A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

冬に向う我が家の庭

2006年11月30日 21時03分24秒 | 四季の花々
11月も最終日 我が家の庭も寂しくなってきた。

ポインセチアもクリスマスに合わせて段々色付いて来た。
昨年のクリスマスに飾ったものを,春先より庭に出しておいた。
街の花屋さんで見かけるような豪華さはないが、これが本来のありようだと思う。
そういえば、シドニーに住んでいた頃、我が家には、
高さ4,5メールほどのポインセチアの木が自生していて、
南半球の冬、8月の空に見事な朱を見せてくれていた。
お正月用の千両も万両も実が色付いてきた。
例年通り、年の暮れには何人かのお友達に差し上げる事が出来るだろう。
山茶花は大した手入れをしている訳ではないが時節を忘れず咲いてくれる。
5,6本あるが,その中の幾つかを御覧にいれます。
シーズンが終ったら御褒美に「お礼肥やし」を忘れぬようにしなければ。




ある日の午後(上)

2006年11月27日 19時39分31秒 | 家族行事
11月25日

午前中 作陶に没頭。
工房に声が掛かる「昼食は如何しよう」。
「広尾の例の店でランチでもしようか」という事で衆議一決。

広尾のスーパー「ナショナル」に駐車してランチと思ったが
家人に窘められ明治屋の有料パーキングに駐車。
どうせ「ナショナル」で買物するから良いじゃあないかと思ったが
買物以外の目的で駐車する事を潔しとしないそうである。
正直が一番。

広尾界隈をぶらつくのは大好きだ。
有栖川公園はまだ紅葉ではないが都会の喧騒の中 ホッとさせる。
洒落たビストロ、居酒屋、本格的なフレンチ「ひらまつ」もある。
100円ショップも楽しいしし戦後其のままの様な理髪店もある。

我々は先ず遅いランチ、広尾へ行くと何時も行く「セパージュ」へ。
西洋酒屋エノティカが経営している気楽に入れるレストランだ。
「セパージュ」とは”葡萄の品種”という意味だそうだ。
中々よいワインを出している。
まずブルゴーニューの赤 ボォーヌ・ロマネ フルボディーで大変結構。
メイン・ディッシュは「仔羊のシチューにクスクス」。
クスクスは小麦粉ではなく玉蜀黍らしい。「セパージュ」はミスターマスダのような年金生活者でも気楽に入れるような料金も
リーズナブルなレストラン。
しかし結構有名人も来ている。
この間は北朝鮮問題の田中某がワインを楽しんでいるのを見かけたし
今回は国生さゆりらしき人を見かけた。


近くに良いチョコレート店「テオブロマ」が有るが今日は立ち寄らず。
その代わり「セパージュ」の姉妹店のケーキ店「ブルディガリ」
に立ち寄りエクレアなどを求める。
日本のケーキと少し違う感じだ。
「ブルディガリ」とはラテン語でボルドーという意味らしい。
ある日の午後(下)に続く・・・




ある日の午後(下)

2006年11月26日 20時41分39秒 | 家族行事
ある日の午後(上)より続く・・・・

通リに面した瀟洒なブティック、家人が目敏く「獲物」を見つける。
最近アメリカからの年金が入ったので「マア良いか」と云う事でお買い上げ。早速明日静岡の友達に会う時に着て行くらしい。

広尾の街はもう既に年末気分、クリスマスデコレーションで飾られている。


駐車している明治屋のスーパーで買物。
家の近所で買えない食品もカートに入れる。

スーパー内の数箇所でミスターマスダはワインの試飲のはしご。
サービスしてくれるお姉さんとワイン談義をするのが好きだ。

お買物も済んだ所で2Fへ。
ゴルフショップや陶芸店を見たり
ロビーのミニ・コンサートを楽しんで今日の広尾散策は終わり。





OKさんの一周忌

2006年11月25日 20時22分14秒 | 家族行事
11月23日
今日は国分寺までお出掛け。
一年前に夭折した親友のOKさんの一周忌。
とは云うものの納骨・法要は午前中に親族のみで済ませ
OKさんを偲ぶ会の様相。

JR国分寺駅で下車、タクシーで懐石”四季亭”に向う。
途中日立製作所武蔵工場の前を通過。
勤め人時代よく訪問した得意先だったのでどうなっているか興味が沸いて来た。

しかし正門は昔のままのような感じだが建物は新しく建て替えられて居る。
工場の横手に日立武蔵の女子バレーの本拠地だった
体育館があったが今はマンションになっている。
毎年新年にはあの体育館の「賀詞交換会」へよく行ったものだ。
懐かしさと共に日立関係の色々な人達の顔が脳裏を掠める。
時の流れを感じると共に何故かミスターマスダも歳を取ったと思った。

会場の「四季亭」に着いて驚いた。
「四季亭」は昔よく通った料亭だった。
調度品も結構立派だ。
それに水をふんだんに採り込んだ庭も売り物だが
座敷の裏に模型列車のレールが敷いてあり料理を模型列車が
座敷々々に運んでくる仕掛けになっている。
今日見たところレールは昔どうり敷いてある。
今でも模型列車で料理を運んでいるのだろうか?
仲居さんに聞き忘れた。

今回は大広間だったので料理は仲居さんの手運びだ。
OK夫人の御挨拶で一周忌・偲ぶ会は始まった。

御長男の「富夫君」愛称トミーが会の進行を取り仕切った。
子供の頃から知っているトミーだが親父のライバル会社S商事ジャカルタから
帰国したばかりだ。
揉まれて来たのか子供の頃のトミーではない。
中々しっかりしている。
OK夫人の相談相手になってくれるだろう。

OK御夫妻の交友関係の広さで沢山のお知り合いが集まって来られた。
お勤めだったM物産関係者は少なく会社関係以外の友人が
それも御夫婦で出席されている。

OKさんがいなくてもOK夫人はこれらの遺産を引き継いで
今後も御出席の皆さんと御交誼を続けられて行かれる事と確信し安堵した。

今日はイベントが二つある。
午後6時横浜高島屋で孫達家族と待ち合わせだ。
少し早めのクリスマス・プレゼントを買う約束をしてあったのだ。
横浜へは「新宿湘南ライナー」 初めて乗るラインなので興味津々。
一周忌に同席したM御夫妻が途中まで「新宿湘南ライナー」に同乗して
くれたので迷う事はなかった。

高島屋では孫達が既に下見をして呉れていたのでコートとかブーツとかゲームなど
買物は意外とスムーズに完了。

夕食はイタリアン。
リゾットとマルゲリータの評判が良かった。
最後に注文したカプチーノには偶然かどうか判らぬが
ハートの模様が浮かび上がっていて印象的だった。

少し忙しいスローライフをしみじみ味わっている。
 


紅葉の中のゴルフ

2006年11月22日 21時37分16秒 | ゴルフ
偶には埼玉でゴルフをやろうとF御夫妻に誘われ鳩山カントリークラブへ。
鳩山カントリークラブはF御夫妻のホームコース。
我々夫婦はアウエーの対戦となる。

埼玉方面は横浜から車で2時間半、日頃は御遠慮申し上げているのだが
他ならぬF御夫妻のお誘い、早朝6時半張り切って出発。

クラブハウスで朝食を摂りながらお互いの近況報告。
ゴルフプレー後お酒が飲めないので前倒しで早速麦酒。

天候にも恵まれ今日は「小春日和」
英語では「インディアン・サマー」本当かなあ!


鳩山カントリークラブでは何回もプレーしているが中々の難コースだと思う。
距離がある、砲台グリーン、アリソン・バンカー。
最初の3ホールぐらいでスコアーメイクは諦め
和気藹々のゴルフに徹する事になった。

今日のコースでの拾い物は見事な紅葉だ。



ゴルフ場よりの帰途 馴染みの寿司屋で軽く夕食。
「大間の本まぐろ」が入っているからと言われていたのを思い出したからだ。

それに今日は母の命日だ。
静岡生まれの母は魚が大好き。
特に「まぐろの中とろ」が好きだった。
家内と母の思い出話をしながら
「大間のまぐろ」をつまむ事も供養になっただろう。



秋の習作

2006年11月17日 18時18分08秒 | 陶芸
直径50センチの大皿が焼き上がった。
釉薬は「黒天目釉」の下地に「卯の斑釉」を全面に濃淡を付けて掛け流す。
狙い通うりの景色が現れて来たと思う。
花を活けてもよし お正月のおせち料理を盛り合わせてもよし。

裏面の釉薬の流れが面白いと思う。
大きさを示すためタバコを置いてみた。


季節がら赤とんぼの色変わり小鉢2種。
直径17センチ
粘土の違いで風合いが変ってくる。
この小品は義姉の処へお嫁に行くことになっている。(上信楽粘土)
(並漉粘土)



(続々々)庭の秋草

2006年11月08日 22時22分39秒 | 四季の花々
朝夕めっきり寒くなって参りました。
我が家の庭の草木は例年より3週間遅れぐらいの感じで
寒さに向かっております。

香り高い白い花をみせ、一夏を楽しまさせてくれた夕顔、種もなかなか見事である。

檀(まゆみ)の実、葉が落ちつくしてもクリスマス頃まで、この朱美が美しい。

野紺菊、昨秋、小さな苗を求めて庭に植えたところ、
この秋、大層大きくなって、ここ二、三週間、青色を深めている。

レオノチスセージ、ハーブの一種だが、
晩秋から冬にかけ花をみせる珍しいハーブである

石蕗(つわぶき)、花の少なくなった庭を彩る美しい花。
日当たりの良いところで金色に輝いて人目を引く。


慶事

2006年11月05日 19時54分34秒 | 家族行事
11月5日

甥の結婚式で浜松へ。

JR浜松駅前のホテルでの挙式・披露宴。
本日はお日柄も宜しくこのホテルで15組の披露宴が予定されている。
何処も彼処も込み合っており、何組かのよその花婿・花嫁に廊下ですれ違う。

ホテルは40数階の超高層ビル、内装は音楽関係の街と云う事なのだろう
楽譜とかピアノとかチェロなどがデザインして散りばめられている。

厳かな挙式の後、披露宴が始まる。

お目出度で、親族が集うのは良いものだ。

主賓の御挨拶・乾杯に続き、ケーキ・カット。
次々とお酒が注がれる頃になると、我々のテーブルは親しい親戚ばかりなので
話は留まるところを知らない。
花嫁がお色直しで席を外した頃、祝電の御披露が続いたが、新郎が医師という事もあって,製薬会社からのものも多かったと、後で何方かが言っていたが、我らのテーブルでは、気が付いた人がいたかどうか?

披露宴は盛会のうちに目出度くお開き。
折角浜松まで来たので帰りに浜松城公園内の
浜松市立美術館で「前田青邨展」を見学。

お目当ては”知盛幻生”やっぱり観に来て良かった。
”洞窟の頼朝””観画”も中々良かった。

時間は少し早いが夕食は明治創業の鰻の老舗“八百徳”。
老齢で浜松の入院していた母を見舞った帰りに
よく立ち寄ったものだ。味は気に入っているので今日も帰りに立ち寄ろうと心積もりしていた。
前に弊ブログで御紹介した鶴見の鰻屋”荒井”には敵わないと思うが・・・




関西遠征(4)

2006年11月03日 12時59分05秒 | ゴルフ
11月2日
四連戦最終日

今日は関西遠征の四連戦最終日。
宝塚ホテルから逆瀬川を遡ること15分
間違いなく名門 社団法人宝塚ゴルフ倶楽部が本日の
フロムナウ会東西対抗本戦の舞台だ。

昨日は大変好調だったので昨夜の前夜祭ではミスターマスダの
活躍を期待する声も多かったし、ミスターマスダも昨日の余勢を駆って
その気になっていたが中々思うようには行かぬものだ。

前半の9ホールは何とか凌げたが後半アプローチの歯車が
噛み合わず、あがってみれば100叩き。
チョッとしたショートアイアンの狂いでバンカー
ダブルボギーの連鎖に繋がった。


ニューコース名物ホールの15番ショートホール恐怖のアリソンバンカーを前にして


ミスターマスダの所為ばかりではないが我が東軍は敗北の憂き目。
昨日が良かっただけに立ち直りには時間が掛かりそう。
臥薪嘗胆・捲土重来を期そう。

打ち上げパーティー後 来春の再会を約して散会・お開きとなる。

四日間にわたる関西アウエー四連戦もこれで終わり。
あまり疲れは感じていない。
健康に感謝!!!





関西遠征(3)

2006年11月03日 12時17分44秒 | ゴルフ
11月1日
四連戦三日目

今日からが今回関西遠征の目的”フロムナウ会”。
まず今日は肩慣らし腕慣らしのオープン戦で個人戦。
メイン・イベントの団体戦の東西対抗は明日。

今日のコースは神戸ロイヤル・パインズ・ゴルフ倶楽部。


4組で和気藹々でスタート。
もうこのコースでは50回以上プレーしていると思うが
中々タフなコースと思う。
三連戦目なのでショットは絶好調
パートナーに恵まれた為か今日のスコアーは大変良かった。

今日の宿は”宝塚ホテル”。
小林一三が宝塚歌劇場と一緒に建てたホテルだ。


古いホテルだが時代が変り古い所を上手に残して新館と調和させている。

夕食はホテル内の和食レストランで「東西対抗戦」前夜祭。
皆引退したとはいえ、かっては同じ職場の先輩・同僚・部下。
現役当時の序列がそのまま生きている。
早く歳を取って上席に行かなければ。

またこの食事会の話題は現経営陣への提言?(不満)昔話や
思い出話(自慢話に変化し易い)が多すぎる。
よく働いた御褒美として引退生活を「未来志向」で行かねば。
後ろを振り返っている時間が勿体無い。
次回 先輩達の御機嫌の良い時を見計らって提案しよう。






関西遠征(2)

2006年11月03日 12時07分27秒 | ゴルフ
10月31日
四連戦第二日目

今日から男達だけのゴルフとなる。
勤め人時代の後輩のOさんのホームコース 
名門 城陽カントリークラブで行う事となった。
Oさんが名門と言っているから名門に間違いない。
Qさんは60歳からシングルを目指し実際にシングルになった変わり者。

それにパートナーは元M電器副社長のIMさん。
年4回ぐらいお相手するか、
お気の毒にミスターマスダにゴルフでは一目置いているようだ。

もう一人はS社の専務さんでHさん 6月に現役引退
小生とは久々のお手合わせだ。
彼は大学の後輩だったが勤め人時代は得意先だった事もあり
後輩という身分を忘れる癖が時々あった。

今日のゴルフは天候にも恵まれ良い汗をかけたと思う。
来年またこの場所でこのメンバーでやろうと言う事になったので
皆も楽しかったのだろう。


夕食は京都に戻り昨日とは様変わり”イタリアン”。
イタリアンといても京都ならではのイタリアン。
建物は京都町屋をそのまま利用したもの。中に入れば正面にオープンキッチンがドドーンと目の前に。
設備は近代的のようだ。


料理は本格的 メインは「骨付き子羊」で絶品。
少し気になったのは「ゴルゴンゾーラのペンネアラビヤータ」。
チーズとトマト風味の唐辛子が喧嘩しているような味がした。
アラビヤータとゴルゴンゾーラチーズはミスマッチのような気がする。

家内は今日一日友達と京都に遊び横浜に帰る予定だ。
今頃は新幹線の中か。




関西遠征(1)

2006年11月03日 08時38分46秒 | ゴルフ
10月30日

秋の関西遠征が本日より始まる。
昔 勤めていた会社の関東・関西在住のOBが集まって
年二回東西対抗ゴルフをおこなっている。
”フロムナウ会”と名付け毎回関西に遠征してゴルフを楽しんでいる。
今回は11月1・2日と決まったが折角関西に行くので
日頃お誘いを受けている方々との約束も果たそうと
10月30・31日もゴルフの予定を組み4連戦となった次第だ。

四連戦第一日目
早朝の新幹線で京都へ。
近鉄を乗り継ぎ「高の原駅」。
元S社副社長W御夫妻の出迎えを受ける。
家族ぐるみ20年来の知り合いで逢えば瞬時に空白時間は氷解し
昨日の続きの様な四方山話に花が咲く。

早速”美加ノ原カンツリークラブ”でプレー開始。
百人一首に詠われている”美加ノ原”だ。
「美加ノ原 湧きて流がるる泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ」藤原兼輔穏やかで気持ちの良いコースだ。
景色も中々よろしい。
ゴルフ半分、子供や孫達の話半分の
何時もながらの真剣味に欠けるゴルフだ。

プレー後 W邸に立ち寄り夕方までのんびり過ごす。
今回家内が関西に来た一つの目的はゴルフもさることながら
京都祇園の割烹”なか一”で旬は少し過ぎているが
「松茸」を食べようと言う事だった。

割烹”なか一”は家内のお気に入りのお店の一つで
其処の亭主とも話が良く合う。
亭主は予約席に何時ものように
魯山人の「ぐい飲み」を出して我々を待っていてくれた。

”なか一”へは何時行っても落胆した事は無い。
亭主の陶器に対する薀蓄に耳を傾けながら
亭主の料理を楽しむ。
ミスターマスダの食器を使ってみたいと云われその気になる。
次回出来の良さそうな自信作を見せる事とした。

知り合ってもう何年になるか、亭主の顔に年輪を感じる。
それもその筈、二人の息子が板場とキッチンに立っている。
大女将も元気だが若女将は長男の嫁だ。
家内総出で繁盛しているようだ。
亭主も今が幸福の絶頂期だろう。


松茸は塩の味付けだけで焼き酢橘を垂らした。(左は魯山人志野の”ぐい飲み”)
京都に来た目的の一つを果たした満足感を感じ店を後にした。

これから家内は友達の家に泊まりにゆく。
学生時代の親友で最近寡婦となった。
夜中までお喋りをするのだろう。
これも家内が関西に来た楽しみの一つらしい。