A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

ピカソ展

2008年10月27日 19時59分46秒 | 家族行事
10月22日(水)


今日は夕方より会社引退仲間との「飲み会」。
少し早めに家を出て気になっていた「ピカソ展」を見てから飲み会に回る事にした。

パリのピカソ美術館が改装中で収蔵作品の海外巡回展示で日本にも来たらしい。
ミュージアムはピカソが気に入っていたためか死ぬまで手許に
置いていた作品を主体としたと云われている。
ピカソ展は2ヶ所で開催しているが既に家内が六本木・国立新美術館の方は
見学しているので六本木・ミッドタウンのサントリー美術館の方に行く事になった。



サントリー美術館の展示はポートレートが中心であった。
昼下がりの芸術鑑賞に良い時間帯にも拘わらず館内は以外に空いていた。
お陰でゆっくりピカソを鑑賞出来たが満足感は無い。
ピカソが手許に置いていた作品と言う事でピカソ好みの作品なのだろうが
ミスターマスダはピカソ好みと波長が少し合わないのだろう。


もう30年以上前の事だがNYのMOMA でピカソ大回顧展をやった事がある。
ピカソの遺言で「ゲルニカ」をスペインへ戻すのを記念して
半年に亘りMOMA全館での大展示会であった。
実際には「ゲルニカ」は1981年にスペインに返された。

当時NYに住んでいたので何度となく鑑賞に訪れたものだ。
ピカソの少年時代の丁寧な写実の油彩画には吃驚したものだ。
マチスの素描も正確だが名手は矢張り基礎がしっかり出来ている。
青の時代からキュービズム 晩年の脳梅毒にやられて描いたポルノ紛いの
エッチングまで記憶に残っている。
ミスターマスダの中ではMOMAの大回顧展がピカソ展では一番だと思う。

美術鑑賞後の心地よい疲れを癒すべくミッドタウンのコンコースの
オープンカフェでココアを飲む。
時間は午後4時 人々が忙しそうに行き交う。
不思議な事にメタポの人が見当たらぬ。
若い人だからだろうか?いや年配者も居る。
セレブが多い為か?外資系の人が多い為か?
本当に不思議な事だが30分見ていたが本当に一人もメタポが通うらなかった。
これは単なる偶然か?



ミセスマスダと別れて神田へ。
今夜は新装なった「砂場」の2階で蕎麦で一杯やろうと言う趣向だ。
このグループでの飲み会は蕎麦屋が多い。前回も「まつや」で蕎麦だった。
少し蕎麦はマンネリ気味。
早めに切り上げミスターマスダの馴染みの「尾張屋」へ。
「尾張屋」は3代続いた「おでん屋」で
昭和12年生まれの看板娘が話し相手になってくれる。



最近の株安からFSさんの健康問題まで談論風発 
話は尽きず3次会の喫茶店まで続く。




10月25日(土)


今日は甥の結婚式。
横浜のランドマークタワー。
最近は法事ばかりで親戚が集まる慶事は久し振りだ。
仲人も無く祝辞も極力少なく
テーブルで皆さんと心置きなくお話出来る良い結婚披露宴であった。



お酒もお料理も沢山頂いたので今夜は夕食はなし。
歳をとって残念に感じることは消化能力が低下した事。
昔はランチとディナーは「別腹」だった。


IKEA

2008年10月22日 11時16分55秒 | 家族行事
10月16日(木)



この間の武蔵のゴルフは不本意な結果だった。
今日はミセスマスダと二人で厚木へ出かけゴルフを楽しんだ。
最近になく絶好のゴルフ日和 パットも良く決り二人とも大満足。
ゴルフに対する自信も蘇ってきた。

今日はゴルフの帰りにIKEA に寄って店内見学後
店内レストランで夕食と最初から予定を決めていた。

IKEAはスエーデンの家具店らしい。
家具・オーナメント・食器類・リネン等々屋内に関する総合デパートの様な物だ。



それに スエーデンの特産品の食品のミニ・スーパー。

店内の案内板を良く見ないと商品の置き場所もよく判らない。
極端に店員は少なく所々に配置してあるパソコンを叩けば情報は取れるらしいが
年寄りには苦手だ。時代遅れになった事を実感させられる。
細かな買物は「黄色いバッグ」に入れて歩く。
大きな買物はリヤカーのような大型カート。



家具店がここのオリジンなので当然ながら
なかなか良い家具を売っているが今は余り興味なし。



店内は何の飾もなく倉庫のようだ。商品を沢山並べる工夫か
椅子など壁に貼り付けてディスプレーされている。



スエーデンの特産食料品の売場(スエーデン・デンマーク・マーケット)では
脂ののった「スモークサーモン」が声を掛けて来た。
後日我が家のテーブルに載ったが思ったとおり美味。



店内一巡で漸くレストランへ。
飛行場のセルフサービスレストランかキャンティーンの様だ。
今夜はワイン付きの「パエリヤ」だ。
場所が場所だけに味もそこそこ 期待していなかったので落胆もなし。
ただ「ワンス・イズ・イナフ」と言うところか。


体育の日の3連休

2008年10月21日 08時59分43秒 | 家族行事
10月11日(土)


自由人となり毎日が日曜日となり「サンデー毎日」を楽しんでもう4年になる。
勤め人時代ほど3連休の有り難味はないがそれでも何か浮き浮きする。

三連休初日の11日は勤め人時代の会社の現役どもがゴルフに誘ってくれた。
この仲間とは年2回ほど定期的にゴルフを楽しんでいる。
武蔵か紫でやっているが今日は武蔵カントリーだ。
首都高5号線の例のタンクローリー事故の後遺症で混雑が予想されるので
迎えの車も少し早めに来た。
最近調子も上がって来ているし気合充分。
結果は気合が入りすぎて惨敗。



午前中はグリーンが湿っておりボールの転がりが悪く駄目。
午後はグリーンが乾きこれもタッチが合わず駄目。
ショットは悪くなかったのがせめてもの救いか。
来春のリベンジを期そう。



10月12日(日)


義妹が神楽坂で陶器の「絵付け」の展示会をやっている。
彼女はこの間も横浜馬車道で油彩の展覧会もやっていたが
器よりそれに絵を描く事に興味があるらしい。
彼女の出展作は愛犬の顔をカップ&ソーサーに描いた物。
大変リアルに描かれているのが印象的だった。



神楽坂は今 毘沙門天は「おえしき」で賑っていたが
歩行者天国になっていた神楽坂は連休にしては閑散。



会場に来ていた弟と三人でランチ。
当てにしていたフレンチが結婚式で貸切で
止むを得ず近くの焼き鳥屋で昼酒となった。
ビールは良く冷えていた。銀杏と土瓶蒸しも良かった。
少し古き良き時代の神楽坂の雰囲気を味わった気がした。

弟と別れ日本橋三越へ。
目的の買物は近々行われる甥の結婚式の身支度。
ミスターマスダはタキシード用のエナネル靴。
靴は出会いが肝心 ぴったりしたサイズでゲット。
ミセスは洋服を 長考の結果、洋服は止めて手持ちの着物に決めたらしい。

折りしも三越天女像の前では着物のファッションショー
計らずも眼福を授かる。





10月13日(月)

三連休最終日 「体育の日」
今日はヨット 絶好のヨット日和だ。
ヨット仲間のONさんが今日からヨットに復帰する。
ポリープ除去で入院したが「癌」だったので大手術になったらしい。
早期発見で手術は成功 元気な姿を我々に見せてくれた。
ヨットの上の「快気祝い」 一点豪華主義で先ず
「ドン・ペリ」ドン・ペリニヨンで乾杯。
ONさん何時までもお達者で!!!!




この体育の日の三連休 ゴルフ 陶器鑑賞 ヨットと好きなこと三昧
充実した連休ではあった。




横浜散策

2008年10月18日 17時46分16秒 | 老後
10月4日(水)

2年ぶりだろうか会社時代の同僚 MH御夫妻と食事をする事になった。
ただ会って食事というのも味気ないので横浜でランチはどうだろう。

お昼前 JR石川町駅で落ち合う。
昼酒を飲む事にしていたので電車で集まる事にした。

先ず元町商店街をブラリ・ブラリ。
MH夫人は昔よく通った街だそうで矢鱈懐かしがっておられる。
昔からあるケーキ屋を覗く、西洋雑貨屋を覗く
御主人の帽子を買いたいと言う。
まずランチをしてからゆっくりショッピングと言う事で
行きつけのフレンチ「エル・エラン」へ。
店は土曜日なので満員、予約をしておいたので良かった。
久し振りの再会を祝して「シャンパン」
メインの肉料理にブルゴーニューの赤が良く合っていた。

ランチ後、元町のウインドーショッピングを再開。
MH夫人は御主人の洒落た帽子をゲット、早速御主人が得意げに
かぶっているところを見ると気に入っているのだろう。
ミスターマスダは近々友達家族をお招きして食事会のための
シャンパングラスを新調。

元町から足は中華街の方へ向う。
菓子店で「月餅」を買う。



中国雑貨店では”中華まん”を蒸したりする小振りの「蒸し蒸篭」を
H夫人に紹介する。
チンするより蒸して食べると一味も二味も違う。
是は便利 蒸し野菜にも使えると大喜びの体。

いつもならここで一休み ニューグランドホテルでお茶となる所だが
土曜日でコーヒーショップは席がない。
ホテル旧館のロビーで小休止。



MH夫人も何か思い出があるらしくしきりに懐かしがっておられた。
ここ旧館はミスターマスダ達が何十年も前に結婚式を挙げたホテルだし
十数年前には今はロスにいる次男達も結婚式を挙げた場所だ。

ホテルの前の山下公園で新装成った「氷川丸」を眺めている内に
シーバスの出発時間となる。


お茶を飲み損なったので海路シーバスでミナトミライの
インターコンチネンタルホテルで夕焼けを眺めながらお茶をしよという目論み。

横浜港内は風もなく波静か。
我々の乗船したシーバスは白波をけ立てて海上を滑るように・・・・
横浜ベイブリッジがよく見える。



目的地ミナトミライのスカイラインも海上よりよく眺められ
一同大満足の横浜散歩であった。




上野の陶芸展終了

2008年10月14日 15時36分54秒 | 陶芸
10月3日(金)






上野公園の東京都美術館で開催されていた
「新塊樹社 公募展」本日10月4日で無事終了。
大変多くの知人・友人に御高覧頂き有難いと思っている。
この場を借りて厚く御礼申し上げる次第である。

今回の上野公園 東京都美術館の新塊樹社展で
ミスターマスダは80枚ぐらい招待状を出状した。
勿論 入選作を御覧頂きたいという意もあるが
元気にやっておりますという現況報告という意味もあった。


関東在住以外の人たちにも招待状を差し上げたが是は会場にお出頂く
と云うより、こんな事をやっていますと言う近況報告の意味が強い。
弊ブログでの作品紹介を御覧頂いた地方の方など 何人からか
お祝いと励ましのお手紙を頂いたのは望外の幸せであった。

次回の「新塊樹社 公募展」は来年春 六本木の国立新美術館で行われる。
応募する積もりで既に大作の制作に取り掛かっている。

制作途中の作品群
いずれが出展作になるか?









ポートレート

2008年10月06日 20時41分56秒 | 老後
10月1日(水)


今日は上野公園にやってきました。
今日の上野公園は子供連れが多い。
「都民の日」だそうで学校が休みだそうだ。
また 上野動物園は入園料は無料。




また公演の噴水の前の中央広場では陶器市が開催されている。
なかなか楽しい陶器が並べられている。
お値段か結構高い。中高級品というところだろう。





今日は忙しい、ダブルヘッダーだ。
2年ほど前 世界一周クルーズで御一緒したNGさんから連絡があり
入選作品を見て頂けるとの事。
久し振りで積もる話もあるので東京都美術館の会場でお会いする事になった。
会場での芸術鑑賞もそこそこに早めのランチとなった。
そうこうしている間に2時 NGさんとのお別れの挨拶もそこそこに会場にトンボ帰り。

第2ラウンドは「シドニー会」 海外駐在仲間の家族と定期的に集まっている。
今回はミスターマスダの陶芸入選作を肴に一杯やろうと言う事になった。
東京都美術館の展示会場でSG・YK御夫妻たちと午後2時落ち合う。



ひとしきり芸術談義 SGさんとは再来年「油彩と陶器の二人展」を開催する予定なので
その事を念頭に作品の展示方法など参考となった。

場所を変えて雑談を楽しむのは何時ものしきたり、
今回は駿河台下の「山の上ホテル」のワインバー。
チーズ・プレートに何か良いワイン・・・全員賛成。
ところが行ってみると9月から営業時間が5時オープンになったとの事。
今まで3時からオープンしていたのに・・・・

近くの蕎麦処「まつや」は酒の肴が沢山あるので
其処で一杯飲みながらワインバーが開くまで時間潰し。
蕎麦まで食べて空腹感はないが女性軍は
近くの「竹邑(むら)」へ粟ぜんざいを食べに行った。

男性軍は「山の上ホテル」のワインバーへ直行。
ワインはブルゴーニューの赤、
チーズは個性の強いウオッシュタイプそれにミモレットなど。

ここではワインも目的だが、もう一つの目的はSGさんがいま描いている
ミスターマスダのポートレイトの中間チェック。
静かな所で検討会をしたいという事でこのバーが選ばれた。
ヨットに乗っている日焼けしたミスターマスダは実物より少し若い。
再来年「油彩と陶器の二人展」に多分展示されるだろう。





日々是好日

2008年10月06日 17時59分03秒 | 家族行事
名前そのままに、秋の彼岸を前後して
白い彼岸花が我が家の門の脇に咲いた。



「赤い花なら曼殊沙華」という流行歌にもあるよう彼岸花は
赤色が一般的だが我が家の彼岸花は「白」だ。
5~6本 陶芸教室に持って行き皆で活け花を楽しんだ。

九月が終わり、十月入った日、
宅配便でSGさんからチーズの詰め合わせが届いた。
チーズに詳しいと誤解されているのか玄人好みの大変凝ったアソートメント。



気に入ったのは「カベクーフォイユ」  プラムのブランディーにチーズを潜らせ
栗の葉に包んだ柏餅のような一品。



小梅のような香りとさっぱりとした酸味は良く冷えたシャブリに合う。
甘露・甘露。

ダイニングの前の庭先に毎夕
見事な「夕顔」が咲いている。



夜 食事をしながら庭先を眺めると夕顔の白が暗闇に浮かび上がって来る。
この間鑑賞したお能の「半蔀・・・夕顔」
幽玄の世界に引き込まれる思いとは言い過ぎか?


もう何年になるだろう。
別段特別な手入れをする訳ではないが毎年この時期になると
黄色い「オンシジューム」が花を咲かせてくれる。
「お礼肥やし」もやっていないからか年を追う毎に
花が少なく、また小さくなって行く気がする。
写真は割愛。

玄関先を臙脂色・黄色・桃色・赤色など四、五種類の「鶏頭」が
賑してくれている。「鶏頭」は花の咲いている期間が長く
しみじみと秋を楽しむことが出来る。