A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

114 マンハッタン

2009年02月28日 21時04分21秒 | ロス滞在記
6月17日(水)



朝から市内観光。
今日が北米大陸横断のバス・ツアー仲間と
団体行動をする最後の日である。

まずグランドゼロの見学。
前回来た時は奇麗にさ整地されていたが
だいぶ建築が進んでいるようだ。
ニューヨーク滞在時代よくワールドトレードセンターの最上階のレストラン
「ウインドーオンザワールド」に家族と食事に来たもんだ。
大変複雑な気持ちだ。







グループツアーなので見学の段取りは良い。
行列する事もなくバッテリーパークではすぐ自由の女神に行く船に乗れた。

















ベラゾノナローブリッジが遠望出来る。
ニューヨークマラソンのスタート地点。
5年前 北半球一周クルーズの時は早朝あの橋をくぐって来たのだった。
ニューヨーク港の入口である。
あの先はコニーアイランド
懐かしい景色ばかりだ。





マンハッタン島の遠景も楽しんだ。
ワールドトレードセンターが消えてしまったのはさびしい。





続いて国連ビルの見学。
セキュリティーチェックは想像以上の厳しさだ。
長い長い行列。
やっと中に入る。
国連ビル内の飾り、オーナメントは国連加盟国から寄贈されたものが殆んどだ。
ロシアはスプートニック 日本は鐘楼を国連中庭に寄贈している。





国連ビルには各国からの色々な訪問者がいる。
今日はチェコからの素人合唱団。
日本からの祭り太鼓の一団を見たことがある。



ギリシャから寄贈されたポセイドン



シャガールのステンドグラス フランスより




国連ビルの前の背の高いビル。
不動産王ロナルド・トランプの経営するアパート。
ヤンキースの松井君が住んでいる。、背番号と同じ55階。

こちらでは松井君は今年一杯で退団、
阪神タイガースに移るとの噂、ホンマかいなあ。





その後5番街を中心にブラブラ散歩がてら買い物の下見。



夕食はイーストリバーに沿ったブルックリンのイタリアンで
今回のツアーの打ち上げディナー。
昔よくブルックリンブリッジの下にあるリバー・カフェに行ったが
同じくらいマンハッタンの夜景が綺麗。







食事は終わったが住所、連絡先を交換したり
記念写真を撮ったり大変な盛り上がり。
明日の朝は皆さんJFKより日本に帰ることになっている。









バレンタイン・デー

2009年02月28日 17時22分44秒 | 家族行事
2月14日(土)

チョコレート会社の陰謀かどうかは知らぬが
最近のバレンタイン・デーはワクワクする。

勤め人時代は勿論沢山貰った。
銀座方面も結構沢山あった。
宅急便で送り付けてくる物もあった。
しかし残念ながら殆んどが「義理チョコ」。
頂いたのは宜しいがホワイト・デーのお返しの事を考えると少し気が重かった。

勤め人を止めて自由の身になった今は「義理チョコ」は一つもないと信じている。
純真にミスターマスダを喜ばせようと贈ってくれていると思う。
頂く数は少なくなったが一つ一つ真心が籠っている。
頂いたチョコレートの一部ではなく全部をここに御披露する。














蕎麦打ち

2009年02月27日 17時34分30秒 | 家族行事
2月11日(水)



よく蕎麦打ちは陶芸家の余技と言われている。
ミスターマスダが通っている陶芸教室の生徒Hさんが
自宅で蕎麦を打って御馳走してくれるとの御招待。
教室の校長先生に引率されて尻手駅の近くのHさんのマンションへ。
入口に噴水のある豪華マンション かんぽの宿のようだ。
最近出来たマンションは立派だ。

Hさんの蕎麦打ちは本格的 蕎麦粉は信州から取り寄せたもの。
早速計量して大きな漆塗りのボウールに移す。



少し水が少ないかなあと思ったが丁寧に捏ねている間に段々固まってきて来た。
流石Hさんは手馴れている。
陶芸では土練りは基本的な工程だが蕎麦打ちも練が大変重要な作業。



お客は蕎麦作りには余り興味が無いらしく
ただただ酒を飲みながら蕎麦の出来るのを待っている。
昼酒も入ったし少々お行儀も悪く御招待された客の態度とは言いがたい。





そうこうしている間に練が終われば麺棒で伸ばす作業。
暑さを薄くしかも均一にその上、次の作業で細く切る為
全体をなるべく四角く、これは相当の熟練を要する。



薄く延ばしたそばを折りたたんで大きな包丁で規則正しく刻んでゆく。
刻み幅は包丁をて傾斜させて当て板を動かし決める。
切れた蕎麦は岡持ちに綺麗に並べられてゆく。





ミスターマスダも蕎麦打ちに参加すべく蕎麦切りを体験させてもらう。
一子相伝ではないだろうが包丁の扱い方のコツを御伝授いただく。



校長先生が蕎麦の太さが心配なのか
岡目八目の指導をしてくださる。
自分的には結構上手に切れていると思う。



何とか蕎麦打ちは完了
岡持ちに一見綺麗に蕎麦は並んでおり
お湯が沸いて茹だるのを待っている。



茹で上がった蕎麦は少し辛らめの大根おろしで頂いた。
中々の美味 御馳走様。      


115 MOMA

2009年02月27日 15時03分53秒 | ロス滞在記
6月18日(木)




ニューヨークでは山本さん御夫妻とゴルフをするのも目的の一つ。
山本さんとは50年来の友達。
もう30年近くニューヨークに住んでいる。


その山本さんから電話があり雨でゴルフは延期。
それでは自由行動にしてもらい美術館めぐりをすることになった。
ニューヨーク在住時代 雨の日はよく美術館に行ったものだ。

それに久しぶりに会ってみたい友人とランチもしてみたいし。


朝8時バスツアーの人達は帰国のためホテルロビーに集まっている。
我々は見送りでお互いに別れを惜しむ。


雨の日は美術館めぐりに限る。しかし物凄い雨。
手始めにMOMA(NY近代美術館)。

エントランスホールの奥まったところで
いつものようにロダンのバルザックが出迎えてくれる。
2004年の日本人建築家・谷口吉生氏の設計によるビルの
リニューアルまではこのバルザックの銅像は中庭にあった。



入口の展示場のコンテンポラリーのコレクションは大変充実しているが
我々にそれを評価する目がないのが残念。



カメラはフラッシュを使わなければ撮影はOK。
センチメンタルジャーニーの記念に気に入った画の前で記念撮影









ポロック、ジャスパージョーンズぐらいから段々面白くなって来た。











アンディ・ウォーフォール、ピカソ、マチス
よく眼に焼きつけておこう。











シャガール、セザンヌ、ルソー
雨の日曜日 何度も見た画だ。





キリコにアンドリュー・ワイエス。




昼食はリーさんと。
ジョン・リーはミスターマスダがアメリカの会社で働いていた時の同僚。

昔よく行った50丁目の「ギンブリ」 イタリアンの名店。

スキャンピーが売り物だ。
ボンゴレのエンゼルヘアも美味しかった。
ブリュレなどドルチェも自慢のレストランである。

リーさんと積もる話は尽きない。
お父さん、奥さんのウイニー、お子さんの事。

アメリカ経済と年金に関しては悲観的であった。

彼もそろそろ定年。
せつにハッピーリタイヤメントを祈るのみ。














腹ごなしに辺りを散策後MOMAに再入場、絵画鑑賞を続行。







楽しい一日であった。
然しながら印象派はどこかに貸し出しをしているのか
思ったより点数が少ない気がした。



最近特に飛行機に持ち込むトランク重量を厳しくするようになったようだ。
軽量対策として軽いラゲッジを買い求めた。

今夜は詰め替え作業でミセスマスダは忙しい。

山本さんから電話、
明日は何とかゴルフが出来そうとのグッドニュース。








116 ハワース・ゴルフ

2009年02月26日 13時54分44秒 | ロス滞在記
6月19日(金)



雨で順延となっていた山本さん御夫妻とのゴルフ。
山本さん御夫妻のホームコース「ハワース」で挙行。

朝早く山本さん御夫妻がホテルまで迎えに来てくれた。
多少蒸し暑いが今日だけが晴れ・

久し振りのハワース
経営が日本人から韓国人に変わったが
コースのメンテナンスもよいしクラブハウスのホスピタリティも満点。
尤もこのコースに常時入り浸っている山本さん御夫妻の
チップの多寡に依るところもあると思う。













スコアーもまずまず、
クラブハウスのダイニングルームで早めの夕食。
山本さん心ずくしのワイン。
シャルドネに始まりカバネ・スベニオンの赤
いずれもナパ・バレー。
厚さ5センチの米国産ステーキ。
全然気にならない。
狂牛病の潜伏期間を考えると寿命の方が先に来る筈。
焼き加減よしまさにクリス・セラークラスの美味しさ。
肉も飲み物もアメリカ産。結構でした。



山本さん御夫妻との旧交も温めることが出来て楽しい一日だった。

もうアメリカでもお酒を飲んで車を運転する時代ではない。
リムジンでマンハッタンへ御帰還。



ホテルでTVを見ていたが松井君はDHでどうも元気がない。




117 メトロポリタンミュージアム

2009年02月25日 13時38分17秒 | ロス滞在記
6月20日(土)



朝 散歩がてら朝食をとろう。
MOMAの横を通り抜けてウォ^ドルフアストリアホテルへ。





朝食のエッグ・ベネデイクトはウォ^ドルフアストリアホテルが一番だと
ミスターマスダは信じている。



今回の旅行の朝食で納得がいかなかったのが「エッグベネディクト」
クルーズのクリスタルセレニティはダイニングルームとキッチンの
距離の関係かオーバークック気味。
カリフォルニアでは繊細さに欠ける。
今朝はウォ^ドルフアストリアホテルで
本当のエッグベネディクトに出会った感じ。

ソースもホーランダー、ポーチドエッグも黄身は殆ど火がとおっていないし、
ふっくらしている。




マジソンを散歩がてらグッゲンハイムまで上る。
雨が降っていることもあり昔のアッパーマディソンの活気がなかった。

グッゲンハイムは開館50周年でライトの大回顧展を開催中。
自然と融合、安藤忠雄に似ている。
















グッゲンハイムミュージアムを出て少し歩けば
メトロポリタン・ミュージアム。



名画鑑賞前にまず腹ごしらえ。
昼食はメトロポリタンミュージアムのキャンティーンで
ワイン付きの平目のムニエル。



ここでも名画とともにセンチメンタルジャーニーの記念撮影をさせてもらった





























夕方まで絵画鑑賞。

日本館に宗達や浮世絵はあるが一般展示には一点も日本の絵がない。

文兆、大観、梅原、岡本太郎、東山などは
ここでは評価されないのか。

メトロポリタン・ミュージアムを出るとまだ少し雨が降っている。
セントラルパークの緑が美しい。



少し散策してから5番町に戻る。往年の名百貨店「バーグドルフ・グッドマン」を見た後、
ビッグ・ブランドのハンドバッグ2個調達。
今日は一日中雨だった。

ホテルでTVを見ている。
ロングアイランド・べスページのUSオープン・ゴルフでは
YANOさんが上位、タイガーは3オーバー
雨で苦しんでいる。

松井君はPHでライト前にクリーンヒット、すぐ代走に変わったが得点につながらず。
でもヒットが出てよかった。

NYに来て感じた事は馴染みのレストランが多数無くなっていること。
景気も兎も角ビジネス利用が減った為か?

この間ランチを御一緒したリーさんに聞いた事だが
最近急速にビジネスのやり方が変わってきたそうだ。
IT時代でコンピュータで一番安いところを探し発注する、
食事をしたりして人間関係、信頼関係を構築して
ビジネスを始める事が少なくなったそうだ。

何処でも品質、サービスは同じ、値段けの勝負が多いそうだ
ミスターマスダが経験したニューヨークの
古き良き時代は遠くなりにけり。



118 ソーホー

2009年02月24日 13時54分48秒 | ロス滞在記
6月21日(日)






NY観光の最終日。
明日は帰国日。

もう当分NYには来ないと思う。
朝から小雨が降ったり止んだり。

ホテル・フォーシズン、ホテル・ピエール、
セントラルパークなど散策。
ホテルで一旦休息後ソーホーへ地下鉄で出掛ける。









地下鉄プリンスSTで下車。
お目当ては,高名なデリカテッセン、ディーン・エンド・デルーカ。
10年ほど前から日本にも店を出しているが
我々は30年前からのデルーカ・ファンである。





商品の並べ方がいい、
ロスのデリカテッセンに比べ品質も良いが値段も高い。








昔に比べソーホーの雰囲気が変わったようにおもう。

ソーホーと言えば画廊だが画廊があまり見当たらない、
ブッティックはあるが気の利いたカフェがどうも見当たらない。










ソーホーでは是非ニューミュージアムオブコンテンポラリーに
行ってみたい。
通行人に場所を聞いたら御親切にもブラックベリーで検索してくれた。
ブラックベリーはスマートだ。
漸くニューミュージアムオブコンテンポラリーを
見つけ行って見る。





MOMAでコンテンポラリーを見ているがもう一つ先を行っている。
映像関係が主だがとても理解できる芸術ではない。
我々は時代に取り残されたのか。

これは芥(ゴミ)ではない アートである



これ位なら まだついて行ける


一息入れるためニューミュージアムオブコンテンポラリーの
屋上へ出る。
エンパイヤーステートビルも見える。







夜はミュージカル、ウインターガーデンのマンマミア
次男の純也君のお勧め、
特にフィナーレのダンスが圧巻、感激であった。





ニューヨーク最後の夜である。







119 最終日

2009年02月23日 23時31分34秒 | ロス滞在記
6月22日(月)

本日はNY最後の日。
そして我が「ロス滞在記」も最終章。

マンハッタンの我々のホテルは「ウエリントン」
古いホテルだが手入れが行き届いていて快適な滞在だった。
また何と云ってもロケーションが良い。
ブロードウエーも5番街も美術館もウオーキングディスタンス。





空港へのリムジンが迎えに来るまで多少時間があるので
コロンバスサークルまでお散歩。

方向としてはリンカーンセンター方面に足を向けた。
カーネギーホールの前を通過
昔よく通ったホールである。
どんな演奏会かプログラムだけ見て満足することにする。





セントラルパークの片隅にある目的地コロンバスサークルまで
20分の散歩だった。













9時39分リムジンが来る。
トランク4個はリムジンでも中々積み込むのが大変。

ミッドタウントンネルに向かったが大混雑、
そこで国連ビルを通り抜けルーズベルトドライブでアップタウンへ。

トライボローブリッジからグランドセントラル、フレッシュメドーの
テニスセンター(ここでは毎年USオープンが開催される)を
眺めつつバンウイックに入る。
ヒルサイドアベニューなど昔我々が住んでいたストリート名など
聞きなれた名前が眼に入ってくる。

バンウイックの上をモノレールが走っている。
5年ほど前に出来たものでジャマイカ~から飛行場・JFKまでを
走っているとのこと。
予期せぬ道路の混雑で回り道をした結果
ホテルから飛行場まで一時間、懐かしい観光ドライブでもあった。

飛行機はボーイング777 
座席は殆ど水平に平らとなり機内でしっかり休養もとれた。



ファーストクラスのカプセルホテルのような座席より
ビジネスの方が余程ましだと思ったのは強がりか。

機内のエンタテーメントの機材の扱いは難しい。
中々希望する画面が出てこない、
キャビンアテンダントも操作方法に慣れていない。
もっと簡単にしなければデジタルディバイドだ。

その後も特に問題なく無事帰宅 
時差の関係で6月23日午後7時であった。

4月17日にアメリカ日本郵船のクリスタルセレニティ号
で横浜港を出帆。    
ロシア、アラスカ、カナダ経由でロサンジェルス港着。
ロス郊外のレドンドビーチのマンスリーマンションに滞在。
ラスベガス経由でルート66をバスでアメリカ大陸を横断。
ニューヨークでは束の間のセンチメンタルジャーニーを楽しみ
2ヶ月半の大旅行はここに大団円。

弊ブログを御覧いただいた皆様
長い間 辛抱強く御高覧頂き誠に有難う御座いました。
ここに厚く御礼申し上げます。


公募展入選

2009年02月05日 09時26分28秒 | 陶芸
2月4日(水)



今年も公募展の季節がやって来た。
六本木の国立新美術館で開催される第53回新槐樹社展
何とか入選だけは果たす事が出来てホッとしている。

オープン初日 お知り合いの皆さんと連れ立って
勇躍 六本木国立新美術館へ。






陶芸部門の展示は会場の奥まった部屋。
何はともあれ陶芸展示会場へ直行。
我が作品がどんな場所に展示されているか気になるところだ。
今回は けっこう見やすい展示で良かったが
ミスターマスダ個人的には二箇所に分かれて展示されており
2作品一箇所に纏めて展示して貰いたかった。




オブジェの「ユニバース」
審査員に理解されるか心配したが
何とか入選を果たせた。






「掛け流し大皿」
大皿と名付けたが回りに展示されている作品は大寸が多く
ちょっと大皿と呼ぶにはおこがましい。
然しながら今回の出展作品は寸法が大きいと言うだけでなく
中々の力作揃いでレベルが高い。
今秋の公募展の応募作品は相当気合を入れないと
と言う思いを新たにした。







陶芸作品展示室の隣は彫刻。
今回は出展作品が少ないようだ。
昨年は知り合いの人が木彫で「新人賞」を取ったが
今回は出色の作品は少ないようだ。





何と言っても53回の歴史のある新槐樹社展の中心は絵画
200号、500号の油彩が展示されている絵画の部は圧巻である。

内閣総理大臣賞
文部科学大臣賞
東京都知事賞

などの大賞は いつもの事ながら絵画部門が独占している。








新槐樹社展の隣の部屋では只今「加山又造展」を開催中
混雑を予想していたが意外に空いている。
弊ブログの愛読者各位には新槐樹社展を見て加山又造展
少し歩いてミッドタウンという一日散策コースは如何。