A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

タルト・タターン

2017年05月28日 10時59分57秒 | 老後
5月25日(木)


先日シドニーより遊びに来たアンドレ母娘より、
ミスターマスダはアップルパイ作りにはまっているらしいと・・・、
それならばとル・クルーゼのタルト・パンを土産にと頂戴した。

ならばと、今日はアップルパイでなくタルトタタンを焼いてみた。初挑戦としては上出来。
アップルパイに比べ作業工程は少ない上、
タルト・タタンはミスターマスダの大好物、暫くはこれでいこう。



アマリリス

2017年05月27日 16時03分09秒 | 四季の花々
5月24日(水)


我家の庭のアマリリスが咲いた。何年か前に植えた球根が毎年、毎年、約束をたがえず
この季節には大輪の花を見せ、我々を喜ばしてくれる。



この花、名前は知らない。数年前、上高地へ行った時、道すがら万屋の店先で老婆が売っていたので、
一鉢求めて来た。年々増えて、増えて、今やこの季節、庭を占拠してしまうほどである。
花が終ると同時に根から抜いて種子が残らない様にしているのだが、
なかなか強い植物のようだ。
だが、花そのものは美しい色、そして可憐で、愛すべき風情である。


ピカソ展

2017年05月26日 10時40分22秒 | 老後
5月23日(火)


計画通りなら今日から一ヶ月間のパリ生活が始まる予定だった。
体調に自信が持てず止む無く中止となった。

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん

パリの代りに田園調布のピカソ展を見学することになった。
「ピカソ、その芸術と素顔」
みぞえ画廊 田園調布

その画廊は宝来公園の閑静な住宅地の中にある。

福岡に住んでいる画廊オーナーの邸宅を画廊にしたもの。
大きな門が画廊の入り口。
広々とした玄関、胡蝶蘭が乱立している。
今をときめく麻生・菅さんなどの名札が見られる。
室内は広々としてゆっくり絵画を鑑賞出来る。
ゲルニカ空爆の前日に描き上げた「静物」
ピカソが没する一年前に描かれた「男の顔」
ロベルト・オテロ氏の写真

この「みぞえ画廊」は通常油彩画を展示販売しているギャラリーだが
画廊開館5周年を記念してピカソ展を開催している。


定期検診

2017年05月19日 11時53分31秒 | 前立腺癌
5月17日(水)


10年前に虎ノ門病院で前立腺癌の手術を行った。
以来 年2回定期検診を受けている。
本日はミセスマスダも先生に御挨拶にと同道してくれた。
特に問題なし。半年後に又検診。

ついでにお遣い物を送るため煎餅屋の播磨屋に立ち寄った。店内に展示されている「風神・雷神」は大正時代に模写されたものである。この店のサーヴィスで出た「お汁粉」は美味しい。

ランチは近くのフレンチ・カフェ「ル・プティ・トノー」
パリのカフェの雰囲気があるようでミスターマスダの
お気に入りのレストラン。
場所柄多数の外人のお客も来ている。



ここのビーフストロガノフはお薦めである。

遅ればせながら銀座の「新名所」ギンザ6の見物。
天井から吊られている草間弥生のオブジェを是非観てみたかった。水玉の南瓜 草間弥生得意のモチーフである。


店内はブランドショップと若者向けブティック どうも我々には縁遠い。
13Fのレストラン街は時間外れの割に混んでいる。いつか来てみたい。
屋上に登ってみた。狭いが池があった。地下には「能楽堂」。
澁谷・松涛にあった「観世能楽堂」を移築したもの。地下の食品売り場は菓子・パンに偏り過ぎか?  
新しい物・店が大好きな我々日本人、どの店も行列・行列,大にぎわいである。

帰りはギンブラをしながら新橋へ。途中「黒田陶苑」に立ち寄る。


アンドレ旋風(5)

2017年05月12日 12時31分05秒 | 老後
4月13日(土)

アンドレとハイディが昨夜箱根・京都の小旅行から帰って来た。
京都では伏見稲荷に感激、嵐山の美しさも。
箱根は「強羅花壇」に宿泊、
心こもった日本の「おもてなし」は忘れられないと。
スパも今まで受けたどこのスパより心がこもっていたと、日本絶賛である。
小旅行から帰って、日本最後の夜は
ハイディが親孝行の為、渋谷のホテル・セルリアンタワーに
母親のアンドレを招待したのだそうだ。

ホテルのロビーは天井も高く高級感に溢れている。
時節柄桜ずくしである。


渋谷の街中も桜・桜である.
ハイディが前衛芸術家の「草間彌生」に興味を示していたので
渋谷の駅にある岡本太郎の壁画を見に行った。
もしよければ岡本太郎美術館をと思ったが
それ程の興味はないようだったのでそれ以上薦めなかった。

今日は二人のラスト・ショッピングに合わせて観光を進める予定。
渋谷からJRで原宿へ。先ず「竹下通り」。
もう二人は若くは無いのに日本の若者ファッションに痛く興味を示した。
オーストラリアには百均は無いのか?
葛飾北斎のあの朱富士を模した扇子やコースタ、京風の髪飾り等々、色々買っていた。

竹下通りから「表参道」此処で予期せぬことが。
表参道から裏手には行ったところに小洒落たカフェやブティックがある。
裏原宿と言うらしい。ハイディがネットで調べたブティックで
ハズバンドへの土産にジャケットを買うと言う。
外国人が色々情報を持っているのに驚かされる。
背格好がハズバンドに近いという店員さんに
あれこれ試着してもらって濃紺のエレガントなものをゲット。
ブラブラ歩いているともう一軒気になる店に出会って
ここでも店員さんにモデルになって貰って、
今度はスポーティなジャケットを求める。
この十日あまりの日本への旅の間、留守と四人の子供のお世話を
一手に引き受けてくれているというのだからこのお土産も宣なるかな。

ランチは表参道の「アニヴェルセル」気に入っているカフェである。
店の名前はビル内に展示してあるシャガールの”アニヴェルセル”の原画?
昔は此処にシャガール美術館があった。

引き続き表参道散策。
少し路地を入ったところにコペンハーゲンから来ている
雑貨店・フライングタイガー。
シドニーにはまだ上陸していないようだが、この店の事も熟知している。
ユニークなアイテムが一杯。
四人の子供へのお土産をゴッソリ。


表参道に来た目的の一はナイトガウンがわりに「着物」を買う事。
アンドレは日本に来るといつも着物を土産に買っている。
所が原宿きっての有名店であるお目当ての
「インターナショナル・バザール」は休日。
それでは浅草に行くかという事で地下鉄で浅草へ。「仲見世」で着物は売っている筈。
目出度く着物数枚もゲット。

無事、今夕の便でアンドレ母娘はオーストラリアに帰国。
これでアンドレ旋風もシドニーの方へ飛んで行った。


アンドレ旋風(4)

2017年05月11日 12時26分34秒 | 老後
4月9日(日)


今日のアンドレとハイディ、昼間は二人で東京見物。
夕方銀座の”和光”で我々と待ち合わせ紀尾井町に向かう。
今夜は4人でビッグディナー。
ホテル・ニューオータニの「なだ萬」で日本食。
昨日の夕食は、お寿司だったので、少し変化をと・・。
桜尽くしの懐石料理の美しさに二人は大喜び。







食事中アンドレとハイディが今日一日の楽しかった事を話してくれた。
築地の魚市場の見学や場外での食事。
両国の相撲部屋見学。
ハイディがスマホで情報をとって抜かりなくやっているので安心だ。

帰りは弁慶橋の方から地下鉄。
弁慶堀の夜桜が印象的であった。

明日からアンドレとハイディの母娘二人は京都から箱根へ、
三泊四日の小旅行。
ミセスマスダが前もってアンドレの希望を聞いてアレンジしているし
ハイディのスマホもあるし楽しい二人旅になるだろう。
13日の東京での再会を約してバイバイ。




アンドレ旋風(3)

2017年05月08日 12時07分15秒 | 老後
4月8日(土)


アンドレ・ハイデイ親子の東京見物は六本木国立新美術館の
草間彌生の展覧会「我が永遠の魂」から始まった。

草間彌生ワールドを存分に楽しんだ後はランチ。
東京ミッドタウンの中のNIRVANA NEW YORK 
東京で本格インドカレー。
バイキングなのでほんの少しずつ何種類ものカレーを食べられるのが良い。
二人共、大層気に入ったようなので良かった。

食後は東京ミッドタウン内のこ洒落たショップで土産物捜し。
アンドレは御主人に包丁を買うと言う。
堺の包丁はプロ仕様、一本の包丁で左利き右利き、
どちらでも自由に使えるという、中々高価なものだ。
専用の砥石も同時に求めて、贈り物ラッピング 完璧。

ハイジは自分の家族用にと塗箸と有田焼きの箸置きなどを買う。東京ミッドタウンのガラスに映る桜。

東京ミッドタウンの前庭は満開の桜。素晴らしい。

さて本日の主目的 櫻見物に行こう。
何と言っても桜は靖国神社~千鳥ヶ淵コース。結構な人出である。
二人共「お御籤」を引いたところ大吉が出て大喜び。
そろそろ英文のお御籤があってもいいかも。


千鳥ヶ淵も中々良い桜だ。ハイディもシャッターを押すのに忙しい。

御堀のボートから見上げる桜はどう見えるのだろう。
最近は郊外の桜見物ばかりだったので
久し振りの靖国神社~千鳥ヶ淵は大変楽しめた。



アンドレ旋風(2)

2017年05月01日 19時51分51秒 | 老後
4月8日(土)中


アンドレ・ハイデイ親子の東京見物第一歩。
草間彌生の展覧会を観たい。ハイデイの希望である。
早速六本木の国立新美術館へ。

草間 彌生1929年長野県松本市生まれ。
幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、
それらの幻覚・幻聴を絵にし始めた。

1957年に渡米すると絵画や立体作品の制作だけではなく
ハプニングと称される過激なパフォーマンスを実行し、
1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。
草間彌生のいくつかの作品は、
水玉模様などの同一のモチーフの反復によって
絵画の画面や彫刻の表面を覆うことが特徴の一つである。

美術館の庭の木には水玉模様の布が巻きつけてあり
草間ワールドの始まりである。クリストの様だ。
会場の入り口 ポスターの草間彌生のお出迎えを受ける。

入り口にドーンと草間彌生の代表作 浮世絵へのオマージュか。
会場の作品は一部を除いて撮影可。アクリル絵具だからかな?









野外展示の大きなカボチャ。
継ぎはアンドレの期待している桜見物。
今は真っ盛り。娘のハイデイも喜ぶだろう。