくべきだろう。その意味で、他の(ゲーム)世界との連結は二重の意味での解放と言えるだろう(まあ黒幕の例にあるように良いことばっかじゃないけどね)。
〇「ヴァネロペは俺の娘でカルホーン軍曹は俺の嫁」それすなわち・・・
ところでみなさん、年上というかこういう姉御肌な感じの方にいいように操られるのって気持ちよくないっすか??俺は掌の上でごろにゃんされたいZe!とか言っとりますが、これをヴァネロペ=娘と併せて分析するとですねえ、なるほど自分よりかよわい存在を愛ではする。自分よりしっかりした存在にその身を任せようとはする。しかし同じ目線、つまり対等な関係の女性が一度も出てきていない。言い換えると「娘もいる、母もいる。でも・・・パートナーがいないでしょ!!!!」(byサクラ)。結局オメーに必要なのは「自己愛の延長である娘」と、「甘やかしてくれる母」ってことでOK?このTED BABY(意味不明)さんよ、とセルフオラオラな結論が出た次第であります(ちなみに姉御肌=ファリックマザーと解釈すると、ふたなりスキーの理由も説明できてしまうのう)。
というわけで、ちょっと華厳の滝にでも打たれて不可解な世界(実際にはただの失恋)を思いつつ、精神をティウンティウンしてきますわ。
あ、ちなみにゆめみも俺の娘(懲りない)。
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