カンボジア旅行 二日目:牛乳の海から世界が作られる

2024-09-11 11:19:05 | カンボジア旅行

 

 

天国と地獄のレリーフの後に出てきたのは、綱引きの壁画だった!何言ってるかわかんねーと思うが、本当のことだ・・・

 

 

 

 

にしても、壮観な綱引きだなあw

 

 

 

 

オーエス!OS!奥羽江洲!

 

 

 

 

 

とまあネタはこれぐらいにして、これは「乳海攪拌」というヒンドゥー教の世界創造神話の場面で、この後に繰り返し登場するアスラ(阿修羅)などとも関係している。

 

 

 

 

・・・と説明してみたが、ただでさえレリーフの人物・動物は所作がおもしろくてプフッと笑ってしまうのに(まあ歌舞伎で見得を切るようなもんやろうけど)、ここまでくるともはやギャグ漫画であるwww

 

 

 

 

こげな風にね・・・ってこれ格闘漫画だったワ( 。∀ ゜)

 

 

 

 

ちなみにこの創世神話が、天国と地獄のレリーフの後に登場するのは、おそらく死と生をそれぞれ象徴しているからだろう。乳(milk)というとあまりに日本では宗教的に馴染みがないように思えるが、おそらくは「子どもを育むものとして豊穣や生命の象徴とされた」というあたりだろうか。

 

あるいは、年代の前後関係などもあるが、仏陀が苦行を捨て悟りに向かうきっかけが、スジャータに乳がゆを求めたこともまた、ある意味「再生」の象徴的なものとして関連しているのかもしれない。

 

そんなことを思いながら、興味深くこの綱引、もとい乳海攪拌の様子を見学したのであった。


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