いや~忠臣蔵はおもしろいわ。三国志や都市伝説もそうだけど、それがどのように変化し、受容されていったか、というのは社会学的にも興味深い。
自力救済や仇討ちという視点を取れば中世日本の驚愕すべき様相が思い出されるし、「超法規的な世直し」という見方をすれば五・一五事件やその嘆願書名などを連想することもできるだろう。
ともあれ、不完全情報を元にして手前勝手に理想化して美談としたり、よく背景を考えもせず外野が理想から外れたものを卑劣漢のようにみなして袋叩きにするのは、現代にも通じる現象であり、人間て進歩せん生き物やなあとしみじみ思う次第である。
というわけでルールチェンジ大富豪の第七回を提示しつつこの稿を終えたい。
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