A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

新槐樹社展入選

2008年01月31日 19時36分37秒 | 陶芸
1月31日(木)


新槐樹社より陶芸展入選を知らせる葉書を本日落掌。



作品に自信が?あったので見切り発車で知り合いに
展覧会の招待状を出状しましたが、これでひと安心。

ミスターマスダの作品は六本木の新国立美術館内
「第52回 新槐樹社展」で展示されます。
大方の皆様には招待状を差し上げた積もりですが
未着の方は仰って下さい。
直ぐ速達でお送りいたします。
招待状が無いと800円の入場料が掛かります。

作品は陶芸の部。
題名は
「Deep Blue Serenity」
和名「深海の静謐」です。
高さ40センチぐらいの青を基調としたオブジェです。
陶芸部門の出展は100点ぐらいですので会場で探して下さい。

展示期間は2月6日から18日まで(12日休館)。
なお その期間  「横山大観生誕100年」の展覧会(別料金)も
開催されておりますので「大観展」を御覧になった後にでも
拙作の所へお立ち寄り御高覧賜れば幸甚に存じます。

なお新国立美術館は黒川紀章のデザインによる
コンテンポラリーな超モダンな建築物です。
建物を見るだけでも愉しいですよ!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸展覧会への応募

2008年01月29日 20時46分38秒 | 陶芸
1月28日(月)

陶芸教室の講師のY先生の強いお勧めを頂き
美術展に応募する事にした。



焼き上がったばかりの大作?大物?と言うより
始めての大寸法陶器を作陶を始めてから初めての応募で
先ず作品に題名を付けねば。
トルコ・ブルーとルリ色を基調に乳濁釉でスポットを散りばめている。
イメージとしては夜空・星座か。

タイトルをあれこれ考えていた丁度その日

ロスアンジェルスの小1の孫娘より下記メール。

[ 冬休みの旅行(セドナ)で星鑑賞時の一句

ふゆのよる
ひこうきわたる
あまのがわ


あゆみ 拝 ] とある。

「あまのがわ」か!記念にその名前を使いたいが
どうも天の川ギャラクシーの雰囲気ではない感じだ。

制作時に意図したデザインは汚染の無い南の海の
海中深く海流も動いていない静かな海の青。
題名は「A silence of deep sea」和名は「深海の静謐」。
長男に意見を聞いたところ英文名は中学生の英語だとボロクソ。
結局「Deep Blue Serenity」と決まった。

これで応募用紙に必要事項を総て書き込み完了。
勇躍ミセスマスダとT義弟をお供に六本木の「新国立美術館」。
あの若尾文子の旦那さんの黒川紀章がデザインした新国立美術館。

美術館の搬入口ではY先生が待っててくれお陰で搬入手続きはスムーズ。
作品を持ち込んだ時 係りのかたに「先生」と呼ばれミスターマスダは眼をパチクリ。
生まれてこのかた酔っ払いに「社長・大将」と言われた事はあっても
「先生」と呼ばれた事は自慢じゃないが一度も無い。

展覧会は3部門で各部門作品を搬入中だ。
絵画部門は500点ぐらいの応募、競争が激しそうだ。

彫刻部門はまだ作品が集まっていない様だがインスタレーションまである。



黄色い旗がヒラヒラしている箱の様な物も彫刻らしい。
余りレベルは高くない感じだ。


陶芸部門は150点ぐらい応募作品が集まっている。



ミスターマスダの「Deep Blue Serenity」は高さ40センチで
大きい積もりだったが応募作品の中では小さい方だ。
審査では大きい作品がどうしても有利とも言われているが
他の応募作を見たミスターマスダは自作に自信を深めている。



最後に事務局の係りの方から
展覧会の「御案内絵葉書」と「入場招待券」を若干枚受け取って
ミスターマスダの陶芸展応募の初体験は無事完了。



Y先生たちとロビーで御茶をして本日の大仕事は終わり。
後は「果報は寝て待て」
入選通知の返信葉書を待つばかりである。






コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オブジェ

2008年01月27日 06時03分33秒 | 陶芸
1月26日(土)


陶芸を始めて以来 最大の花器オブジェが焼き上がった。
高さ40センチに喃々とする大物だ。
作品はマスダ窯ではなく大型の陶芸教室の窯だ。



陶芸教室にY先生と仰る名物講師がいらっしゃる。
今でもお若いがもっと若かった時は所謂「青年実業家」だったらしい。
お父君が大変厳格なお方らしく早々に「青年実業家」を辞めて
陶芸の途に入られた。
益子か笠間で泊り込みで修行を積んだそうで腕は確かだ。
陶芸関係の何とか会の正会員で我が陶芸教室では
肩書きも高く「技術本部長」を自任されている。
周りの皆さんも尊敬はしているのが、その尊敬を態度で表すことをしないのが
当教室の家庭的なところだ。
Y先生は作家活動もやっているが陶芸講師とボランティア活動として
身障者への作陶指導が彼の最大の関心らしい。

生徒へのお手本の為か、それとも自慢の為か
ちょくちょく御自身の作品を教室に持ち込まれる。

作家の端くれだからそろそろ作風も確立しなければいけない時期かと愚考するが
持ち込まれる作品の傾向が毎回異なる。
ある時Y先生の持ち込まれた作品に「ビッビッ」と来た。
フォルムは細身だがふっくらとしているスレンダーな美人を連想させる。
色付けは南の海 なぜ南の海だ
綺麗な汚染の無い南の海の深海の静寂を連想させる。
容といえ色合いといえ何時までも見ていられる。
見ていて飽きが来ない、これは確かな作品だと確信。

突飛な話だが上野の国立博物館の横山大観の初期の日本画
「無我」を見ている時に感じた気持ちと一緒だ。

話は長くなったがその様な訳でこの作品をお手本にして
作陶したのが今回の作品である。





Y講師の御指導は勿論ですが陶芸教室の恵紀堂の講師の方々のご援助
特に釉掛けに関しては釉薬の御専門の里子先生の御懇篤なる
ご指導の賜物と感謝致している。



この作品を作り上げるまで少し時間が掛かりましたが
その間 至福の時間を楽しめたことを
サポートして頂いた校長先生の「Kお局さま」他 皆々様に感謝します。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片岡球子画伯

2008年01月23日 09時52分53秒 | 家族行事
片岡球子画伯が亡くなったそうだ。
103歳の御長寿だそうだ。
ミスターマスダも片岡球子画伯の小品を一点持っている。

家内の実家で義父と会うとき応接兼居間の様な部屋でお話しする
機会が多かったが何時も壁に掛かっていたのが「富士山」だった。
太い筆致で描かれたこの画に何時も惹かれていた。
義父は陶器・磁器や古文書が好きで作品の解説と云うか自慢話をよく聞かされたものだ。
同じ話を聞かされた事も度々ある。
そんな時は陶芸とか古文書・墨蹟など、画なら日本画・掛け軸を好んだ義父が
この現代絵画「富士山」の画を何故常時飾っているのかと考えたりしていた。
古文書など余り興味をもてない物の話の時は義父の後ろに
掛かっていた「富士山」の画を見ていることにしていた。

後で判った事だが義姉が義父の生まれ故郷「伊豆・淡島」の
梅原龍三郎の「富士山」ということで強く勧めて買わせたらしい。

ミスターマスダは梅原と云う訳にはいかぬが
片岡球子の画の強いタッチが似ていて、派手な「富士山」に
惹かれるものを感じていたので
早速義父に敬意を表し少し小振りの「富士山」の「リトグラフ」を購入 
仏壇の間に描けて楽しんでいた。
片岡球子御逝去の報に接し10年ぶりに額縁のガラスを磨いてやったところである。



富士つつみ 立つは大寒の入日雲  水原秋桜子(残鐘)

合掌




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポピー

2008年01月19日 18時09分06秒 | 家族行事
1月19日(土)

お正月の気分的な忙しさ、海外からお正月の為
一時帰国中のお友達との会食も一段落。

「御餅は何故(かびる)のか?馬鹿野郎,早く食べねえからだ。」
これは落語の一節ですが我が家のおせちも料理も完全に食べ終わりました。

年金生活者らしい静かな日々が戻って来たような感じがします。
陶芸で工房に篭もったり陶芸教室に顔を出したり、そうゴルフも始まりました。
ちょっとホームドクターの顔を見に行ったり気侭な生活です。

唯一の悩みは今年になってまだ一回しかやっていませんが
ゴルフの調子が悪い事です。
来週のゴルフは何とかしなければ。

お向いに絵描きさん御夫婦がお住まいです。
最近は向う三軒両隣と言うお付き合いは余りありませんが
お向かいの絵描きさん御夫妻とは個展に招待されたり
多少のお付き合いはあります。

年末には絵描きの先生が御自分で庭の植木の手入れをなさいます。
大変凝り性とお見受けし手甲きゃはん姿でプロの庭師顔負けの
いでたちで剪定されています。

正月飾りに毎年切り落とした松の小枝を毎年ミセスマスダが頂いている。
お返しではないが我が家の庭の「千両」を差し上げるのが恒例となっている。
先程、花屋で買えば高い千両を有難うという事で
先生がお描きになった額入りの「ポピーの絵」を頂いた。



「千両」だからといって千両もする訳ではない。
庭に沢山あるものを差し上げただけ。エビタイだ。

プロの絵に対して大変失礼ではあるが、お礼の印に何とか
ミスターマスダ渾身のマスターピース「黄イラボの徳利とお猪口」を制作中。

釉薬の「黄イラボ釉」は長年扱ってきて
最近ようやく釉薬と陶土の相性が判って来た様な思いもあり
自信作を確信している。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スローライフは何時始まるか

2008年01月14日 22時18分17秒 | 家族行事
1月14日(月)


1月10日地中海紀行のブログ54章を書き上げ無事完結した
ミスターマスダはホット一息。

1月4日の誕生日以降も我が家は新春らしい
穏やかな日が続いている。
長男家族は孫達が塾通いに忙しく次男家族は外国。
予定のないときは毎日・毎日工房で陶芸三昧。
疲れるとTVで寄席番組。

5日
マスダ窯の初窯だし。
昨年から色々試行錯誤して制作している
小鹿田焼の試作品が出窯。
ミセスマスダはお正月なのでコンプリメントで
中々面白いと言う。
ミスターマスダは狙った通りの出来上がりではなく不満足。
今年もまだまだ勉強。




6日
正月、時々来てくれていた息子も現れず
ミセス・マスダ共々、
「何にもやりたくない病」に罹る。
近所の馴染みのすし屋で簡単な夕食。

7日
ホームコースの厚木国際ゴルフで気のあった仲間と初打ち。
お正月で永らくクラブを握っていなかったのでスコアーはイマイチ。
全員消化不良の状態でクラブハウスを後にする。
昨年は旅行・入院などでゴルフ回数が極端に少なく25ラウンド。
今年の目標は最低50回。平均スコアーも今年は少し下げたい。

8日
今年初の陶芸教室。
昨年から製作中の超大型の花器ともなるオーナネント。
ようやく釉薬掛けの段階まで漕ぎ着けた。
指導のY先生がお休みなのでお気に入りのS子先生と相談しての釉掛け。
Y先生を驚かせるべく意欲的な釉掛け。
果たして「吉と出るか凶」と出るか。
傑作が出来たら国立新美術館の展覧会に出品の積もり。

9日水曜日
家内を御供に虎ノ門病院とホームドクターーのところに年始の挨拶方々健康相談。
イタリアンのランチを食べた後、
「小堀遠州の展覧会」を観る。

10日
木曜日はアメリカから来ているAYさんと神田の「砂場」で昼酒。
手土産に最近の小生の自信作を贈呈。
AYさんには「黄イラボの徳利とお猪口」
後日お礼の意味か17年物のバレンタインを貰ったが
拙作はそれほどのものではなく汗顔の至り。

同席のTDさんには「黄イラボの汲み出し」。
TD夫人から汲み出しが大変お気に入りの由 御電話を頂く。

11日
金曜日は年末、病院で摘出したポリープの病理検査の結果を
聞きに行ったがそれはOK.
序に寄った泌尿器科で下腹部のMRI検査を言い渡された。
手術後のルーティンのアフターケアーと云うが
今年こそスズメ医者との付き合い程々にしたいものだ。

夜は前々から留守電を貰っていた浦和の友人夫妻に電話をすると
明日からピースボートで「南周り107日間世界一周クルーズ」に出発する。



今晩から横浜のホテルに泊っているとの事。
早速ホテルを訪ね友人御夫妻とチャイナタウンで送別会食。

12日
土曜日はこれもシカゴから一時帰国している友人MT夫人と
共通の友人であるYN御夫妻と5人で丸ビルの「招福楼」で会食。
「招福楼」はミシュランの二つ星。

 

八日市の「招福楼」本店には良く通ったので顔見知りの大女将が
挨拶に来て話が盛り上がった。
滋賀県八日市の「招福楼」はもう若夫婦に任せてあるのだそうだ。

食事後 女どもは残り少ないMT夫人の日本の滞在時間を惜しむようにショッピング。
ミスターマスダはご無礼して一人心ゆくまで陶芸材料店を見て廻る。


14日(月)
寒い。今日はヨットの初セーリング。
ハーバーのクラブハウスで赤ワインを飲んで体内より体を暖めてから出航。
情報では観音崎で10メートルの風と言っていたからここ根岸沖で8メートルぐらいか。
さすが冬の海 房総がはっきり見える。
ヨットは余り出ていない。
海上は寒い・寒い。
ヨットマンはちょっとでも海に出れば大満足。



しかし余りの寒さにハーバーに帰ろう。
その声を聞いて一同皆ホッとした表情が顔にはしる。

クラブハウスでは鏡開きのお汁粉が振舞われた。
毎年頂いているが海から帰って来た冷えた体には甘露・甘露。
遅い昼食は「チゲ・ちゃんこ」 鍋奉行はONさん。
味に関しては誰も口出し出来ない。

帰宅後 ミスターマスダの田舎の学校が全国高校サッカーの決勝戦なのでTV観戦。
藤枝東 サッカーの名門だが勉強のほうも少しは出来るらしい。
文武両道という事だ。
流通経済大学柏に4-0で負ける。
スポーツ留学生も少ないし公立高校は不利だな。
藤枝から100台のバスの応援団が来ているそうだ。
うちの義兄・義弟もそのバスに乗って来ている。
いい年をして気持ちのお若い事だ。




最近のミスターマスダの行動はちょっと小生のモットー 
スローライフではないようだが
14日の初ヨットが終ったので明日からは何の予定もなし。

陶芸三昧の静かな日々が戻ってくる筈だ。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(52)噴水庭園(上)

2008年01月10日 10時48分12秒 | 地中海紀行
(10月28日 続き)

ようやくクルーズ出発港チビタベキヤに帰って来た。

いまバスの中で乗客3500人、3300キロの航海を振り返って思い出している。

ローマ フュミチーノ空港(旧称レオナルド・ダ・ビンチ)に向かう途中に
「チボリの街」に立ち寄る。
チボリは石灰岩の山の麓 温泉もあるらしい。

途中工事中の新幹線、ローマ時代の石切り場など
ツアーガイドが説明をしてくれる。

バスは幹の物凄く太い樹齢2~30年のオリーブの畑の間を縫うように登ってゆく。
街の高台から晴れているとバチカンのドームが見られるそうだが
今日がガスっていて見えない。



チボリを有名にしたのは「ヴィラ・デステ」
世界遺産のローマ時代の最古の「噴水庭園」。
35年前 ミスターマスダはヨーロッパ出張の際 この庭園に立ち寄っている。
センチメンタルジャーニーだ。



庭園の入口になっている館の天井・壁にはガイドの説明によると
ラファエロか若しかしたらその弟子が描いたフレスコ画だそうだ、
色鮮やかに残っている。







噴水庭園(中)に続く。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(53)噴水庭園(中)

2008年01月09日 21時02分11秒 | 地中海紀行
(10月28日 続き)

庭は上の溜め池より水を引いてきて
その水圧で噴水を上げている。











噴水庭園(下)に続く。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(54)噴水庭園(下)

2008年01月08日 21時22分26秒 | 地中海紀行
10月28日続き







手入れの良く行き届いた庭園を心ゆくまで楽しんだ。

このように水位差を利用した噴水庭園は
サンクトペテルブルグのピヨートル大帝の庭も有名だ。
あちらの方は新しいだけに豪華絢爛、水量も豊富、スケールも大きい。


近くの見晴らしの良いレストランで昼食。
グループでの揃っての食事はこれが最後。



アコーデオン・ギター・マンドリンつきでカンツオーネ。
何故かナポリ民謡。

チップも払ったが大々サービス。
楽しい最後のフェアーウエル・ランチ。

その後ローマ~インチョン~成田 
日にちが変わり日本は10月29日 無事帰国。

鶴見に帰宅は11時過ぎ。
庭の秋明菊が暗闇の中 白い花を咲かせて迎えてくれた。



以上で今回の「地中海紀行」は完。

永らく「地中海紀行」を御閲覧頂き有難う御座いました。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(51)帰港

2008年01月06日 21時38分34秒 | 地中海紀行
10月28日(日)

定刻運行。
地中海ぐるり旅
我々の地中海クルーズも愈々終りに近づく。

クルーズの出発港ローマ・チビタベキアに戻ってきた。
岸壁に将に着かんとする時 東のかなたより陽が昇る。



今回のクルーズは
穏やかな海
ゆれもなし
海の真っただ中と云う感じもなし。
クルーズした気がしない。

朝 目が覚めると次の都市に着いている。
夜中に移動するホテルだ。

港には既に色々な船が入港している。
大型帆船も泊まっている。
ミスターマスダには眼の保養だ。



満艦飾でP&Oの「オリアナ号」がいる。
今回のクルーズではP&Oの「アルカディア号」にバルセロナ港で遭っているが
このP&Oのオリアナの初代オリアナにはシドニー在住時代
家族連れでハーバーへよく見物に行ったものだ。
何か懐かしい気分がした。




考えてみるとミスターマスダは船中泊のあるクルーズを8回している。

関西汽船で四国への修学旅行 1泊

天保山から阿波踊り 1泊

オーシャンモナークでシドニー~ニューカレドニア~シドニー 8泊

シドニー~ホバート(タスマニア) 2泊

神戸~別府 1泊

北半球 107泊 

南半球17泊

そして今回の地中海クルーズ。

船内で朝食を済ませた頃 下船の準備も完了。
チップは一括して事務所経由支払ってあるが
お世話になった部屋係りには別途チップを渡し労をねぎらう。

下船タラップ前には船員達が整列して見送ってくれたが
日本の温泉宿の美人女将のお見送りとは多少趣が違う。



用意されたバスに乗り込みローマに向かうのだが
途中寄り道してローマ近郊のチボリ・ヴィラデステ庭園を観光、
その近くで昼食も摂る事になっている。

バスが高台にさし掛かると目の前が開け地中海、
いま船を下りたチビタベキア港が遠望出来た。
沢山の大型客船が停泊している。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誕生日

2008年01月05日 18時08分12秒 | 家族行事
1月4日(金)

今日はミスターマスダの73回目の誕生日。
ミセスマスダから朝起きた時”誕生日お目でとう”と言われる。
アメリカ在住の次男家族、近くに住んでいる長男家族から
ハッピーバースディーのメッセージを貰い取り合えず誕生日の気分。

我が家の庭には今 蝋梅が真っ盛り。
千両、万両の赤い実が鮮やかだ。
それらを目指して ヒヨドリ、メジロ、スズメなど色々な鳥がやって来る。
良い誕生日 長閑だなあ と思ったら
今日の大発会 円高、石油高かで株は大暴落。
昨年暮から株価は見ないことにしている。
この調子では当分株価は見ない事になる。

気分を取り直して横浜そごう百貨店へ。
美術品フロアーを見て歩く。
お正月らしく画廊では富士山の絵を集めた展示会。
片岡球子以外あまり大家の絵はなし。
あんなに高くて買う人が居るのかしら。
隣のコーナーに展示してあった島岡達三の大皿の250万円が安く見える。

陶器売場では魯山人写しが楽しかった。
誕生日記念に一つ買えばとミセスマスダに勧められたが
勿体無いので買えず。
マスダ窯で真似して作ってみようとスケッチ。

百貨店内の「そごう美術館」。
プラハ国立美術館展を見学。
意外に空いており気分良く見学できた。
ブリューゲルは素晴らしかった。
「東方3博士の礼拝」には感激。
作者不明だがフランドル派の「バベルの塔」も見応えがあった。

ルーベンスは小品ばかりで期待はずれ、
弟子のバン・ダイクは良かった。
ルーベンスはミュンヘンのピナコテークで数多く見ているし
アントワープの「フランダースの犬」で知られているノートルダム寺院の
「キリストの磔刑」と「キリストの降下」など天井に届く程の
超大作を見ているので、それらとどうしても比較してしまう。



これで誕生日の行事は終わりと思ったが
急遽ミセスマスダの「奢り」で夕食は「神田やぶそば」と言うこととなり
長男が運転手をやってくれて3人でお出掛け。
やぶそばは満員、時節がら多少待つのは止むを得ない。
20分ぐらいで席にありつく。



店内は正月気分。
大きなお供え餅の横に44の小さなお供え餅が飾られている。
やぶそばが暖簾分けした蕎麦屋さんが持ち寄って飾ってあるのだそうだ。



練り味噌を肴にチビチビやっていると合鴨の塩焼き。
お酒が終ったところで「天たね」と「せいろ」。
この店で「天たね」」を食べなかったことはない。
この店の名物だと思う。

帰り際は お年賀として毎年「桐箱入りの黒もじ」を呉れる、
今年も縁起ものなので有難く頂く。

腹はくちたが少し甘いものが欲しい。
近くにある「竹邑(むら)」でお汁粉をと云う事になる。
ミスターマスダは軽めに「粟ぜんざい」。



帰り道は高速を使かわず日本橋から銀座とネオンで明るい街をドライブ。
東京タワーの電光掲示板も「2008」。



日経平均は600円以上下がったらしいが概ねリーズナブルな誕生日。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(50)アルベデルチ・シシリア

2008年01月03日 20時57分36秒 | 地中海紀行
(10月27日 続き) 


午後5時定刻 我が「コスタ・コンコルディア号」は
最後の寄港地パレルモ港の大桟橋離れる。

我々の船は定期観光船の様なもので「出航」に付き物の
「別れ」とか「哀愁」と言う感覚は無い。
時間が来たら着岸し,時間が来たら離岸する。
見送りの人達は3800人乗りの船にしては極端に少ない。



我が船はクルーズの出発港ローマ・チビタベキアに向け最後の航海。
これでシシリーも当分見納めだ。

ヨット・ハーバーはオーシャンターミナルに隣接した旧港。
外国ではどこに行ってもこの様な施設があって羨ましい。
日本は明らかにヨット後進国だ。

大桟橋の見送り人は少なかったが船の周りにはヨットがウヨウヨいる。
まるで我々の出航を見送って呉れている様だ。
大胆に我々の船の近くまで接近してくる。
思わずシャッターを切る。









生来のヨット・キチなのでヨットの写真ばかり、乞う御容赦。



夕食は最後なので大変な盛り上がり。

キャビンに帰りミセスマスダはパッキング、
ミスターマスダは邪魔にならぬようカジノ。
残念ながら博打は向いていない様だ。

明日から冬時間に、時計を1時間遅らす。

10月27日はこれで終わり



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(48)パレルモ市内

2008年01月03日 20時45分45秒 | 地中海紀行
(10月27日 続き)

船内で遅めのランチ。
夕方の出航までパレルモ市内の散策に出かける。

街の出入り口には門の様な物がある。
其処から内側が旧市街らしい。



ローマ時代の遺蹟 石橋 
これほど古い物ではないがこの様な石橋を
オーストラリアのタスマニア島で沢山見たことがある。
子供達がまだ小さかった時代の家族旅行の事を懐かしく想い出した。



土曜日なので野外市場が大賑ぎあい。




7月の「サンタロザリア祭」の山車が公園に展示されていた。



街の中心部 十字路になっていて
四つ角の四つのビルが夫々彫刻で飾られている。
観光名所の一つだ。




(続)パレルモ市内に続く




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(49)続パレルモ市内

2008年01月03日 19時36分05秒 | 地中海紀行
(10月27日 続き)

パレルモ市内散策は続く。
丁度シエスタでブランドショップは昼休み。
ミセスマスダは少し落胆。
陶器店は開いていたのでミスターマスダはハッピー。

ライオン像のあるオペラハウス地中海最大。
前のカフェで前回来た時もお茶をしたが今回はピスタチオのアイスクリーム。



街には新しいビルはあまり見当たらない。
公共の建物も市役所、図書館など歴史を感じさせる建物ばかり。





ホテルも古い街に溶け込んだ古い建物。
内部も重厚、家具もアンティーク
古いものを大事に使っている。





パレルモの街の中にはあまり近代的なビルは見当たらない。
背の高いビルも全面ガラス張りのビルも無い。
歴史のある古い街なのかな?

何度かシシリー島を訪れているが何処にマフィアは居るのだろう。
それらしき地域も建物も見当たらない。







コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(47)ローマ時代の洗濯場

2008年01月02日 18時30分27秒 | 地中海紀行
(10月27日 続き)

今回のシシリー島観光はチェファル。
岩山にへばり付いている古い小さな街だ。
チェファルの大聖堂の見物の後 次はローマ時代の遺蹟 洗濯場。
近くの日当たりの悪そうな細い小路の突き当たりに
そのローマ時代の遺蹟 洗濯場がある。



川の流れを利用して岩の中に掘られたものだ。
当時の井戸端会議・社交場の様なものだろう。



今でも冷たい水が蛇口から出ている。
勿論実用に使われている訳ではない。



カフェでシシリー名物の大変甘いケーキを食べた後
肉屋で辛口のサラミソーセージやら生ハム、パルミジャーノレジャーノのチーズを買い求める。
チーズについては熟成月を聞きたいが言葉も通じず。





遅い昼食に間に合うよう一旦船に戻る。
午後はパレルモ市内の散歩でもしよう。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする