A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

秋の関西旅行

2010年10月31日 10時19分15秒 | 陶芸
10月28日~29日



例年この時期になると関西にゴルフ遠征している。
今年は滋賀県の彦根カントリーゴルフコースで行われる。
折角なので一日早めに関西に行くことにしているが
今年は兵庫県三田市の丹波焼というか
六古窯の一つ「立杭焼」の里を訪ねることにした。

20数年来の友人の坂本御夫妻にお願いして
窯元を案内してもらうことにした。
坂本さんはアマチュア陶芸家ではあるが陶芸に大変造詣が深かい。
直接手取り足取りの指導を受けたことはないが
色々お話などうかがいミスターマスダの陶芸の師匠である。

新幹線で新大阪 それからJR福知山線で宝塚の先きの
「新三田」で御夫妻と落ち合う。
小雨は降ったり止んだりだが気温は低く少し寒い。
車を走らすこと15分立杭焼の里に入ってゆく。
このあたりは窯元の店が街道沿いに30軒ほど点在している。

店の裏には「登り窯」が設置されている。

薪は「赤松」 一度窯を焚くと周りの薪を使い切るそうだ。




大体の店は道に面して作品の展示場になっており
奥が工房というかロクロなどの作業場。
















三軒ほど窯場のお店を覗いた後
本日のお目当ての西端正さんのお店を訪問。
二度ほどお尋ねしたことがありお互いに顔馴染みなので
すぐ芸術論に花が咲いた。

左から坂本さん、西端正さん、ミスターマスダ、坂本夫人

西端正さんの作品

高さ60センチの「赤どべ大壺」

熔変茶碗



西端正さんは日本を代表する古窯の丹波に、この人ありと言われる、
独自の作風を持った存在感のある陶芸作家。
独特な土から発色する丹波の伝統の赤・粉引・灰釉・焼締のいずれも、
大地に踏ん張った作風は揺らぎません。
日本伝統工芸展総裁賞も受賞 受賞した作家は
大体人間国宝に成られるそうだ。
2006年からご子息の「西端大備」さんとの父子展も開かれているが
その大備さんは34歳の若さで昨年亡くなられた。



亡くなった息子の西端大備さんは京大法学部出の秀才で
弁護士から家業の陶芸を継いだ。奥さんも弁護士。
銀座の「黒田陶苑」でよく個展をしていたのでミスターマスダも
注目していたので残念だ。

西端大備さんの作品







御話し中 茶菓のお世話をしてくれたのが娘さんの春奈さん。
女流陶芸家である。
目下来年の干支の「兎ふたもの」の作成中である。



今夜の宿は京都 寒い1日であった。



日にちが変わって29日は彦根カントリーゴルフコースで
総勢16名のゴルフ。
昨日と様変わりで絶好のゴルフ日和。
東京から8名関西から8名の東西対抗戦。
今回で14回目。後期高齢者もいるしあと何回この会が続けられるか?
一期一会の気持ちをもってゴルフを楽しんでいる。




鶴見に帰宅後 京都で土産に求めた銘菓「四畳半」でお抹茶を一服。





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鴨下知美 陶展

2010年10月27日 09時48分13秒 | 陶芸
10月24日(日)




陶芸教室の講師 鴨下知美さんが作陶展を開いている。
鶴見から少し遠いが「阿佐ヶ谷」のギャラリーまで出かけてゆく。
毎年開催しており今回で4回目。





顔見知りの陶芸仲間が集まって記念写真

ギャラリーの入り口だか・・・



陶芸仲間のmさんと帰途「神田やぶ蕎麦」で昼食。
mさんの娘さんがフランス人と結婚してパリに住んでいる。
時々日本に来るが連れてゆくところに困っているというので
「庭のある蕎麦屋」などどうだろうかと紹介がてらのご案内。





シーズンによっては「近くの「あんこう鍋」も良いと場所だけは教えておいた。
腹が満ちたら近くの「湯島天神」「神田明神」はウオーキング・ディスタンス
勿論秋葉原電気街もよいでしょう。

しかしその前に食後のデザート。「梅本の粟ぜんざい」が良かろう。
たまたま「やぶ蕎麦」から出てきたアベックがシャッターを押してくれるという。
ついでに雑談をしていると話の行きがかりじょう
4人で粟ぜんざいを食べに行こうと云う事になった。
ハウエバー残念ながら店は日曜日でお休み。
4人で記念写真を撮ってお別れ。



ミスターマスダはフランス人に英語がうまいねと言われ複雑な気持ち。
知ってる限りのフランス語を話してみたがそれは通じたかどうか疑わしい。

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逗子窯作陶展

2010年10月25日 11時26分22秒 | 陶芸
10月22日(金)




義妹のお仲間30人による逗子窯作陶展
鎌倉の小町通りのギャラリーで今日から始まった。

ヨット仲間を誘って美術鑑賞かたがた
鎌倉散策を兼ね鎌倉に繰り出した。







小ぶりだが展示室は明るく気持ちが良い。
当番で何人かの生徒さんがアテンドしている。
早速茶菓のお接待を受けたが茶碗は陶芸教室の先生の作とか。











この逗子窯の主宰で陶芸教室の指導に当たられておられる川崎忠夫さんの作品
指導者らしいきっちりとした仕上がりである。






生徒さんの作品 壁掛けの一輪ざし 
楚々とした「からす瓜」が目を引いた。







義妹の作品
一番目立つ所に展示してある。
出来栄えが良いのだろう。
と思ったら日替わりで陳列位置を変えるらしい。







早速義妹の作品を我々のヨット仲間のYさんがお買い上げ。
係りの生徒さんが包装などお手伝いをしてくれた。





作家先生を囲んでお買い上げ記念写真撮影






ギャラリーを出ると時間は午後1時
小町通りは大変な人出だ。









昼食は鶴岡会館近くのイタリアン  Yさんのご案内である。
店の名前は「リッチョーネ」 中々よろしい雰囲気である。











ハウスワインの白 カルボナーラが何とも美味





ランチの後 Yさんはお仕事に戻る。
義理もあったのでしょうが
我々年金生活者にお付き合い頂き有難うございました。
バイバイ







さあ鎌倉散策
ブラブラ北鎌倉までの御散歩である。
まず鎌倉なら何はともあれ鶴岡八幡宮
境内に散歩の足を進める。











鶴岡八幡宮で気になるのは
あの大公孫樹(オオイチョウ)がどうなったのか?

折れた大公孫樹の根(流石立派なものである)は、すぐ脇に移し、植えたようだが大公孫樹の葉が茂っている

折れた公孫樹の所(元々大公孫樹があった場所)からも新芽が出ていて公孫樹の葉っぱが茂っている

将来どちらの公孫樹が「二代目大公孫樹」になるのか?

急ぐ訳でもなく境内を見渡すと
お日柄が宜しいのか結婚式だ。








皆は石段を嫌い本殿えの参拝を御遠慮したので
ミスターマスダが代表参拝



少し靄がかかっているのが難点だが良い見晴らしだ




何時ものことだが大変立派な盆栽の展示 つい足を止めてしまう

さあ ぶらぶら北鎌倉へ向かおう



境内を出ると北鎌倉へは一本道だが
道路は込んでいる。
駐車場探しなのだろう。




神奈川県立美術館
今日は時間がないのでスキップ。




”欧林洞”という美しい喫茶店兼洋菓子屋に出会ったので
暫しティータイム。
イギリス風の結構な店でお茶もケーキも
サーヴィスも極上であった。
ミスターマスダはサバランにアールグレー 満足。



パーキングには白いロールスロイス 客の車か店の車か?







思わず長居をしてしまった  もう街頭に灯が入っている。




去来庵 ビーフシチュウで有名だ。
今日はここもスキップ。











この街道には面白い店がある 風呂の道具の専門店



店の前で大分県の「小鹿田焼」飛びカンナ」の器が展示されている。
陶器と云うとミスターマスダの足はすぐ止まる。











ここも陶器の展示があるのかな?







建物がユニークだ
どこかから古民家を移築したらしい。
木の骨組みに面白さを発見。





今日は残念ながら陶器の展示はなく刺繍だそうだ













刺繍と言っても平面的ではなく
日本の伝統的刺繍の様に絢爛豪華ということはない。
エンブロイダリーの様に重厚ではなく涼ずやか
新しい日本の刺繍の形と云うものであろうか。










漸く円覚寺」北鎌倉の駅前に戻ってきた






横須賀線で横浜まで出て横浜のデパート巡り
と言ってもデパートのアートサロンを覗くだけ。
伊賀の陶芸作家 小島陽介さんの作陶展
辛うじて作品を買うのを踏み止まった。
将来 大物になる片鱗が垣間見られたような気がした。



夕食の時間になったので本当に久しぶりというか
30年ぶりぐらいになると思うが横浜ダイアモンド街の
勝烈庵でトンカツを喰う。



勝烈庵開業八十五周年の記念に棟方志功の複製絵皿を配っている。
好きな作家・好きな絵なので普段使いの皿として有難く頂いてきた。
因みに本物は本店に飾ってあるそうだ。
そして店名“勝烈庵”の文字は志功の手によるものである。







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体育の日

2010年10月19日 15時42分55秒 | ヨット
10月11日(月)




今日は体育の日
天気も良いし大勢で海に繰り出した。

例によってヨットハーバーのラウンジでビールなどで出港を祝い
10時頃テンダー(渡し舟)に乗り込み開始
オットト 奥さまお手をどうぞ!











テンダーよりヨットに乗り移る。
揺れるぞ!注意して!しっかり掴まれ!




全員ライフジャケットを着用

良い風だ!
猿島方面を目指して さあセーリングだ!











何はともあれ乾杯だ!








釣り船も漁場に急いでいる。
磯子沖はサンデー太公望の天国。







小さいお譲ちゃんもVサインでご機嫌











おつまみ









本日の目的地が決定した。
金沢八景島シーパラダイス・ヨットハーバーとなった。
携帯電話でTさんが後輩のハーバー長に接岸の許可を取っている。













金沢八景島シーパラダイスの遠景が見えてきた。





ハーバーに入港

愈々接岸・上陸











記念写真を撮ろう!




全員乗船
さあ帰るぞ~




金沢八景島シーパラダイスが段々遠のいてゆく。





















根岸沖まで帰って来た。
ホームポートの横浜市民ハーバーも目の前だ。



今日のセーリングも愈々終りに近づきつつある  何を瞑想しているのか

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チャリティーゴルフ

2010年10月05日 21時52分57秒 | ゴルフ
10月4日(月)


日本・ラテンアメリカ婦人協会主催の
「国際親善チャリティーゴルフトーナメント」に
ミセスマスダと知り合い二人を誘って参加することになった。

会場は名門コースの「保土ヶ谷カントリークラブ」
受付で故橋本竜太郎元首相の未亡人
橋本久美子会長の笑顔に迎えられる。

天気は少し小雨模様 ベストではないがゴルフはできそうだ。
参加ゴルファーは180名、会の性格上80%は御婦人
各国の駐日大使夫人などセレブリティが多い。








名誉総裁 常陸宮妃殿下も
スタート前のパッティンググリーンで調整に余念がない。

 








愈々スタート アウトの一番 
常陸宮妃殿下は思いのほかスイングがしっかりしている。









9時半さて我々もスタート。
コースは思ったより起伏が大きい。
元の会社の同僚のM氏、義妹のYさん、ミセスマスダの4人で
のんびりのラウンドが始まった。





Yさんはレフティー

金木犀の花が満開 甘い香りがあたり一面 漂っている

コース途中の茶屋では中米の大使館の寄贈によるインカ・バナナが振る舞われた 中々の美味である












ゲームが終わりクラブハウスで表彰式を兼ねたパーティ

橋本会長の御挨拶



駐日大使館の大使夫人達

エクアロル大使夫人のスピーチ




乾杯の音頭うは常陸宮妃殿下









食事はラテンアメリカからカリブの国々の名物料理。
国旗を立ててくれているので国名も判かり興味深い。












パーティはたけなわ、談論風発というところだ。
常陸宮妃殿下を画面の端に
記念写真を「パチリ」。





優勝はブレッド・ダンドイ氏35・39 グロス74
我々4人はスコアーはともかく
納得のゆく楽しいゴルフであったことは確かである。



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藤枝 大祭り

2010年10月03日 11時08分14秒 | 家族行事
10月2日(土)



祭りだ!祭りだ!
ミセスマスダの田舎のお祭りにお墓参りを兼ねて出掛けて行った。
4年に一度の大祭 現地は気合いが入っている。

静岡県JR藤枝駅のコンコースには「藤枝 大祭り」
知らせる垂れ幕。





雰囲気を盛り上げる為か駅前にはバンドがてている。
ローカルの放送局もインタビュー。







お祭は後で楽しむとして早速今日の目的の一つ
増田家の墓参りに
長昌寺と云って藤枝駅からタクシーで10分。
赤い花なら曼珠沙華 「彼岸花」 が綺麗なお寺である。









これでワンダウン お墓参りの後は腹拵え。
土地勘もない。 遼クンのテレビをやっていたので駅前の「居酒屋」に決めた。
若い人たちでやっている活気のある居酒屋。
カワハギの「お刺身」が美味、肝まで食べてミセスマスダの不興をかった。
肝類は、コレステロール対策の為、
ドクターより禁じられている食材のNO1である。











食事を終えると町は夕暮れJR藤枝駅前も景色が変わってきた。
オベリスクのような塔には灯りが入り
藤枝市のシンボル「藤」が浮き上がっている。
ここでもバンドが出ている。








さあ愈々お祭りである
ここ藤枝は広重の浮世絵にもあるよう
由緒正しき伝統のある町である。
御茶の産地・集荷地として知られているが
近年はサッカーの名選手が輩出し
サッカーの町としても知られている。





藤枝の14の区から「山車」がメインロードに繰り出してくる。
山車には笛・太鼓・三味線と三拍子揃ったお囃子が乗っており
まことに賑やかなことだ。
「日本一 長唄による地踊り」 を売り物にしているが、確かに
生の演奏で踊り歩く祭りは珍しい。
100人ほどの師匠が東京方面から招かれているようだ。











祭りは奇麗どころの踊りから始まる。
地元の女衆をはじめお祭りの日を目指して藤枝に集まってきた人達だ。
皆さん常連らしく手持ちの提灯から衣装 草履まで完ぺきである。
以前東北の有名なお祭りを見に行ったとき一部の踊り子が
スニーカーを履いていて幻滅を感じたことがトラウマになっていた。











祭りの花は「屋根乗り」
命綱を付けているが勇敢そうに見える。






義理の甥もこの町の青年団員
目下花嫁募集中。
お祭りでの役どころは
大老に次ぐ中老
踊るわけでもなく山車の綱を引くわけでもなく
山車の周りをブラブラしている中間管理職。





山車は地元有力者の家の前に止めて踊りを披露する。
勿論過分の寄付というか御祝儀を払っているのだろう。
ミセスマスダの実家の前では「かっぽれ」を踊った後
家の前で湯茶の接待を受ける。











お師匠さんはいつも踊りの先頭。
素人集団を短時間でここまで纏め上げた手腕はお見事。
お囃子の人達とか踊りの指導のお師匠さんはどうもプロらしい。





午後9時前 お祭りは解散になる。
皆さん 思い思いに記念撮影。










本日のお祭りにはミセスマスダの実家に
実兄弟姉妹・義兄弟姉妹が全員集まった。
末っ子のTクンの発案で記念写真をパチリ。
兄弟が全員集まるのはレアーケース。



帰りは義弟のテルチャンの車に乗せてもらって東名を一直線
帰宅は久しぶりの「午前様」。




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日光 東照宮

2010年10月01日 09時39分02秒 | 家族行事
9月10日(金)午後



群馬県の「吹割の滝」で昼食に蕎麦を食べてから
栃木県日光市「東照宮」に向かう。

いつごろ命名されたのだろうか、一時間ぐらい「ロマンチック街道」
そして「トウモロコシ街道」と名付けられた道をドライブ。
名前負けの街道の様な気がする。

金精峠を越えると日光の裏側に出てきた。
男体山が目の前に見える。
チラリと見えるのは「中禅寺湖」ではなく「湯の湖」というらしい。





男体山の横をすり抜け中禅寺湖畔を暫しドライブ。
「いろは坂」を下れば「日光」の市街地。
早速「東照宮」に参詣。



東照宮で「寺」ではないのに何故五重塔があるのだろう



昔来た時の記憶と違い境内は思ったより小さい。建物がやたら金ぴピカ






厩の欄間には左甚五郎の彫刻がある 見逃す訳にはゆかない
                        ”見ざる、聞かざる、云わざる”と。





東照宮のシンボルは「陽明門」
見学者の関心が高い。









陽明門を守っている仁王サンほか色々な人と動物たち。














陽明門の奥に徳川家康を祭ってある廟がある。
その入口の建物の欄間にあるのが
これも左甚五郎のかの「眠り猫」である。







最後の見学は「薬師堂」 「鳴龍」である。
天井に描かれた「龍」が鳴くらしい。
薬師堂なのでお坊さんの装束の係りの人が「拍子木」を打つと
よく天井に共鳴して龍が鳴いたことになるのだろう。





社務所では色々な物を売っているが
「葵の御紋の印籠」が文字通り光っていた。
黄門様と同じような「葵の御紋の印籠」を
徳川家康も持っていたのでしょう。





帰路 参道の杉並木が清々しい。
側溝の湧水は冷たく綺麗。
「ごん太クン」が大喜びでゴクゴク水を飲んでいる。





長い一日だったが道中渋滞もなく
気分の良いドライブであった。



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