A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

ピカソの陶器

2017年06月13日 12時17分12秒 | 陶芸
6月9日(金)

今日はゴルフの予定だったが体調と言うより気力が萎えて
ゴルフ友達に不義理をしてしまった。

なるべく散歩をはするようにしているが散歩も目的を持つとより楽しくなる。
今日の散歩は前々から招待状を頂いていた銀座一丁目にある
NUKAGA ギャラリーでピカソ・セラミックス展を見学。

20年ぐらい前に南仏コートダジュールのヴァロリスにピカソの
陶芸工房を訪ねた事がある。
ピカソ監修の下、職人が一つの作品を300個位のレプリカに制作している。
本日の展示もそのレプリカではあるが中々の迫力である。



ピカソの陶芸作品を観る機会は少ないが、
箱根・彫刻の森美術館には何点か展示されていて、
これもなかなか見応えがある。

ヴァロリスではヴァロリス城内にある礼拝堂(ピカソ美術館)
の壁画「戦争と平和」はいつまでも記憶に残っている。

かまぼこ状の礼拝堂の内部の天井部分で左右に分けられ、
戦争と平和のモチーフが描かれている。
『ゲルニカ』は戦争反対を前面に打ち出した内容になっているが
『戦争と平和』では、戦争の愚かしさと共に、
幸せや世界平和の大切さが描かれている。

天井までびっしり絵が描かれている礼拝堂に入ると、
全身絵に囲まれその迫力に圧倒されたことを覚えている。


今日のランチは偶々丁度向いにあるパリのカフェ風の小洒落た店で。
馴染みの店で何度か来ている。お気に入りである。

ランチ後は銀座通りを新橋まで散歩を続け万歩計は9000歩となった。


紫陽花

2017年06月08日 19時37分31秒 | 四季の花々
6月8日(木)


ミスターマスダの散歩道 神奈川県立「三ツ池公園」 家から徒歩5分、
時間が出来たら気楽に散歩に行け健康管理に役立っている。


三ツ池公園は桜の名所として有名だが公園の管理人のお陰か
よく手入れが行き届いて居り季節季節の草花も大いに楽しめる。 
今は色々な「紫陽花」の花盛り。















本当にこの三ツ池公園には色々な種類の紫陽花が植えてある。
紫陽花の三大名所と言われる鎌倉の「明月院」「長谷寺」「成就院」に
数では劣るかもしれヌが種類では負けないだろう。



永田町 黒澤 

2017年06月07日 11時33分01秒 | 食事
5月29日(月)

SG御夫妻とセルバンテス・スペイン文化センター・東京の
「戸嶋靖昌の見たスペイン」展を見学した後はランチ。

国会議事堂の近くという凄い場所にある「永田町 黒澤」
世界的高名な映画監督黒澤明さんの身内のかたが経営しているそうだ。
 
黒澤映画にゆかりの品が色々展示されている。
監督直筆の絵コンテも興味深い。

入り口の広間は蕎麦処 石臼自家製粉の手打ち蕎麦を出す。
我々はここでお酒のおつまみとと蕎麦を愉しむ。

奥は個室になって居り鹿児島県産黒豚・黒牛のしゃぶしゃぶ、
すっぽん料理などの伝統の和食となっている。
















戸嶋靖昌の画

2017年06月06日 18時54分08秒 | 老後
5月29日(月)

今日はSG御夫妻とのランチ。年3~4回ランチを行っているが
あと何回ランチが出来るかなとSGさんが呟いていると奥さんから聞いた。
我々ももう以前ほどには外出が出来なくなり、
人生末期が近づきつつあると言う事か。

ランチの前にご主人のSGさんの希望でNHKの日曜美術館で紹介していた
セルバンテス・スペイン文化センター・東京の
「戸嶋靖昌の見たスペイン」展を見学することになった。

ミスターマスダは戸嶋靖昌画伯のこと全く知らなかったが
戸嶋靖昌は26年間スペイン・グラナダで生涯をかけて独自の
リアリズムを追求した知られざる日本人画家だそうだ。
その絵画には人間の魂を強く感じさせる圧倒的な存在感があると言われている。

戸嶋は40歳の時、スペインに渡る。プラド美術館のベラスケスの芸術に出会い、
人間の生命感あふれる絵画はいかにすれば描けるのかを探求。
グラナダの人々との交流の中から、魂の気迫に満ちた作品を生み出した。
何か「崇高」なるものに近づきたいと言う画家の切迫した魂が
垣間見られる感銘を覚えた、と書かれている。



戸嶋靖昌




戸嶋の作品は富と名声をもとめず「陰鬱さ」に満ち溢れている。
建物を描けばユトリロ風にも見えますし、肖像画はレンブラント。
しかし鴨井玲の画の雰囲気が一番似ていると思う。