A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

飛び鉋(カンナ)

2008年06月23日 14時18分38秒 | 陶芸
5月25日(日)


4月桜の頃 大阪箕面の陶芸の師匠のSMさん宅を訪問したと
弊ブログで御報告しましたが、その際「飛び鉋」を頂いてきた。
轆轤で使う「削り道具」は色々あるが大体インターネットで調達可能。
しかし小鹿田焼独特の飛び鉋の削り道具は「一子相伝」ではないと思うが
小鹿田焼の窯場の手造りで入手が難しい。

ミスターマスダがその鉋の入手に苦労している事を知って
何処かから取り寄せてくれたのだ。
飛び鉋の技術は勿論
1)仕上げ斑が出ぬよう轆轤を正確に引く必要がある。
2)削る器の乾燥の具合も試行錯誤が必要。
3)轆轤の回転スピードと鉋の当て方の強弱のバランス。
4)鉋を掛ける時の角度 上下左右の角度によって
  削り模様のパターンが異なってくる。
5)沢山失敗・経験を重ねること。
等であるが鉋の「しなり具合・腰の強さ具合」も大切なファクター。
今までの自己流の鉋からSM師匠に頂いた「本職用の鉋」に替えて
自信を持って飛び鉋の作成に集中出来た。
まだ完成の域には達していないが、あれから相当時間も経っているし
弊ブログを通じて箕面のSM師匠に中間報告する次第だ。









またあの時 SMさん宅でFさんにお会いして陶芸談義をした。
彼は2色の陶土で市松模様の器を見せてくれた。
真似して造ってみたがそれが大変難しい。
2種類の陶土の相性が悪いと接着が良くなく「剥がれ」がでる。
乾燥を急ぐと割れが出る。
色々やってみたが何とか出来上がった。




最近興味を持ってきたのがチュニジアの砂漠の遊牧民ベルベル人のデザイン。
昨年、船旅の折チュニスのスークで求めた壷を手本に
酒器に描いてみた。
雰囲気が出ているかどうか?





多忙週間

2008年06月21日 21時15分07秒 | 家族行事
6月18日(水)

先週から引き続き今週もミスターマスダは「オイソガ氏」である。

SG御夫妻と横浜で落ち合う。
御一緒に「佐伯祐三展」を見学しようという事。



パリで客死した夭折の天才画家だと思うが
矢張り第二次パリ留学時代の画が素晴らしいと思う。
パリの街角、広告がベタベタ張ってある店先の風景
今回の展覧会のポスターに使用されている「郵便配達夫」。
それにしても一時帰国して日本で描いた画は精彩を欠く様に思われる。
彼には「下落合風景」は合わない 矢張りパリだろう。

絵画鑑賞が終われば例によって食事。
食事代よりワイン代の方が高かったが
結構美味しいワインではあった。



6月19日(木)

勤め人時代の同僚と時々食事をしながら老人の特権か 昔を懐かしんでいる。
このメンバーでは年2回集まっている。
待ち合わせ場所は浅草の「神谷バー」 そこでデンキ・ブランを
飲んでいると三々五々メンバーが集まってくる。
下地が出来た所で今日の会食場所駒形の「どぜう」へ。
「ちょい悪る老人」が二人店の前の床机で寛ぐ。



泥鰌は好きだが着ているものに匂いが染み付くのが敵わない。
夕食なので店にあるメニューは鯨なども含めあらかた注文したが
泥鰌鍋が一番だ、サービスの葱のザク切りをタップリのせ七味を振り掛ける。
お酒もどんどんすすむ。

店の前で若い女性達にシャッターを押してくれと頼まれる。
お安い御用とばかり押してあげたが序に一緒に写真をと云われ「パチリ」。



FSさんが仲見世の向かい側にある馴染みの蕎麦屋「やぶそば」に
行こうと言い出した。
蕎麦というより もう少し飲みたかったらしい。
ところが何と言う事かその日は定休日。
ここで我々の運命が一変した。
適当な時間になれば水上バスで浜松町に帰り解散の予定が
それでは銀座と言う事になった。

現役時代も大概一次会で失礼していたので銀座のクラブは何年ぶりか。
ハイボールを2杯ほど美味しく頂いた。
ママさんが出勤してきてカラオケを誘われた。
今更「ギンコイ」でも有るまいと鄭重に御辞退申し上げた。

明日はゴルフ FSさんはもう一軒と云ったが
ミスターマスダは事情を説明 御放免頂いた。



夜の銀座も結構賑っていた。


6月20日(金)

今年になって27回目のゴルフ。
昨日早めに切り上げた効果か87が出た。
80台から久しく遠うざかっていたので この歳になっても嬉しい。


父の日

2008年06月17日 04時31分51秒 | 家族行事
6月15日(日)


この一週間 結構忙しくスローライフとは云いがたかった。
ゴルフ2回 。
10日(火)はFY御夫妻と代官山でランチとお散歩。 
12日(木)は勤め人時代の先輩の写真展を見せてもらってから
ランチを御馳走になりながら久し振りの御高説拝聴。
陶芸2回。
フィットネスクラブ2回。

6月15日 今日は「父の日」。
この間より陶芸教室の生徒のお嬢さんが「父の日」の
プレゼントに「焼酎お湯割りカップ」を製作中。
時間の関係で素焼き・本焼を「マスダ窯」で焼いてあげて
本日の「父の日」に間に合わせてあげた。

本人はもとより教室関係者からも感謝され大変良い事をした。
お嬢さんのお父さんはきっと良い「父の日」を楽しんでおられるだろう。
お嬢さんより丁重な感謝のお手紙と桃の缶詰一個を頂いた。
缶詰一個というのが可愛らしい。
21歳のお嬢さんよりのお手紙は何故か嬉しい。
矢張りお礼の手紙はワープロでなく手書きに限るようだ。




一方ミスターマスダの「父の日」は
RELAX AND DON’T MOVE A MUSCLE TODAY・・・・
ミセスマスダが「父の日」のプレゼントにチーズを買ってきてくれた。
テレビを見ながらの昼酒は「父の日」の正しい過ごし方だ。




ロスの嫁と孫達からカードも届いているし良い「父の日」なのだろう。
流石はカード大国アメリカ 孫が出すファーザーズデー・カードがあるんだ。





法事

2008年06月15日 19時27分02秒 | 家族行事
6月8日(日)



ミセスマスダの母親の三回忌の法要に長男家族と
静岡まで出掛けた。

孫娘達はお寺の法要で「般若心経」「修証義」など和尚さんに唱和し、
いろいろ初めての経験をしたようだ。



法要が終わり 近くの料亭で会食の昼食となる。
三回忌ともなると義母の思い出話などはあまり出ず
お互いの近況報告で話に花が咲く。

ミスターマスダの陶器も評判が良く
何人からか注文を頂いた。

ミセスマスダの兄貴が藤枝で茶問屋を経営しているが
いろいろな経緯があって萩焼きの「三輪休雪」の水差しが
手許にある事が話題になった。
早速帰りに立ち寄って拝見させて貰った。
休雪の初期の作品ではないだろうか。



今回の静岡行きのもう一つの目的はミセスマスダが焼津の料亭で頼まれていた
「経木風平皿」セットが出来上がったので帰り道 納品する事もあった。

その料亭は茶寮 「游石」 といって焼津の大崩海岸の近くにある。
仕事をやめてから初めての「稼ぎ」で一同大喜び。
帰りに皆でパーとイタリアンを食べようと衆議一決。

焼津より静岡インターへは大崩海岸の上を通うる旧道をドライブ
孫娘たちも思わず「わー綺麗」と言うほど息を飲むような美しさ。
予期せぬ「おまけ」であった。



帰り道 器を売ったお金で
行きつけのイタリアンで豪華ディナー。
食後のデザートはワゴンに満載のケーキ・アイスクリーム。
パティシエが採り分けたプレートにクリームやチョコレートで
絵を描いてくれるのに孫娘達は大感激。





孫娘たちを引き連れての家族行事も無事終了。




写真展

2008年06月13日 19時56分05秒 | 家族行事
6月6日(金)

ミスターマスダの弟はプロのカメラマン。
写真にも色々なジャンルがあるが弟の専門は「建築写真」。
地味な分野だが40年以上コツコツとやっている。

最初に発表した作品は毎日新聞社より1971年に刊行した「明治の西洋館」。
日本が西欧文明を取り入れに熱心な時代に作られた明治・大正・昭和初期の
西洋風建物を丹念に記録していた写真の大集成だった。

以来 古い建築物を中心とした記録活動は海外へも広げ
また対象もインテリア・エックステリア 
建物に融合したステンドグラスにまで及んでいる。

旅行雑誌になどによく写真を発表しているが
それらを纏め直したものを写真集にして年に一度ぐらい上梓
また写真展なども定期的に開催している。

「世界遺産」 -英国産業革命の精華ー
今回の弟の写真展の表題である。
竹中工務店の新しく出来た建物の中のギャラリーで開催。


ミセスマスダと連れ立ってオープニングパーティに行く。
ギャラリーの入口は建築会社らしいパブリックアートで飾られている。



会場の入口も一目で展示内容が判る様なデザイン。
竹中工務店のスタッフが専門家と図って準備に2年掛かったそうだ。



展示も写真の迫力を倍化させる様な工夫がある。



久し振りの兄弟にこやかな語らい。



パーティでいろいろな人が御挨拶されたが
最後に弟の挨拶。



なお写真展は7月17日まで
東京都江東区新砂1-1-1
GALLERY A4 (ギャラリー エー クワッド)
電03ー6660-6011


さくら~さくら~

2008年06月12日 20時14分10秒 | 陶芸
6月6日(金)


上の孫娘が「桜」に因んだグッズのコレクションをしている。
自分の通学している中学の名前に「桜」の文字があるのがその動機らしい。
下の孫娘が「お姉チャンの為に」と桜の形のペーパーウエイトを作った。
ミスターマスダも孫娘の為に何か一つと桜のモチーフで小鉢を作る事にした。

器の形は焼き上がったがポイントになる花芯は
陶芸の絵付けが趣味の義妹に依頼。
このほど立派に金を施した「桜の小鉢」が出来上がって来た。
義妹とのコラボレーションである。

早速 孫娘の桜コレクションに加えてもらった。













梅雨の晴れ間

2008年06月06日 22時48分42秒 | ヨット
6月1日(日)


入梅なのだろう、先週は天候不順で延期となっていたヨット。
今日は「梅雨の晴れ間」 天候に恵まれ艇を出す事になった。

天候に左右されるスポーツは多いが
ヨットもその例にもれない。

サンデーセーラーにとっては

週末である事
雨が降っていないこと
雨が降りそうでない事
台風予報が出ていない事
風が強すぎない事
最低5人は乗組員が揃う事

これらの条件が揃わぬとヨットを海に出せない。

しかしこれら条件が揃っても必ずしも良いセーリングが出来る訳ではない。

風が無い場合は忍耐が必要。
波が高い場合は波をかぶるし乗り心地悪く不愉快。
寒い日は早く港に帰りたい。

今日はどうだろう。



波も無く海面は穏やか。
微風ながらヨットは走る。
仲間の船をどんどん追い抜いて行く。



我が艇はレース艇仕様なので微風には強い。
風は少し冷たいがライフジャケットを着込んでいるので問題なし。



ヨットを楽しむにはまずまずの条件が揃ったと云える。
風に向かっ金沢八景の沖まで出たところで反転
横浜に向かう。

帰路は多少追い風になり
船上ものんびり
海上ものたりのたり。