たとえば民族紛争に関して、真剣な考察や真摯な態度・対話が唯一の解決策だと考えるのはわかりやすい。あるいはファシズムの暴走や連合赤軍の凶行などに対して、真摯な態度で向き合うことで同じような悲劇が回避できるという考えも理解しやすいものであるように思える。
しかし、本当にそうだろうか?自分の社会や民族、郷土、家族などのことを「真摯に」思いやって変えようとしたり守ろうしたりするからこそ、 . . . 本文を読む
2010/12/19
<我千葉レズ>
のりりん見てスパッツ人類市場最大発明思ったからでないこと明言しておく。愛車はママチャリ。埼玉が東京の北東と思ってるで、田端あたりから北上すれば松戸。迷走した挙げ句、本郷通り言問通りで謎の大通り。ハイテクやよい軒でまたりした後北上。春日部行けるらしいで予定変更して…かなり行って草加7キロ、春日部21キロ。明日朝から仕事だしまじ無 . . . 本文を読む
近すぎるものは、自分の思い出などが邪魔をして見方が偏ってしまう(あるいはそもそも見えない)ことが多い。しかし、遠い世界で状況が様々違うのに同じような出来事が起こっているのを見ると、「外側から見るとどのように感じられるのか?」という視点が獲得され自分の住んでいる社会環境への見方や感じられ方が変化することがある。
そのような例として、前に「ヒトラー最期の12日間」と日本の総玉砕の話、あるいはファシズ . . . 本文を読む
前に「キム・ギドク」という記事で「『料理』(=我々の社会が拠って立つ環境)がいかなる由来で成立しているのかを提示する行為は十分に意味があり、また必要なことだと思う」と書いた。また、「包摂の欠落」においては、社会システムへの眼差しの欠落について述べた。
これに関して、役所広司主演の「東京原発」という映画をおすすめしたい。この映画を見れば、自分たちが胡座をかいていたもの(=自明だ . . . 本文を読む
2010/12/05
<秦野追加>
君望以来わかっている発言は全く信用していない(理解できる閑静だからこそ一般的たりうる)。第一世代と後続の反目なんて、単にローカルな必然性をローカルな言葉で話しているだけでしょ?虚淵玄の錯誤…状況の変化が見えていない。オタクの保守性、ひぐらしをどのタイミングからやったかで生じる差異。怪しいヤツ、怪しい探検隊北へ、怪しいヤツ、犯罪者、痴漢は犯罪。砂 . . . 本文を読む
ずいぶん前には「『神の罰』の起源:その合理性・必然性について」「人知を超えたものに対する合理的解釈」などを書き、またついこないだ「聖☆おにいさん」の話を取り上げたが、これに関しては、実にアホな内容で笑えもする作品として、The Invention of Lying(邦題:ウソから始まる恋と仕事の成功術)をおすすめしたい。
これは「誰もが本当のことしか言わない世界」の中で突然ウソをつくことを発明し . . . 本文を読む
人を殺しうる能力、いつまで経っても広がらない世界、想い人、浮遊する社会論、大量殺人、かわいらしさ、閉じた人間関係、遠い世界の出来事にしか感じられない事件の話・・・
特殊な能力、言い換えればSF的要素は、その能力の理由付けであるとかを含めて(扱う空間という意味でも扱うレンジという意味でも)広がらざるをえないものであるように思える(もっとも、あえて日常領域に留めることで親しみやすくしたりネタ化したり . . . 本文を読む