A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

吹割の滝

2010年09月26日 17時27分13秒 | 家族行事
9月10日(金)



ふと思い立って弟夫婦と群馬県の「吹割の滝」
ドライブすることになった。
時間が長くなるので弟の所の愛犬の「ごん太」も連れてくるという。

総勢4人と1匹 鶴見を朝6時に出発したので
吹割渓谷には10時過ぎに到着。




犬の「ごん太クン」も一緒に
渓谷見物を行う。




まず案内図に従い山道を登ってゆく。
心臓に不安を持つミスターマスダには中々厳しい山道だ。
山道沿いに歌碑やら祠などが道端に見られる。



















処どこらに展望台があり眼下に「吹割の滝」の遠望が見える。























山道が終わり川の畔まで下りてくる。
吊橋を渡ると渓谷地域に入ってゆく。

















最後のつり橋を渡るとお目当ての「吹割の滝」










































吹割の滝の見学を終えて流れに沿って下流に向かう。
どこまでも石畳状の川床が続いている。













ごん太クンも水遊び





吹割渓谷最後の見所は「鱒飛の滝」  











渓谷の出口は御土産屋さん
今日は平日なのでそれほどでもないが
休祭日には大賑わいするそうだ。







当初の予定では近くの「老神温泉」に行く積りであったが
犬の「ごん太クン」が温泉はどうもと云うので
予定を変更 日光を回って帰ることにした。



現代の茶

2010年09月23日 14時49分27秒 | 陶芸
日本の新しい焼き物と古来の茶の湯とのかかわりを探る
「現代の茶」展がホテルオークラの近くの
菊池寛実記念知美術館で11月7日まで開催中。

茶陶の系譜をくむ器から茶を意識しない作品まで出品されており
現代陶芸を一堂で拝見することができ大変興味深いものであった。










金属のような肌あい

前田昭博 白の面取り茶碗

朝鮮唐津と焼き締め

優秀賞の鈴木蔵 志野茶碗

今泉今右衛門 色絵薄墨

三原研 花器

楽吉左衛門

優秀賞の秋山陽 土の重量感ある質感を引き出している

桃山時代から戦後まで陶芸の求心力は茶の湯にあった。
長年培われた歴史の重みとか「茶陶」の約束事に拘束されて
抹茶茶碗を中心に水差し・花器で陶芸作家達は
しのぎをを削ってきていた。

現代陶芸にはその茶陶の約束事から抜け出し
独創性創造性を高めようとしている陶芸家もいる。

この展覧会に出品している作家29人68点には
茶の湯に対する認識の差を感じた。
一部に自由な造形による新しい茶陶が生まれつつある。



焼き締め

2010年09月21日 21時06分39秒 | 陶芸
9月15日(日)


相模原 座間の登り窯で焼いてもらっていた
ミスターマスダの作品の窯出しの日だ。

今回は作品に釉薬をかけず「焼き締め」である。
赤松の薪で焼くので灰が高熱でダラダラと溶けかかって
作品にどのようにかかったか楽しみだ。

座間に着くとすでに作品の窯出しが始まっている。
窯の中に人が入って作品を一点づつ取り出し
入口で窯のオーナーの濱田先生が受け取る。
















窯の中はもう完全に冷えている。
緋色も出ているし灰のかかりも良さそうだ。











窯から出た作品はとりあえず並べる。
後から選別するらしい。
濱田先生の作品についてはノー・コメント。









ミスターマスダの作品が出てきた。



抹茶茶碗


直径40センチの片口


窯の中で割れた片く口


高さ40センチのオーナメント


高さ42センチの壺




活け花

2010年09月18日 17時25分10秒 | 陶芸
石塚夫人 生け花の家元。
御主人がミスターマスダの勤めていた会社の同僚と云うご縁で
この間の銀座の「二人展」においで頂いた。

石塚夫人には会場でミスターマスダの作品を気に行ってもらい
花器を数点お買い上げ頂いた。

このたびその花器でお花を活けた写真を送ってくれた。
大変モダーンな活け方だと思うが花に負けずに
花器も自己主張している。
そのあたりを見越して石塚夫人はミスターマスダの花器を
選ばれたのだろうか。
良い人に使ってもらえてミスターマスダの花器達もハッピーだろう。
















































塚本治彦作陶展

2010年09月11日 09時31分52秒 | 陶芸
9月11日(土)



過日偶然入った横浜高島屋のアートサロン
織部の器に目を魅かれた。
この陶芸作家の塚本治彦さんは岐阜の多治見で作陶している
50歳を少し超えた今が旬の陶芸作家である。









花入れ、手付きの盛り鉢、片口等々、数多く
展示されていた作品の中で、すぐ上の写真はミセス・マスダが
いたく気に入って購入した五客揃いの器。
紅葉の葉のモチーフの厚手の皿で、微妙な色合いがなかなか良い。
日常使いに、様々な物を盛って楽しめそうである。

会場では客が少なかったせいもあり長時間に亘たり
塚本治彦作先生に色々作陶の苦労話、
先生の工房の状態などお聞きし勉強になったと思う。




この皿にインスパイアされて、ミスター・マスダが作った器。
先生の平皿の器より少し深皿にしてみた。

釉薬にも工夫を凝らしてみた。
織部釉を主体として少量の黄瀬戸釉とかイラボ釉とかガラスの
粉末を混ぜてテストピースを焼くこと幾く度びか。
最終的には大阪、箕面に住む20年来の友人で陶芸の師匠
でもある坂本氏のアドバイスもあり
織部釉4に対し飴釉1の比率のブレンド釉薬に決定。

焼成温度も1250度と織部釉としては少し高めに上げ
皿の周辺部は釉薬が流れるようにし見込(中心部)に
釉薬の溜まりを作った。
ミスターマスダとしては自信を持って人様にさし上げられる
器が出来たと自負している。








季節の果物、梨を盛ってみた。
色合いが良く映えて、
我ながら中々の出来だと思う次第。



この器を少し量産して見ようと思う。






創立記念パーティ

2010年09月09日 18時08分43秒 | 老後
9月4日(土)



某社の創立40周年記念パーティに出席した。
ミスターマスダが昔働いていた会社の滋賀県の工場が
色々御協力を頂いている従業員1000人位の地方の会社である。

この経営環境の悪い中 なかなか元気な会社である。
昔のよしみでご招待を受け滋賀県近江八幡まで一日掛けて
パーティに出席した次第。

パーティにはミスターマスダの元の会社の現役・退職者
懐かしい顔ぶれも多数列席しており
さながら「同窓会の体である。

その後の動向を報告し合ったり
共通の同僚の消息を話し合ったり。
ミスターマスダのブログ愛読者が多かったのには驚いた。

会社を辞めてから10年 久しぶりの懐かしい顔ぶれ。
よその会社の創立記念日でこのような楽しい事になり
申し訳ないやら有難く嬉しい限りである。


弊ブログの閲覧者にはミスターマスダの元会社同僚が沢山いるので
今は流行り言葉にもなっている「生存確認」
の意味も込めて元同僚のパーティ出席者のスナップ写真を一部公開したい。

関係のない弊ブログ御高覧者には甚だ御迷惑のことと存じますが
御容赦頂きたくお願い申し上げます。










































































登り窯

2010年09月07日 17時17分01秒 | 陶芸
9月3日(金)



弊ブログ8月12日の「遊行庵」の続報。

ミスターマスダが陶芸作品の焼成をお願いしている
登り窯の火がはいったとの連絡を受けた。
相模原・座間の栗原高等学校の裏
周りは住宅地であるがその一角だけは谷間に
なっている藪の中にその登り窯はある。
すでにに素焼の作品12点窯場に持ち込んである。


窯に着くとミスターマスダの作品も窯詰めは完了
目下「あぶり」の最中。
麻薬に”あぶり”という使い方があるが
陶芸で云う「あぶり」とは本格的に薪をくべ
窯の温度を上げる前にゆっくり窯を温める作業である。
素焼をしないでそのまま釉薬を掛けた場合など
よく使われる手法だそうだ。










燃やす薪は赤松
今夜から3日3晩窯を燃やし続け
窯内温度は1250cまで上げる。
この登り窯のオーナー陶芸作家の濱田哥雅子さんをはじめ
薪くべのお手伝いも方たちも愈々戦闘開始である。





どんな作品がこの窯から現れるか10日後の窯出しが楽しみ。

電気窯のクリーンな熱と違い
薪で作る熱は灰粉などが含まれており
灰が器について自然の釉薬になる。
登り窯から出てくる作品は
火の神様、土の神様の思し召しで
予期せぬ仕上がりとなることがある。

果報は寝て待て。