A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

角皿

2015年08月23日 21時06分25秒 | 陶芸
8月23日(日)


3カ月ぐらい前になるが横浜高島屋に注文した
尾形乾山の「色絵角皿」の写しが漸く出来あがって来た。
セントアイヴィスで購入した器と並べてみた。
乾山の「金彩芒文蓋物」の紋様を手拭いに染めたものを
ここではランナーとして使っているが、うまく融け合っているし
結構バランスが取れて良い感じである。
絵皿を前に「末富」の”うすべに”で一服


サンド・ブラスト

2015年08月22日 21時03分06秒 | 陶芸
8月22日(土)


いつも通っている陶芸教室で
最近生徒さんにボランティアでロクロの個人指導をしている。

高校の美術の先生だが陶芸をマスターして学生に教えたいらしい。
それではと言う事でミスターマスダも基礎から知っていることを全て
お教えすることにした。
先ずロクロの前に土の練り方、
特に仕上げ練りの「菊練り」に力を入れている。
生徒さんの先生も「土が纏まらず」相当苦労されている。

昨日、ご自分で作られたサンドブラストのコップを頂いた。
素人はだし、さすが美術の先生。「菊練り」もコツさえ掴めば
すぐマスターするのではないかと期待している。

頂いたサンド・ブラストのコップで乾杯

今夜はミセスマスダ得意のサラダ・ニソワーズ魚の形の大皿はフランス・ブルターニュ地方のカンペール焼き、
ニューヨーク時代から、37,8年愛用している。


伊勢廣

2015年08月21日 16時02分44秒 | 食事
8月20日(木)


ホームドクターへ行った。
齢80を超すと体調については色々不満はあるが医者に相談しても
治るわけではなし、この5年ぐらいは医者にも話していない。
とは云え時々ホームドクターには顔を見せ雑談をしてくることにしている。
ホームドクターは体重と血圧を測り食欲・睡眠の状態を聞き診察は終り。
後は日常生活の中の雑談、多分これも診察のうちなのだろう。
30分で診察は終りランチへ。
少し早いので高島屋の美術画廊を覗き
八重洲の焼鳥屋へ向った。

勤め人時代に良く通った店である。焼き鳥「伊勢廣」

お酒は2杯まで



少し気持が良くなったところで八重洲地下街をそぞろ歩きで帰途につく。
ソフトバンクの店の前でロボットがミスターマスダを呼びとめている。

結構会話が成り立つ。面白い。
会話が途切れると質問してくる。機転がきく。中々面白いロボットだが一人暮らしの人などの寂しさを癒してくれる程のものではない。
ペットの猫や犬の代りにはなれないだろう。
癒し系ではなくて将来は家事アシスト系ロボットには良いかも!


海老で鯛

2015年08月12日 13時09分05秒 | 老後
8月6日(木)


この間 熊本の人吉から球磨川の「鮎」を贈って来た。
やはり 年に一度は「天然鮎」を食べてみたい。
少し苦味のある天然鮎の「はらわた」が大好き。
鮎は魚へんにつくりは占うだが香りとも書く。
ほんのりと「藻の香り」か鼻をつく。
あと何回 こんな幸福を味わえるだろうか。

鮎は10匹ぐらい送られてきた。
幸福のお裾分けに近くに住むEDさんご夫妻に挿し上げた。
大変喜んでくれて差し上げて良かったと思っていた。

所が「大吟醸」が届けられた。
この間の鮎の「お返し」であろう。
喜んで貰ったのは良かったが却って気を使わせてしまったと思っている。

世に言う「海老で鯛」である。
ラッキー!  EDさんご馳走さま。



中国 開平

2015年08月09日 13時01分23秒 | 老後
7月27日(月)


もう30年続いているシドニー会
毎年一回,40年前にシドニーでお付き合いをした3家族が会食をする。
ミスターマスダの80歳を先頭に夫婦6人一人も欠けずに会は続いている。

今年は目黒雅叙園のランチ。
えてして、こういう会ではテーブルでの話題は思い出話ばかりに
なりがちだが、毎年のことなので、そんな話も尽き
時勢の話題、芸術論、そして家族の話
中々賑やかであった。

食後は散歩がてら東京ミッドタウンへ。
今日はミスターマスダの弟が其処の「富士フイルムフォトサロン」で
やっている写真展を見学。



偶々会場に居合わせた弟が世にも珍しい開平の高層楼閣にに関して解説をしてくれた。

19世紀はじめのアメリカ西部のゴールドラッシュを目指し、
中国広東省開平の農民が華僑として北米大陸へ渡った。
稼いだ大金を故郷へ持ち帰ったが、それを狙う専門の盗賊もいたという。
そのため開平には3000棟を超す、防衛的な性能をそなえた望楼タイプの
高層楼閣住宅が建てられ「華僑洋館」とも呼ばれた。
そして時代と共に財力を誇示するためのものへ変化し、
屋上の装飾はより立派で豪華なものとなった。
2007年には世界文化遺産に登録された。
今まで見たことの無い強い存在感に溢れていた建築群。
その造形の無骨で、素朴で、そして美しさと優雅さが混在した
開平の不思議な近代建築の大切さを伝えている。




弟の増田彰久は建築写真家で数々の作品を発表しているし
講演会も行っているが写真集も多数出版している。
今回「歴史遺産近代建築のアジア」全3巻を
上梓したらしく会場にパンフレットが置いてあった。



蒲焼き

2015年08月07日 10時59分03秒 | 家族行事
8月7日(金)

土用の丑の日を避け6日に鰻を食べに行った。

JR浜松駅前の「八百徳」 遠州吉田の「うな雄」 
地方だからか、たれの味付けが濃く甘みが強い。
ミスターマスダは気に入っていて静岡方面に行った時は
無理しても立ち寄るようにしている。

鶴見の「「荒井」 家族経営である。
客の顔を見てから焼いたり蒸したりするので時間が掛る。
一流店並みに待たすし値段も一流。白焼きは最高。
蒲焼きはたれの味に少し甘みが足らぬとミスターマスダは感じている。

所で今日の「野田岩」の蒲焼きはたれの掛け方も控えめだが
大変上品な仕上がりになっていて美味しい。
ここはミセスマスダが大層気に入っている。
いつ行ってもお店が混んで居るのが難点。



球磨川の鮎

2015年08月03日 21時36分08秒 | 家族行事
暑中お見舞い申し上げます
炎帝の怒り未だ収まらず まだまだ真夏日が続きそうな毎日です。
皆々様には この暑い夏を いかがお凌ぎでしょうか御機嫌お伺い致します。

今年の熊本・人吉地方は台風の影響もあり雨続きで名流・球磨川も
濁ってしまい鮎漁も出来なかったそうです。
ここにきて天候も回復し漸く鮎漁が始まりました。
早速 今年も知り合いが球磨川の鮎を送ってきてくれました。
漁の始まりが遅かったせいか鮎が成長して今年の鮎は少し大きいようです。



所で土用の鰻はまだチャンスが無く口にしていません。
蒲焼きでも食べて この暑い夏を乗り切らねばと愚考して居ります。


百段階段

2015年08月01日 21時31分11秒 | 老後
7月27日(月)

もう30年続いているシドニー会
毎年一回,40年前にシドニーでお付き合いをした3家族が会食をする。
ミスターマスダの80歳を先頭に夫婦6人一人もかけずに会は続いている。

今年は目黒雅叙園のランチとなった。

雅叙園の内部は少し装飾過剰で驚いた。
通路の天井・壁には一面の極彩色の絵。

木彫りのレリーフになっている。

夏の飾りつけが楽しい。
秋田の竿灯祭りを思い出した
仙台の七夕も懐かしい
傘のお祭りは何処だったけ!
色々お客さんを愉しませてくれる。


ランチの後この雅叙園の百段階段(東京都有形文化財)を見学。
園内に現存する唯一の木造建築で、
その昔宴席が行われた7部屋を99段の階段廊下が繋いで居る。

今日は百段階段と「和のあかり」とのコラボらしい。

実際は99段の百段階段 厚さ5センチのケヤキで造られている。


この木造の建物の部分は創業者細川力蔵が当代一流の芸術家を駆使して
日本画・建具など破格の装飾で埋め尽くされている。

執筆者のリストがあるが山口蓬春、奥村土牛、杉山寧、川端龍子など
現代のビッグネームが散見される。



ねぶた これも「和のあかり」とのコラボらしい
お酒も入っているし年寄りはここらで一休み



これも「和のひかり」のコラボだが余りアプリシエートしない。
もっとあったが気に入らぬので写真は割愛
建具なども素晴らしい、柳宗悦の唱える民芸だろう。


実際、階段は99段だがここで百段階段は終り。「和のあかり」は兎も角百段階段は見学賃をを払っても見る価値はある。

これから散歩がてら「東京ミッドタウン」に向う。