は一通り周ったので、本日はシェムリアップ郊外まで足を伸ばしてみることにしたい。
てか治水技術に関する遺跡も様々あり、それが王権や宗教の価値・正当性ともリンクしていたことは興味深い。
エジプトのナイロメーターしかり、イエズス会が最初は技術を売り込みの手段にしたことしかり、あるいは日本なら百済からの仏教伝来(これは新羅などへの対外政策を睨んだ外交的な結び付きとも関係)や行基の土木事業指導しかり、俗権はもちれはん、宗教と技術の結び付きって視点は重要だよね。
今では、政教分離が自明視されるがゆえに、過去の宗教の役割まで偏った視点で分析・評価されがちだが、クメール・ヒンドゥー・仏教の遺跡をみて、改めてその問題性(バイアス)を感じた次第。
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