アンコール・ワット周辺の遺跡群

2024-05-01 11:05:00 | カンボジア旅行


は一通り周ったので、本日はシェムリアップ郊外まで足を伸ばしてみることにしたい。


てか治水技術に関する遺跡も様々あり、それが王権や宗教の価値・正当性ともリンクしていたことは興味深い。


エジプトのナイロメーターしかり、イエズス会が最初は技術を売り込みの手段にしたことしかり、あるいは日本なら百済からの仏教伝来(これは新羅などへの対外政策を睨んだ外交的な結び付きとも関係)や行基の土木事業指導しかり、俗権はもちれはん、宗教と技術の結び付きって視点は重要だよね。


今では、政教分離が自明視されるがゆえに、過去の宗教の役割まで偏った視点で分析・評価されがちだが、クメール・ヒンドゥー・仏教の遺跡をみて、改めてその問題性(バイアス)を感じた次第。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 毎日がクメール・テイスト | トップ | 南都周遊記 二日目:大阪の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

カンボジア旅行」カテゴリの最新記事