A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

ゴールデンウイーク

2006年04月30日 21時42分16秒 | ヨット
4月30日

今年のゴールデンウイーク
温泉も無し、ゴルフも無し、観光旅行も無し。
何の予定も無し。
良い天気に誘われボルドーの赤を携えヨットハーバーへ。

気の利いたゴールデンウイークの予定が無い友人達が10人ほど集まり
出航前のドリンクの後 飲み過ぎないうちに
10時ごろ 船は滑る様に根岸沖へ。
天候も良くヨットも何時もより沢山出ている。





風は8メートル位か 我々には丁度良い風だ。
金沢八景沖に差し掛かった頃 IGさんが「筍御飯」をサーブしてくれる。
赤ワインとのミスマッチが面白い。
ワインが無くなった頃
YGさんがサラミとチーズのオープンサンド作って呉れる。
我が艇のオフィシャルビアー発泡酒とともに頂く。

夕食は孫達と外食。
デザートのアイスクリームはいつものサーティーワン。




Day 094

2006年04月29日 17時52分37秒 | 航海日誌
第94日目(8月22日)

読みかけの本を読み始める。
「熱い河」 (パナマ運河建設に携わった唯一の日本人青山士あきらの伝記)
カールセーガンのコスモスはもう少しだ。

碁は植村3段に7目勝ち、勿論9目の置き碁である。

旅の終わりが近がづきつつある。
船内のアクティビティーも仕上げの段階だ。
今日は有料英会話レッスンとスペイン語レッスンの卒業式と言うか
スピーチ・コンテストが行われている。
昼の部:4時間、夜の部:4時間、55名の受講生のスピーチに続き、
英語講師、スペイン語講師の日本語でのスピーチもあり、船内は大騒ぎである。
優勝者は涙ぐみながらお礼の挨拶をしていた。

演奏会も近がづいて来たのでハーモニカの練習にも熱が入ってくる。
今日も日没が綺麗だ。

夕食はエスニックが続いたので居酒屋”波平”でお刺身などで夕食。
NGさんもご一緒に楽しい時間を持てた。
時差1時間発生。



Day 092

2006年04月28日 21時35分38秒 | 航海日誌
第92日目(8月20日)

昨夜 今回の旅行のハイライト アラスカ氷河の見物の後
アラスカ・スワード港を出航、船はアラスカ半島に沿って南東に下がっている。

午前中の荒天も治まり午後は穏やかな海。
夕日が綺麗だ。
碁を2局、あまり力が入らない。

このところ夜になると「オーロラ探検隊」と言うボランティアが
デッキでオーロラを見張っている。
オーロラが観測されると夜中でも艦内放送で知らせる事になっているが
今だ放送は無い。

船内のブロードウエイ・ショウ・ルームでは、スタッフの日本人女性と
ボランティアとして様々な乗客へのサーヴィスをしている
イギリス生まれの詩人との結婚披露宴が行われた。
乗客全員が心から祝う。
彼らには忘れられないウエデイング・パーティとなったであろう。

時差1時間発生。





黒天目の平皿

2006年04月28日 21時27分15秒 | 陶芸
マスダ窯の作品
依然として直径26センチの平皿にコンセントレートしている。

釉薬の黒天目を平皿全体に掛け
その上に乳白釉をイッチン(大型スポイト)でパターンを描く。
乳白釉の掛け方の濃淡よって
乳白釉の白が勝ったり負けたり
予想しなかった白でもない黒でもない微妙な色が浮かび上がって来たり
窯だし時はワクワクする。





お見舞い

2006年04月25日 21時08分22秒 | 家族行事
4月25日

このところ忙しさにかまけて義母のお見舞いが滞って居たので
静岡県藤枝まで家内と2人で出掛けた。

何時もと同じルーティンだが時間、道順の関係で先ずお墓参り。
どなたかか存ぜぬが10日ばかり前にお参りしてくれた方がいらっしゃたらしい。
お供えの花がまだ新しい。
有り難い事だ。

時間どきなので何時もの蕎麦屋「八兵衛」へ。
少し黒い腰のある蕎麦で大好きだ。
[天かす]も忘れず頂いてくる。

茶商をやっている家内の実家に立ち寄り”新茶”をご馳走になる。
実家で休憩後 義母を見舞う。
もう90歳だし少しずつ元気が無くなって来ている感じで心配だ。

その後 家内の実家の義姉に帰りがけ勧められた
「蓮華寺池公園」の”藤まつり”に立ち寄ってみた。
公園は蓮華寺池の周り1・5キロ 桜とか藤が植えてある。
今は桜が終わり藤が5分咲きと言うところか。
中国の姉妹都市から寄贈された藤もあったが未だ花は咲いていなかった。
公園を散策しながらフト気がついたが藤枝市なので
”藤”で飾った公園を作ろうとしているのではないか。



帰途いつもの如く静岡市丸子(鞠子宿)の丁子屋。
お気に入りの囲炉裏端(いろりばた)で”とろろ”。
あとは一路 横浜へ。
今日は富士山がよく見える。

何か義母を見舞う時はいつも同じことをやっている感じだ。
往復400キロの行程だった。
家内と半分半分運転したが少し疲れた。






オンフルールが家にやって来る

2006年04月22日 11時30分18秒 | 家族行事
4月21日

今日は20回目のシドニー会。
若い時 シドニーに集った3夫婦の毎年一回の集まりだ。
3夫婦持ち回りで企画を立て皆で一日楽しく遊ぼうという趣向だ。

武蔵小金井駅に集まり先ずイタリアン・レストラン「大澤」でランチ。
由緒ありそうな旧家を昔の造作をなるべく生かしてレトロ・レストランに改装。
よく冷えたスパークリング・ワインから食後のサンブーカまで
美味しい食事・楽しいお喋りと相まってアッという間の2時間半。

気が付いたら店には誰も客が居なくなった。

SG夫人が前もってアレンジしてくれた近くの陶芸家の「素心窯」へ。
織部、志野の器と言うより彫刻に近い。
大変な迫力、早速真似して見たい。

最後はSG宅。
前々からSGさんにお願いしてフランス・ノルマンディの「オンフルールの旧港」
の絵を島田三郎画伯の絵を参考にして描いて貰っていたのだ。
60センチX60センチの正方形
素晴らしい出来栄えと思う。
聞けば描いている時間より制作途中の絵を眺めながら、
どう描き上げようか考えている時間のほうが長かったそうだ。
背景の窓枠を描きながらその屋根裏に住む人の人生に思いを馳せたりしたそうで
深みのある感動的な絵に仕上がっている。

オンフルールを訪ねる度に「オンフルール旧港」の絵を探していたが
中々気に入った絵に出合えずに居た。
最近SGさんが本格的に絵を始めたのでお願いしたが
お願いして本当に良かった。
5月になったらSGさんと額縁を注文しに行くことになっている。

この間は小生の皿にSGさんが「書」を書くコラボレーションをやったが
前々から夢のように話しているSGさんの油彩と小生の陶芸の共同展覧会開催が
いよいよ現実味を帯びて来た。

SGさんがマルガリータを作ってくれる。
前日練習をしてくれたらしくアカプルコのマルガリータよりよっぽど上出来だ。

今日で、このところ2週間ほど続いたビィジーディは終わり工房で作陶三昧の生活に戻る。


お喋り

2006年04月22日 10時34分52秒 | 家族行事
4月19日
今日は六本木ヒルズだ。

昨年秋、御主人を亡くしたOK夫人、MR御夫妻とのランチ。 

六本木ヒルズの「Pas Mal」での昼食となった。
日比谷のアピシューズの高橋シェフが開いた少しカジュアルな店だ。

JR田町駅前から「チイバス」で六本木に行くルートを発見、これは便利だ。
このような小回りの利くミニバスが都内では色々走っているらしい。

店で高橋シェフと挨拶しているとMR御夫妻、OK夫人が相次いで現れる。
MR御夫妻とは久し振りなので先ずシャンペン。
料理は「牛の心臓のコリコリ」
昼食だし お値段もリーズナブル。
ワインはボルドーの赤 ハウスワインをグラスで注文。
周りに客も居なくなったので我々も店を出る事にした。

場所を移しグランド・ハイヤット内のザ・フレンチ・キッチン 
丁度ランチタイムが終わり飲み物だけでもOK.
家族のこと、共通に知人のこと、最近の御時世のこと
話は延々と続く。
この人達との交流もシドニー以来35年、
昨年末一人欠けたのが残念、これ以上 欠けないように頑張ろう。



今年最後の桜見物

2006年04月20日 18時34分05秒 | 家族行事
4月18日

今年最後の桜見物で福島行きとなった。
目的地は三春町 梅・桜・桃 三つの春が一度にやって来るので
その名が付いたそうだ。
その三春町の滝桜がお目当てだ。

現地で混雑・駐車難などを考え観光バスで行くことになった。
ツァーコンダクターから本日のツァーの概略説明があった。
行程は猪苗代湖の先の花見山公園と三春町をぐるりと回る800キロ。
食事はお弁当で朝・昼 車内食。

早朝JR川崎駅前から大師インター、都心を通過、東北道へ。
乗客40人の満員、殆どが中年以上の御婦人で男性客は3人。
乗車後早速朝食の弁当が配られる。

東北道に入ると沿線は結構桜並木が綺麗だ。
SAでの休憩時に土産物店を覘くと最近TVで有名になった
「起き上がり小法師」が売られているではないか。
早速、話の種に一つ買ってみる。
昼食弁当を食べ終わると花見山公園に到着。
道路が渋滞しているので途中下車して少し歩いて公園へ。
公園を見物している間にバスは駐車場に辿り着くだろうと言う目算だろう。

花見山公園は桜は満開、足元には梅も、桃も、連翹も、春の花でいっぱいだ。
親子二代個人でこの公園を整備しているお金持ちらしい。


予定より少し遅れてバスが駐車場に漸く辿り着く。
帰途500台ぐらいの公園に向う渋滞バスと擦違う。
あの人たちは何時公園に辿り着くのか、御苦労様です。

三春町に近づくが沿道の桜が咲いていない、胸騒ぎがする。
不安的中、まだ蕾の段階だ。
しかし花は無くとも樹齢1000年の古木は
幹の貫禄,枝の優雅さ、樹全体の風格 大変立派なものだ。
なお三春の「滝桜」は山梨県の山高「神代桜」、岐阜県根尾谷の「薄墨桜」と共に
"日本三大桜”と称されている。

タイミングよく桜見物するのは難しい、
印刷物のポスターでの満開の「滝桜」ですら大感激。

バスの車中で周りの座席の人物観察をしながら帰途に着いた。
仲良し御婦人4人組 喋るか、食べるかネバーストップ。
同年輩の2人ずれ 家でお留守番の亭主の悪口自慢、愛情の屈折した表現か。
"家の人を欲しいという人が居たらあげても良い”などと言っている。
果たして貰う人がいるのか。




日日是好日

2006年04月16日 17時38分44秒 | ゴルフ
4月14日
関西遠征以来、半月ぶりの何時もの四人組のゴルフだ。
厚木会と言う立派な名前がついている。

桜は先週までだったらしいが結構残っていた。
八重桜、枝垂桜がまだ綺麗だ。
幸い雨は降らず曇り空で少し風はあったが、まずまずのゴルフ日和。

EJさんは練習熱心、このところスランプだったが
「練習は裏切らない」との信念で見事復活。
KMさんは昨年同様年間100回のラウンドを目指しており
「回数やれば上手くなるさ」の陰の声もものかは、本日一人80台。
YTさんは明日から地中海クルーズ、集中力に欠けノー・グッード。
小生はアプローチ、パットに難があり100を切るのがやっと。
しかし次回は何とかなりそうな予感がする。


4月15日
今日は家人のお供で外出。

表参道の小さなギャラリーで見た陶芸作品、
何か自分の作陶に取り入れるものはないか。

3ヶ月先まで予約で一杯と言われている南青山のフレンチレストラン
「ピエール・ガニェール」へ義姉と三人で。
入り口の活け花の桜が我々を迎えてくれる。
何はともあれ先ずシャンペン、お昼なのでワインはハウスワインを頼んだが
ボルドーのポムロール地区のもの,
フルボディで香りも良しエンジョーイアブルであった。
料理は極端なヌーベルクイジーン、本国でも同じ物を出しているのかな?
それとも日本人客に合わせているのか?

食後のお散歩は竹橋の近代美術館で藤田嗣治展。
晩年の宗教画に感銘を受けた。
色々言われている戦争画は戦意高揚的なものでなく
大変高い精神性を感じさすものであった。
日本版ゲルニカの趣きがある。
お堀端の桜、まだ綺麗に咲いている樹もある。


4月16日
次男家族が孫達を連れてやってきた。
ひとしきり室内で遊んでいたがそれにも飽き何処かへ行こうと言うことに。
近くの三ツ池公園は寒いし
「ワンダーランド環境エネルギー館」に行くことになった。
東京ガスが環境問題を易しく理解させる為に作った施設だ。
子供達もゲーム感覚で遊びながら節電、節水の重要性を学んだようだ。
孫達はしゃぶしゃぶの夕食を主張したが親たちの説得でステーキの夕食となる。
レストランの素性の判らぬワインもそれなりに美味しかった。





(続・続)我が家の春の庭

2006年04月15日 23時15分07秒 | 家族行事
久しぶりに我が家の春の花を御紹介したい。
前回・前々回の沈丁花、、土佐みずき等々に続き
まだお見せしていない木の花達を御覧に入れます。

先ず「海棠(かいどう)」 前庭に昔からあり花の時期が永く
玄関先を飾って呉れています。

「山吹」 最初は一株だったのに今は株数も増え(これが株式なら大儲け)見事です。

「白山吹」 ちょっと珍しい品種だと思います。
茶人に愛されていると聞いています。

「雪柳」 花が少し大きめ。

「桃」  変り種の桃です。裏門の所に咲いているので通りがかりの幼稚園児が
綺麗と誉めて呉れました。



別れ

2006年04月14日 10時25分44秒 | 家族行事
4月12日
アンドレ・ルーシー親娘の日本滞在も今日が最後だ。
朝電話が鳴りアンドレより待ち合わせ時間を午後1時に遅らせて欲しいとのこと。
流石の「元気印」も朝寝坊したいらしい。

午後1時表参道の「オリエンタル・バザー」B1で落ち合う。
お買物は浴衣、甚平,人形、版画、エトセトラ・エトセトラ 
小生は荷物の見張り役に徹する。
辛抱強いとお褒めのお言葉を頂く。


観光らしい観光をしていないので、せめて「明治神宮」ぐらいは
参拝しようと言う事で沢山の荷物を抱えて神宮の玉砂利を歩く。
雨で湿っており砂埃もたたず清々しい気分だ。



最後のお買物という事で銀座三越へ。
なぜかチョコレートなど買い込む。

食堂で日本食ファンの彼女達のリクエストで
蕎麦を食べながら再会を約す。
ライオン像の前で抱擁し最後のお別れ。

この歳では相当疲れた。
「友は来て良し、帰って良し!」



箱根行き(1)

2006年04月13日 21時59分57秒 | 家族行事
4月10日

どうした事だろう、アンドレー・ルーシー親娘か来日して以来、ずーっと天気が悪い。
今日・明日と河口湖から箱根を回ってくる予定だ。

今回はあまり観光はしていないので、まず横浜・鶴見の大黒PAで
ベイブリッジのパノラマ模型を見ながら横浜港とその周辺を説明。
実際にベイブリッジを渡り横浜の港・市街地を遠望しながら
東名高速に出るルートをドライブ。

海老名SAで小休止、彼女達はレストランとか売り屋さんとか、
その数や大きさバラエティーにびっくり。

御殿場インターに近づくとルーシーが目敏くアウトレットを見つける。
やっぱり若い女の子だなあ、2時間ほど覘いて見ようとと言う事になる。
もう相当買物は済ませている筈だが見ればまた買う事になる。
時間延長して二度にわたり買物袋を車に運び込む。
帰国の際のパッキングが他人事ながら心配だ。

おそい昼食後、河口湖 お目当ては「久保田一竹の辻が花美術館」。
道中期待していた富士山は雨でだめ、河口湖も靄に霞んで残念。
沿道の桜は盛りを過ぎていたが其れなりに綺麗だ。
雨降りの為か美術館には入場者が結構沢山いた。
細かい絞りが一面に施された質感のあるカラフルな着物に
アンドレは大いに魅せられた御様子。

美術館の本館である展示館はピラミッドをイメージして
建てられたそうだか
その他の建物はスペイン風で、ガウディに似ている。
茶室は沖縄風でもあり、庭には立派な石造りの能舞台もある。
それから本日の宿泊地 箱根湯本に向う。

箱根(2)へ続く・・・


箱根行き(2)

2006年04月13日 10時54分47秒 | 家族行事
箱根行き(1)より

今日の宿は箱根湯本「桜庵」。
早川に架かる三枚橋を渡り早川の支流・須雲川を遡ること3キロ
「桜庵」は桜に囲まれた静かな川沿いに建っている桜が自慢のお宿だ。
山奥でボーダフォーンも通じない。

桜の盛りは過ぎているが玄関前の枝垂れ桜には圧倒される。
大きな露天風呂からの眺めも嬉しい。
借景になるのか須雲川を挟んで対岸の桜が迫っており
ライトアップは将に幽玄の世界だ。   

到着すると早速桜の花の塩漬けのお茶"桜湯”が出てルーシーが大喜び。
カーペットとかエレベータのドアー、灰皿や洗面所の石鹸まで桜がデザイン
されており「桜庵」の名に恥じないがシーズンオフは如何するなのだろうか。

夕食も中々良かった。
一品一品、間合いを取りながら暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく
丁寧に出して呉れるのが嬉しかった。
桜の花が盛り土に見立てた里芋に活けられ趣を添えてくれている。。
少し頂き過ぎたかな。
何はともあれ、まずまずのタイミングでアンドレ・ルーシー親娘を
桜の宿「桜庵」に連れて来ることが出来て本当に良かった。

箱根(3)へ続く・・・


箱根行き(3)

2006年04月13日 09時01分41秒 | 家族行事
箱根行き(2)より

4月11日
「桜庵」の露天風呂は素晴らしい。
朝6時 朝風呂へ。
嘘みたいな話だが近くの山寺の鐘が聞こえてくる。
じーっと湯船に浸かっていると「良い温泉に来たなあ」としみじみ感じる。

ルーシーとアンドレも風呂から上がったらしい。
鯵の干物を初め、近在の食材で整えられた朝食を4人揃って頂く。
アンドレは豆腐が大好きで、シドニーでも常に食べているとの事、
今朝は冷奴も追加で所望。

朝食後 最後の温泉入湯。
彼女達は昨日から通算5回入湯。
肌が滑々になった様な気がすると喜んでいた。

「桜庵」スーベニアショップには、桜染めの品物が沢山並んでいる。
桜は花の季節には樹木の内、枝の先々まで桜色になりそれを以って
桜染めにするのだというと、それには甚く感銘を受けたようで、
様々な小物や、桜模様の器等々を求めていた。
桜尽くしの旅である。

11時前 ぐずついた天気のなかポーラ美術館へ。
常設展示も良いがお目当ては「ピカソの特別展示」。
誰が設計したか聞き漏らしたが美術館の建物はコンテンポラリー。
中々感じが良い。

展示場ではアンドレは拙宅の玄関にあった岸田劉生の麗子像(素描)と
同じ構図の岸田劉生の油彩画を見つけ大喜び。
ルーシーは青の時代のピカソを熱心に鑑賞していた。
小生は浜田庄治の大皿に惹かれた。
何とか真似して見たい。

昼食は強羅にある「強羅花壇」。
旧閑院宮様の別邸の一部がダイニングルーム。
和風西洋館で奈良ホテルのような感じだ。

「強羅花壇」の宿泊・温泉施設は大変モダンで近代的 その対比が印象的。
食事後 「大涌谷」とか「彫刻の森美術館」とか考えたが
強羅花壇の中でおしゃべりしたり、土産物を買ったり、山間の桜を愛でながら
お茶を飲んだりして3時間ほど過ごし
雨も降って来たので、もう寄り道もせず帰ることになった。

今回の箱根小旅行は箱根の山々を彩っていた
「桜」と「もみじの芽吹き」が印象に残った。
その上、家族のような友人とのお喋りや買物のお供に
充分な時を過ごせたのは非常に楽しかった。

(完)