A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

バローロ

2013年06月26日 09時58分42秒 | 陶芸
6月14日(金)



三週間に亘るイタリア旅行から帰ってきたSGご夫妻とランチ。
何の企画も予定もない、ただ青山のイタリアンでランチの後
どこかでお喋りをしようというだけだ。




オマール海老は美味しかった

ラム

レストラン内 中々凝ったインテリア

SGご夫妻のイタリアからのお土産は
1)イタリア赤ワイン バローロ  
ピエモンテ洲 バローロ村 セパージュはネピオーロ種
ここのソムリエがこれは良いバローロだと言っていた 嬉しい。

2)紅茶用のリキュール酒 右側。
ガラス瓶に描かれた RAVELLOの海の景色が美しい。

3)イタリアのお守り ワインボトルの横。
陶製で魔除の赤トウガラシ、にんにくがなかなか宜しい。






おかえしと言うわけではないが
ミスターマスダの最近の作品「急須」を一つ差し上げた。
最近作っている急須 この3点の評判が良いようだ。

黄瀬戸釉と織部釉の掛け合わせ

白乳濁釉

伊羅保釉





シャネル

2013年06月23日 17時10分24秒 | 家族行事
6月7日(金)


OK夫人との久しぶりに銀座での会食。

余裕を持って家を出る。
少し早めに銀座についたので和光に立ち寄り小用を済ます。
ここのトイレは立派だ。銀座でのトイレはいつもここだ。
一度見学をお勧めする。

和光のギャラリーでの写真展 、ブルース・オズボーン「親子のハーモニー」  
様々な分野の有名人の家族写真を撮ったもの。三浦雄一郎ファミリーの写真が良かった

今日のランチはシャネル。
この時期 いずこも同じ レストラン内は中年以上の女性ばかり。


入り口のディスプレなのかキャンペーンなのかシャンパンの箱・
ペリエ・ジュエ・キュヴェ 一級のシャンパンである
ボトルに施されたエミール・ガレのデザインした「白いアネモネ」の意匠が
印象的である
昔NYではお客とアールヌーボーの話をしながらよく飲んだが
今はとんと御無沙汰である

内部はシャネルらしくシックなインテリアである。
入り口近くはサロン 一輪ざしが可愛い。
ここでO夫人と落ち合うことになっている。





O夫人とのお喋りが始まる。
毎年行っているゴルフのマスターズ観戦のお土産は
ボビー・ジョーンズが創設したマスターズ第一回目のポスターのレプリカ。
ミスターマスダは最近作っている急須を差し上げた。
自分で言うのもおかしいが評判は良い。


お料理はフレンチ
量も少なくランチには丁度良い。













シャネルのロゴマーク入りのチョコレート

マカロンは中々良い



ご存じ「ババオラム」 卓上でラムを掛けて貰う



ババオラムは何時食べても美味しい





O夫人が展覧会の招待券を持ってきていた。
ランチ後 日本橋の高島屋で開催されている
「美の競演 京都画壇と神坂雪佳」展に行くことになった。

京都市美術館・細見美術館のコレクションの展示である。
琳派の後継者と言われる神坂雪佳の画業を
じっくり拝見させていただくよい機会であった。



上村松園

堂本印象

神坂雪佳





高島屋の前の[丸善] 今日の銀座に来た目的の一つである。
「近・現代巨匠陶芸作家展」どうも名前が胡散臭い。
美術展というより販売会の雰囲気。
有名作家の作品ばかりだがデイスプレの仕方が何とも悪い。
まるでフリーマーケット状態。
観賞意欲喪失。



北大路魯山人の「織部竹枕花入れ」

板谷波山の「天目茶碗」

河井寛次郎の「三色扁壷」

長い一日であった。


今年の鮎

2013年06月16日 21時55分51秒 | 家族行事
6月12日(水)


どうも空梅雨のようだが梅雨が始まった。
今年も関西の知り合いから熊本くま川の鮎が送られてきた。
昨年はこの季節球磨川方面は大雨で川が濁り、
鮎が獲れず7月になってから送られてきたが
今年は季節通りの鮎の塩焼きが楽しめる。










海外駐在をしている次男が東京出張で帰国していたので
我が家で次男夫婦と昼食となりその鮎の塩焼きが食卓に出された。
塩振りも良く焼き加減も上々 
ちょっと苦味のある腸も美味しく頂くことができた。



少し早やめだが次男より父の日のプレゼントに「ドイツのベーコン」。
16日の朝食にビールと一緒に味わうつもり。


ワイン

2013年06月08日 16時14分51秒 | 老後
5月18日(土)


注文していた普段の飲み量のワインがクール宅配便で届いた。
ボルドーの赤シャブリである。



昼食はミスターマスダがかってでてスパゲッティ・ボンゴーレ。
早速シャブリを抜いて飲みながら
少しスパゲッティのソースにもシャブリを垂らした。




今夜は伊豆で買ってきたアワビのステーキ
これにも風味付けのシャブリが必要。
お昼には少し飲んであとは夕食にとっておこう。






伊豆ドライブ(6) 従兄の家

2013年06月07日 15時59分32秒 | 家族行事
5月17日(金)


従兄の家は帰り途に沿ってある。沼津まで車で30分 、
今は沼津市に合併されているが、
昔は内浦村小海という小さな漁村で、従兄の先祖は地主だったそうだ。
ミセス・マスダの父親の生家である。

今は従兄が弟とミカン農園を経営している。
蜜柑・オレンジ・レモン・枇杷等が主たる生産物だそうだ。
元気だが80歳で悠々自適の生活を楽しんでいるようだ。
明日からローマ旅行だったらしいが、それは後から知った。
訪ねてきた我々への配慮だったのだろう、その時、その話は全くなかった。

昔は門の前の道は狭く、すぐ浜辺だったが今は埋め立てされ国道が走っている。
漁業関係の建物も立ち、二階のバルコニーからの富士山と淡島の絶景も、
少々、見にくくなっているようだ。

古い家なので古いものが沢山ある 。
これは泊まっていった高僧が描き遺して行ったものだそうだ。


従兄が庭先のミカンを

今は枇杷の季節、 農協に一個100円で卸しているそうだ
お土産に沢山頂いたので次男の家にもお裾分け



夜9時半 鶴見の自宅に帰ってきた。
二日間 450キロのドライブであった。



伊豆ドライブ(5) 西海岸

2013年06月06日 14時50分16秒 | 家族行事
5月17日(金)


天気は快晴 絶好のドライブ日和。
天城越えで下田に向かう。

新天城トンネルを越えると山中に螺旋状の下り道路が現れる
深い緑の谷間にグルグルとコンクリートの建造物 印象的である



下田に入ると「黒船祭り」で街は大変賑わっている。
下田港にパークして辺りを散策。

何かマルセーユ旧港の匂いがする 港はいいなあ

鮑のステーキが好きだ 腸(ワタ)が特に好きだ 
550グラムの鮑を500グラムにまけてもらってゲット


下田から一時間以上ドライブしたと思うが伊豆西海岸の松崎港に到着。
小さな漁港であるが我々ヨット仲間には
白石鉱次郎のSPIRIT OF YUKOH号の偉業で知られている。
1993年10月 白石さんはここ松崎港から船長50フィートのヨットで
最年少 単独 無寄港世界一周ヨットにチャレンジ 成功させた。








西伊豆の一大観光地「堂が島」に到着。
加山雄三ミュージアムが有名だが
時間があれば海に出て奇岩や洞窟巡りのクルーズも良かろう。



ここで遅めのランチ



伊豆西海岸の海岸線は見ていて飽きない。
結構時間が掛ったが天候にも恵まれエンジョーイアブルであった。



ミセス・マスダが十代の頃から大層気にいっているという安良里港
名前通りの美しい港である。
























だんだん沼津に近づいてきた。 
ヨットハーバーというかヨットの係留が増えてきた。









折角ここまで来たから近くの従兄の家に立ち寄ると
ミセスマスダが思いついた。
早速携帯で連絡を取るとウエルカム。
少し立ち寄らさせていただくことになった。










伊豆ドライブ(4) 落合楼探訪

2013年06月02日 14時37分37秒 | 家族行事
5月17日(金)

多くの文人・文化人に愛された「落合楼」だが
その良質な建築材を使った贅沢な造りは
一部は国指定登録有形文化財に指定されている。

一時期廃業になったことがあるが荒れ果てた建物を
村上氏が「落合楼 村上」として再興した。
元の関係者・従業員が自然に集まり天井から調度品まで
丁寧に修復・清掃をして往年の落合楼の輝きを取り戻したそうである。

チェックアウト前に宿の番頭さんが館内を案内してくれた。

大広間

大広間の床の間

大広間の床柱

大広間の窓 

大広間の廊下




窓には色々なパターンの組み木がはまっている ステンドグラスのようだ。











北原白秋の書(画)である。題は「雀百まで」。
宿賃の出世払いの証として書き遺したものとの説明である。





落合楼の個室の応接間。
この部屋を作家先生が執筆の為にご使用になっていた?

川のせせらぎの音も聞こえてこず
内庭に面した静かな部屋である

井上靖の原稿が机の上にのっていた

まっすぐ横浜に帰るのも芸がないので
下田を回って西伊豆の海岸線をドライブしながら今日中に帰ることにした。